こんにちは鳥巣です。1/13の帰れマンデーでは草津や四方温泉にある開運パワースポットやご利益アイテムが登場するようです。草津や四方温泉といえば、日本有数の観光地だったり、ジブリアニメの聖地として知られていますが、特にご利益のあるパワースポットを紹介しながら、ゴールにある”命を救った”とも言われるご利益の秘湯を探してみました。
「 遅咲きながらもう一花咲かせたい」という人にうってつけなお守りがあるのは?
それは草津温泉にある光泉寺です。約800年前の正治二年(1200年)に、草津領主だった湯本氏が再建したと言い伝えられています。光泉寺の僧は鎌倉幕府から地頭職を賜い、寺領として白根庄の領有を許されていたという真言密教の寺院です。
釈迦堂に安置されているご本尊の遅咲き如来は、元禄時代に東大寺公慶上人の作として伝えられています。それ以来、300年を経て世に出た仏様であることから、「遅咲き如来」として地域の人々に信仰されているそうです。
このことから、「遅咲きながらもう一度花を咲かせたい」と願う人の想いに、”遅咲き如来”が力を貸してくれるかもしれません。
この遅咲き如来の「遅咲き御守り」を手に入れれば、「遅くなったっていいじゃないか!」と思っている人の願いを叶えてくれるかもしれません。今まであまり花を咲かせられなかった人や、これからもう一花咲かせたいと願っている人には、是非お参りして願いを叶えていただければと思います。
真言宗 草津山 光泉寺
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草津穴守稲荷神社の神砂(あなもりの砂)は持ち帰って庭に撒くとご利益が?!
草津穴守稲荷は、東京・羽田にある穴守稲荷の分社です。羽田の穴守稲荷は、京急空港線の「穴守稲荷」駅の近くにあって、私も一度行ったことがあります。その穴守稲荷の由来は・・・
約200年前の江戸時代・文化文政文政の頃、鈴木新田(現在の羽田空港内)を埋め立てて開墾しようとしたところ、沿岸の堤防がしばしば激しい波浪のために決壊して大穴があき、海水が浸入しました。
そこで村人達が相談し、堤防の上に一祀をまつったところ、それから風浪の災もなく、作物がよく稔るようになったといいます。そこで村人たちは「風浪が作りし【穴】の害より田畑を【守】り給う稲荷大神」といって称え、現在の「穴守稲荷神社」となったといいます。
しかし漁に出て魚を獲ろうとしたところ、大漁だったのに篭に入れたはずの獲物の姿はなく、濡れた砂だけしか残っていなかったといいます。これは狐の仕業だということになって、穴守稲荷の社を囲んで狐を捕まえました。徳のある老人がこの狐を逃がしてやったところ、翌日からはたくさん魚が獲れるようになりました。
魚を入れる篭の中にはたくさんの魚とわずかに濡れた砂が残っていたので、その砂を庭に撒いたところ、お客さんがたくさんやってきて、大金持ちになりました。それ以来、穴守稲荷の砂は幸運をもたらすと多くの人がもらいに来るようになったそうです。
それからしばらく経った明治40年頃、東京に住んでいた染物店の主人が草津へ湯治に通って、病気平癒の記念に、常々信仰していた穴守稲荷を草津に分霊し勧請したのだそうです。これが草津穴守稲荷の起源といわれています。
草津穴守稲荷の赤い鳥居を過ぎると、急な階段の先の右側にある赤い箱の中に”福の砂”があるそうです。ちなみにスプーン1杯200円(笑) 何かの袋に入っているわけではなく、白い砂を用意されている「お砂袋」の中に自分で入れて持ち帰るのだそうです。入れるのはスプーン1杯。欲張ってたくさん入れるとご利益は半減してしまうといいますからご注意を!
神砂を撒くときには、
- 商・工・農・漁業・家内安全の招福には玄関入り口に
- 病気平癒の場合は床の下に
- 災・厄・禍除降の場合は其の方向へ
- 新築・増改築には敷地の中心へ
なのだそうです。
草津穴守稲荷神社
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多くの人の命を救った大岩の秘湯とは?
最後に行くのは草津から中之条町の山奥にある群馬・四方温泉のジブリ映画・「千と千尋の神隠し」のモデルになったともいわれる温泉旅館です。ここがゴールです。アニメ映画のモデルになったといわれているのは「積善館」という旅館で、今回の「お題目大露天風呂」のある旅館とは別の宿です。
ここに建つ「四方やまぐち館」には、「お題目大露天風呂」というのがあって、露天風呂の傍らにある大岩には、「南妙法蓮華経」というお題目が彫られているそうです。
これは昔、この地に大雨が降るとしばしば四万川があふれて付近の家や橋が流されていました。しかしこの大岩のおかげで川の流れは変わり、四方やまぐち館は無事に現在を迎えているのだといいます。その感謝の気持ちを込めて、この大岩にお題目を彫ったのだそうです。
300年あまり前の江戸延宝年間に創業したというこの旅館は、お題目露天風呂のほかにも大浴場の「薬師の湯」や渓流露天風呂「四方川の湯」などを備えた4階建て・67室の旅館です。
四万やまぐち館
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まとめ
「 遅咲きながらもう一花咲かせたい」という人にうってつけなお守りがあるのは?
それは草津温泉にある光泉寺です。釈迦堂に安置されているご本尊の遅咲き如来は、元禄時代に東大寺公慶上人の作として伝えられています。それ以来、300年を経て世に出た仏様であることから、「遅咲き如来」として地域の人々に信仰されているそうです。
草津穴守稲荷神社の神砂(あなもりの砂)は持ち帰って庭に撒くとご利益が?!
草津穴守稲荷は、東京・羽田にある穴守稲荷の分社です。羽田の穴守稲荷が建ってしばらく経った明治40年頃、東京に住んでいた染物店の主人が草津へ湯治に通って、病気平癒の記念に、常々信仰していた穴守稲荷を草津に分霊し勧請したのだそうです。これが草津穴守稲荷の起源といわれています。
多くの人の命を救った大岩の秘湯とは?
ゴールは四方温泉の「四方やまぐち館」です。ここには「お題目大露天風呂」というのがあって、露天風呂の傍らにある大岩には、「南妙法蓮華経」というお題目が彫られているそうです。これは昔、この地に大雨が降るとしばしば四万川があふれて付近の家や橋が流されていました。しかしこの大岩のおかげで川の流れは変わり、四方やまぐち館は無事に現在を迎えているのだといいます。その感謝の気持ちを込めて、この大岩にお題目を彫ったのだそうです。