こんにちは鳥巣です。お正月の2〜3日には毎年恒例の箱根駅伝(関東大学駅伝)が行われます。東京の大手町から神奈川県の箱根の、往復で約217km、10区間で競う駅伝競技です。今年は第100回大会ということでいつもより盛り上がっているようです。東京から箱根の間に4ヶ所の中継所がありますが、我が家の近くには平塚中継所(3区→4区)があるので、周辺の様子を調べてきました。
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箱根駅伝とは?
箱根駅伝は正式名称を「東京箱根間往復大学駅伝競走」というらしいのですが、子供の頃から湘南地域では”駅伝”といえば箱根駅伝を指していました。もっとも元旦は昔(数十年前)から、江ノ島や湘南海岸近くの道が初日の出や初詣の車で大渋滞するので、箱根駅伝は1月2日〜3日に決まっていました。
それでもお正月に伊豆や箱根に旅行に行った帰りの観光客で、箱根から茅ヶ崎間の道路は交通規制がされて大渋滞です。藤沢市の江ノ島から茅ヶ崎までのR134号線は随分前から片側2車線の立派な道になっていたのですが、茅ヶ崎〜大磯間は沿線の一部住民の反対で片側1車線のまま残されていました。
しかし数年前にこの区間もようやく4車線化が実現したので、大磯から小田原まで続く西湘バイパス(有料の自動車専用道路)とも繋がって、江ノ島〜小田原間の週末の渋滞は随分と緩和されました。
箱根駅伝は東京の大手町から、基本的には国道1号線に沿ってコース設定がされていますが、湘南海岸を走るのは茅ヶ崎から箱根に向かう西側の区間で、藤沢の影取町で藤沢バイパスを離れて遊行寺(ゆぎょうじ)の前や藤沢橋を通過して、産業道路(県道30号線)を通って茅ヶ崎市の浜須賀交差点でR134号線と合流します。
選手たちはここから湘南の海岸沿いを走ることになりますが、R134号線の両側には防砂林が生い茂っているので海を見ることはできません。
今年の秋にサザンオールスターズが野外コンサートをやった茅ヶ崎市営球場からサザンビーチの脇を通って、初めて海が見えるのは茅ヶ崎と平塚の境を流れる相模川(馬入川)にかかるトラスコ湘南大橋を渡るときですが、この橋を渡り終えるとまもなく平塚中継所です。
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平塚中継所とは?
この辺りは歩道が整備されているところもありますが、基本的に海側(写真の右側)は歩道のないところも多いので、駅伝当日には規制されていると思います。しかし往路では山側の歩道からは距離があるので(上り線は車線規制されていない)、応援するにはちょっと疎外感を感じるかもしれません。
トラスコ湘南大橋を渡ってから箱根方面に3kmほど走ると今度は平塚と大磯の境を流れる花水川にかかる花水川橋を渡ります。この橋を渡り切ったところが平塚中継所です。
以前、この場所にはコンビニがあったのですが、10年以上前に取り壊されて今は更地になっています。当日はこの場所に大会関係者やマスコミの中継車が停まっていると思いますので、一般車は自転車やバイクも含めて立ち入り禁止になります。なので観戦するのは橋の手前になると思います。
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駅伝のコースは、この平塚中継所前の唐ヶ原(とうがはら)交差点を直進して西湘バイパス(自動車専用道)方面へと向かいますが、西湘バイパスの手前で側道に入りに、一般道を大磯駅方面に進みます。もっとも湘南国際マラソンなどでは西湘バイパスの大磯ー二宮間を封鎖して選手が走るのですが、箱根駅伝では西湘バイパスは通りません。
平塚中継所の周辺には駐車場がありませんし、車やバイクを停めておく場所もないので、観戦にはJR大磯駅から徒歩で行くことをお勧めします。付近の住民の方も歩いて来ているようです。
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平塚中継所の通過予想時間は、往路だと概ね午前11:00頃です。周辺の交通規制が11:45〜11:35なので、選手や関係者はこれくらいの時間に通過するはずです。
唐ヶ原交差点を過ぎると1.5kmほどで国道1号線と合流しますが、この区間は道もあまり広くないので住民以外の観戦はお勧めしません。JR大磯駅に向かう道と国道1号線との交差点を左折すると、ここから先は箱根までずっと1号線を通ることになります。
復路も同じ場所が中継所になりますが、復路では箱根を朝8:00にスタートするので、平塚中継所の通過時間は午前10:00頃です。復路だと上り車線側を通るので、山側の歩道からの観戦がいいですね。都内や横浜市内に比べると西湘地域では観戦の人もさほどいないので、立錐の余地もないなんてことはないと思います。
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箱根駅伝のコースと区間距離は?
第1区から5区までのコースは
第1区:東京・大手町ー鶴見中継所:21.3km
第2区:鶴見中継所ー戸塚中継所:23.1km
第3区:戸塚中継所ー平塚中継所:21.4km
第4区:平塚中継所ー小田原中継所:20.9km
第5区:小田原中継所ー箱根往路フィニッシュ:20.8km
となっています。
2023年(99回大会)の記録は、
往路優勝:駒澤大学(5時間23分10秒)
復路優勝:駒澤大学(5時間24分1秒)
総合優勝:駒澤大学(10時間47分11秒)
でした。
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歴代優勝校はどこ?
最近10年の優勝校と記録は以下のとおりです。
2023年:駒澤大学(10時間47分11秒)
2022年:青山学院大学(10時間43分42秒)
2021年:駒澤大学(10時間56分4秒)
2020年:青山学院大学(10時間45分23秒)
2019年:東海大学(10時間52分9秒)
2018年:青山学院大学(10時間57分39秒)
2017年:青山学院大学(11時間4分10秒)
2016年:青山学院大学(10時間53分25秒)
2015年:青山学院大学(10時間49分27秒)
2014年:東洋大学(10時間52分51秒)
さすが原監督の青山学院は強いですね。でも私の印象に残っているのは、90回大会まで3度の優勝を遂げた東洋大学ですね。山の神・柏原竜二選手の5区の箱根の登りの爆走は今でも脳裏に残っているほどです。
柏原選手はその後、富士通に就職しましたが、今でも文化放送の「箱根駅伝出場大学応援ラジオ・箱根駅伝への道」でナビゲータを務めています。
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箱根駅伝のまとめ
箱根駅伝とは?
正式名称を「東京箱根間往復大学駅伝競走」といい、東京の大手町から基本的には国道1号線に沿って神奈川県の箱根までの往復約127km、10区間を、2日間の日程で走る駅伝競技です。
平塚中継所とは?
第3区の戸塚中継所からの21.4kmと、第4区の小田原中継所までの20.9kmを繋ぐ、神奈川県平塚市にある箱根駅伝の中継所です。第4区は箱根の山登りの第5区を控えた区間のため、各チームは山登りの前にどれだけライバルチームを引き離すかの勝負に出る区間の始まりです。
箱根駅伝のコースと区間距離は?
第1区:東京・大手町ー鶴見中継所:21.3km
第2区:鶴見中継所ー戸塚中継所:23.1km
第3区:戸塚中継所ー平塚中継所:21.4km
第4区:平塚中継所ー小田原中継所:20.9km
第5区:小田原中継所ー箱根往路フィニッシュ:20.8km
です。
歴代優勝校はどこ?
過去3回は、2023年:駒澤大学、2022年:青山学院大学、2021年:駒澤大学でしたが、2015〜2018年には青山学院大学が4連覇を果たした記録も残っています。