こんにちは鳥巣です。3/3のあさイチでは、出雲市にある一畑薬師から中継されるようです。薬師如来といえば、病気やけがなどの苦しみを救う仏様で、仏教における医療と健康の守護仏です。そのせいか全国各地のお寺には、薬師如来が祀られているところが数多くあります。阿弥陀如来が死後にやすらぎを与えてくれるのに対して、薬師如来は、現世に願いを叶えてくれるとされています。
薬師如来とは?
薬師如来は、左手に薬壺(やっこ)を持っているのが特徴です。薬壺には“あらゆる病を治す霊薬”が入っているといいます。これにはあらゆる疫病を治して寿命を延ばし、災いを消す力があるとされています。
しかし奈良・薬師寺のご本尊である薬師如来像はその薬壺を持っていません。諸説あるのですが、古い仏さまは持たないものもあるといいます。薬壺を持つようになったのは平安時代以降で、それより古い時代のお像は薬壺を持っていません。

お寺にはお釈迦様や阿弥陀様など、様々な仏様が祀られていますが、そのなかでも病気やケガなど、私たちの身近な悩みに寄り添ってくれるのが、「薬師如来」様です。
「薬師如来」は、東方浄瑠璃世界の教主で、西方極楽浄土の教主である阿弥陀如来が死後にやすらぎを与えてくれるのに対して、薬師如来は東方(つまり現世)、現世に願いを叶えてくれるとされます。左手の薬壺は、病気やケガなど、私たちの現実の痛みや苦しみを救ってくださる現世利益の仏様で、それだけに、日本でも古来篤く信仰されてきました。
<広告の下に続きます>
一畑薬師は目のお薬師様!?
出雲の国の、宍道湖の北にある一畑薬師(いちばたやくし)は島根半島のほぼ中心部に位置する、標高200mの一畑山上にあります。「目のお薬師さま」や「子どもの無事な成長を願う仏さま」などの、多くの願いに霊験あらたかなお薬師様として、古くから全国的に篤く信仰されています。
目がよくなるためのお参りの参拝方法として、薬師如来のご真言を唱えながら本堂を時計回りに7回回る(お百度)する「お百度まいり」があります。
お賽銭して合掌して祈願した後、薬師如来のご真言、「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」と唱えながら、本堂を時計回りに7回回るというものです。最後に本堂の正面で立ち止まって、合掌一礼します。
目の悩みを抱えた人たちが全国から訪れるご利益スポットなのだそうです。
<広告の下に続きます>
目玉オヤジが見守る目のお薬師様は・・・
せっかくお参りするのですから、「眼のお薬師さま」に「心の目」をひらいていただきましょう。「吾 唯 足るを 知る」。ないことを嘆かず、今あることに感謝することが大切です。目玉おやじのように銭ばかり見ていてはいけません。「欲に転ぶな、元気にお参り」です。

やっぱり鬼太郎の作者、水木しげるさんの故郷だけあって、目玉おやじも心に残ることを言っているようです。
そして最後は目玉おやじの座禅です。三昧(さんまい)とは、囚われのない無心の世界のことで禅の最高の境地だそうです。人間は生まれながらに、浄らかな心を持っています。あれこれと、とらわれすぎて、うろたえたえていたらダメです。無心を誓いましょう。目玉おやじも座禅をして三昧に入っているようです。(参考資料:「さくらこのブログ」)

欲に溺れず、焦って右往左往することなく、ゆったりと構えていることこそが、目にも優しいのかもしれません。
また境内の薬草畑で採れたお番茶を、一畑山から湧き出る御霊水で煎じた「お茶湯」が万病に霊験があるとされています。伝統の眼身守は「目と身体のお守り」として開運アイテムなのだそうです。
<広告の下に続きます>
まとめ
薬師如来とは?
「薬師如来」は、東方浄瑠璃世界の教主で、西方極楽浄土の教主である阿弥陀如来が死後にやすらぎを与えてくれるのに対して、薬師如来は東方(つまり現世)、現世に願いを叶えてくれるとされます。左手の薬壺は、病気やケガなど、私たちの現実の痛みや苦しみを救ってくださる現世利益の仏様で、それだけに、日本でも古来篤く信仰されてきました。
一畑薬師は目のお薬師様!?
宍道湖の北にある一畑薬師は「目のお薬師さま」や「子どもの無事な成長を願う仏さま」などの、多くの願いに霊験あらたかなお薬師様として、古くから全国的に篤く信仰されています。それだけに、目の悩みを抱えた人たちが全国から訪れるご利益スポットなのだそうです。
目玉オヤジが見守る目のお薬師様は・・・
三昧(さんまい)とは、囚われのない無心の世界のことで禅の最高の境地だそうです。人間は生まれながらに、浄らかな心を持っています。あれこれと、とらわれすぎて、うろたえたえていたらダメです。無心を誓いましょう。目玉おやじも座禅をして三昧に入っているようです。欲に溺れず、焦って右往左往することなく、ゆったりと構えていることこそが、目にも心にも優しいのかもしれません。