いつもの料理から、ちょっと途中下車?|塚田僚一が中央線で見つけた「ちょっと変わったおいしいもの」【ぶらり途中下車の旅】

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冷やし中華といえば、きゅうりに錦糸卵、チャーシュー。クレープといえば、生クリームやフルーツ――。
私たちはいつの間にか、料理の名前を聞いただけで「こんな味だろうな」と、その姿まで思い浮かべています。でも、いつもの料理が、いつもの場所からちょっとだけ途中下車したら?

今回の『ぶらり途中下車の旅』は、塚田僚一さんが中央本線・中央線をぶらり旅。そこで出会うのは、コーンポタージュ風のスープで味わう冷やし中華に、カタラーナを使ったクレープ。そして、チャーシューに合わせる卵かけごはんまで!どれも知っている料理なのに、組み合わせが少し変わるだけで、なんだか知らない料理に見えてきます。

電車の旅も、いつもの駅で降りれば、いつもの景色。
けれど、知らない駅でふらりと降りてみれば、思いがけない風景に出会うことがあります。もしかすると料理だって、同じなのかもしれません。

いつもの食べ方から、ちょっと途中下車してみる。すると、その先にはどんな「おいしい」が待っているのでしょう?今回は中央線をぶらりと巡りながら、そんな「ちょっと変わったおいしいもの」を探してみましょう。

【放送日:2026年9月9日(土)9:25 -10:30・日テレ】

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中央線の旅は、空から始まる?

中央本線の車窓を眺めながら、東京から西へ向かっていくと、少しずつ景色が変わっていきます。街並みの向こうに山が見え始め、やがて相模湖の周辺へ。今回、塚田僚一さんの旅は、そんな自然に囲まれた場所から始まりそうです。番組予告に登場するのが、「絶景の中を漕ぎながら行く!青空ペダル」という、なんとも気持ちよさそうな乗り物。

これは相模湖にあるレジャー施設「さがみ湖MORI MORI」のアトラクション、「青空ペダル」ではないかと思われます。青空ペダルは、その名の通り自分でペダルを漕ぎながら進む空中アトラクション。地上からの高さは最大およそ16メートル。しかも高台にあるため、眼下には相模湖や周囲の山々を望むことができます。

絶景を楽しみながら空中散歩――。……と言えば、とても優雅なのですが。高いところが苦手な人にとっては、「いやいや、景色を楽しんでいる場合じゃない💦」となりそうです(笑)。

それでも、いつもの中央線を降りて、今度は自分の足でペダルを漕いで空へ。考えてみれば、これも立派な「途中下車」なのかもしれません。目的地へまっすぐ向かうだけなら、見ることのなかった景色。いつもの電車を降りて、少しだけ違う場所へ寄り道してみる。すると、そこには車窓からでは見えなかった景色が待っています。

さがみ湖 MORI MORI

そして今回の旅では、このあと「食べるもの」まで、いつもの場所から少しずつ途中下車していくことになりそうです。まず向かうのは八王子。そこで待っているのは――カタラーナを、クレープにしてしまったお店です。

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カタラーナを、クレープにしてしまった?

相模湖の空から中央線を東京方面へ。次に途中下車するのは、八王子になりそうです。番組予告に登場するのは、「西洋の城のような建物で食べる!カタラーナのクレープ」

そのお店と思われるのが、八王子市大谷町にあるクレープカフェ、「RADIANT CALM(レイディアント カーム)」です。2024年にオープンしたお店で、場所は北八王子駅から1kmほど。白亜の洋館のような建物の2階にあります。……というか。本当にお城みたい(笑)。

何も知らずに付き合いたてのカップルが夜、この建物の前を通ったら、「ここ、本当にクレープ屋さん……?」と、ちょっと戸惑ってしまいそうです(笑)。

そんな非日常感のある建物で味わえるのが、普通のクレープとは少し違った「ちょっとリッチな大人のクレープ」。お店では「ここでしか食べられない」をコンセプトに、ナイフとフォークで味わうクレープを提供しています。

(出典:Googleマップ)
(出典:Googleマップ)

そして今回、塚田僚一さんが味わうと思われるのが、「カタラーナとリンゴのキャラメリゼ」というクレープです。カタラーナとは、卵や牛乳・生クリームなどを使った濃厚な冷たいデザート。

そこへキャラメリゼしたリンゴ、生クリーム、クルミなどを合わせた一皿で、冷たいカタラーナとリンゴの食感、キャラメルのほろ苦さなどを一緒に楽しめるクレープになっています。

でも、ここでちょっと不思議なのは――なぜカタラーナを、そのまま食べなかったのでしょう? カタラーナだけでも、立派なデザートです。クレープだって、それだけで一つの料理。それなのに二つを組み合わせてしまった。けれど、それこそが今回の旅で探している「いつもの料理から、ちょっと途中下車」なのかもしれません。

クレープカフェRadiant calm(レイディアントカーム)

知っている料理を、そのまま終着駅にしない。「これと、あれを一緒にしたらどうなるだろう?」そんな小さな寄り道から、まだ知らなかった味が生まれていく。

そして中央線をさらに東京方面へ向かうと――今度はもっと大胆に途中下車してしまった料理が待っているようです。だって次は、コーンポタージュ風スープの、冷やし中華ですから(笑)。

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冷やし中華が、コーンポタージュに途中下車!?

中央線をさらに東京方面へ。今回の旅で最後の「ちょっと変わったおいしいもの」となりそうなのが、中野にある「福籠叉焼(フーロンチャーシュー)」です。

中野駅北口から歩いて8分ほど、薬師あいロード商店街にあるこちらのお店。名前に「叉焼」と掲げている通り、主役はもちろんチャーシューです。自家製チャーシューは4日間かけて作られ、豚肩ロースや豚モモ、豚バラなど、それぞれ違った味わいや食感を楽しめるのだとか。

ところが今回、番組予告で気になったのは――「コーンポタージュ風スープの冷やし中華」
……えっ? 冷やし中華って、そんなところに途中下車していいの?(笑)

そもそも冷やし中華は、その名前から中国料理のように思えますが、私たちがよく知るスタイルは日本で生まれた料理とされています。そこへ今度は、とうもろこしのまろやかな甘みを思わせるコーンポタージュ風のスープ。

いつもの酸味のある冷やし中華を想像していると、頭の中で味がなかなか結びつきません。でも福籠叉焼では、これまでもトマトを丸ごと使った冷やし中華など、季節ごとに趣向を凝らした麺料理を提供してきました。中野区の観光情報でも「1か月に2回ほど新メニューが登場」と紹介されています。

つまり、冷やし中華を「こういうもの」と決めつけず、「次は、どこへ行ったらおいしくなる?」と考えてきたお店なのかもしれません。そして、もうひとつ気になるのが、「チャーシューに合う!卵かけごはん」です。

こちらには「TKCG」と呼ばれるチャーシュー専用の卵かけごはんがあり、チャーシュー用のタレと一緒に味わうスタイル。中野区の紹介記事でも、卵かけごはんにチャーシューをのせて食べる様子が紹介されています。

ラーメンの脇役になりがちなチャーシューを、卵かけごはんと合わせて主役として味わう。これもまた、いつもの食べ方から少しだけ外れた「途中下車」なのでしょう。

福籠叉焼

カタラーナはクレープへ。冷やし中華はコーンポタージュ風へ。チャーシューは卵かけごはんへ。今回、中央線で出会う料理はどれも、私たちがよく知っているものばかりです。なのに、ほんの少し行き先を変えただけで、「それ、どんな味なんだろう?」と、もう一度食べてみたくなる。

もしかすると「おいしいもの」を生み出すのに必要なのは、まったく新しい料理を発明することだけではないのかもしれません。いつもの料理を、いつもの終着駅まで行かせない。ちょっと手前で降りて、知らないものと出会わせてみる。そんな「食の途中下車」から、新しいおいしさが始まることもあるのでしょう。

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いつもの料理から、ちょっと途中下車?

今回、塚田僚一さんが中央線の旅で出会うのは、どれもどこかで見たことのある料理です。カタラーナも、クレープも、冷やし中華も、コーンポタージュも、卵かけごはんも、チャーシューも。それぞれなら、私たちはもう味を知っているつもりです。

ところが、いつもの組み合わせから少し外れてみると、「それ、どんな味なんだろう?」と、知っていたはずの料理が急に新しく見えてきます。考えてみれば、それは「ぶらり途中下車の旅」そのものなのかもしれません。

いつもの電車も、目的地までまっすぐ乗っていれば、いつもの景色。けれど、普段は降りない駅でふらりと降りてみれば、知らなかった店や風景、人との出会いが待っています。

料理だって、きっと同じ。いつもの食べ方を「これが正解」と決めず、ときには違う組み合わせへ寄り道してみる。いつもの料理を、いつもの終着駅まで行かせない。

そんな小さな途中下車の先に、まだ知らなかった「おいしい」が待っているのかもしれません。今度、よく知っている料理を前にしたら――あなたもちょっとだけ、途中下車してみませんか?


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