ブロッコリーの国内出荷量ランキングは?栄養素は?カリフラワーとの違いは?【あさイチ】

BLOG
スポンサーリンク

こんにちは鳥巣です。4/10のあさイチでは埼玉県深谷市からブロッコリーの中継があるようです。深谷といえば「深谷ネギ」で、特に関東人には有名ですが。ブロッコリーの生産も盛んだとは知りませんでした。収穫量は1位の北海道に次いで第2位。8.87%と、北海道の15.52%とは倍近い差がありますが、3位以下とは僅差で並んでいます。

ブロッコリーの収穫量全国ランキングは?

ブロッコリーの年間収穫量の全国ランキングは2023年度で、

  1. 北海道(15.52%)
  2. 埼玉県(8.87%)
  3. 愛知県(8.34%)

となっていて、過去10年間のデータを平均すると、1位北海道、2位愛知県、3位埼玉県となっています。(ジャパンクロップス調べ)

ブロッコリーの原産地は地中海沿岸で、耐暑・耐寒性は強いですが、生育には温暖な気候が望ましいようです。もっとも北海道が国内収穫量ランキングのトップにいるということは、それなりに冷涼な土地でも栽培が可能だということなのでしょう。栽培に適した温度は15~20℃なので、近年の日本の猛暑では、北海道の方が適しているのかもしれません。

常温でも外見が変化しないカリフラワーに対して、ブロッコリーは収穫後すぐに低温保存しないと、変色が進んでしまうことから、輸送中の保存技術が未熟だった頃には、ブロッコリーの流通量は、カリフラワーに大きく水をあけられていました。

確かに私が子供だった頃には、食卓にはブロッコリーよりもカリフラワーがのることが多かったような気がします。我が家でも近所の農家で、新鮮なブロッコリーが手に入ると、その日のうちに調理して食べてしまったり、茹でてから冷蔵庫で保存しています。

<広告の下に続きます>

ブロッコリーにはどんな栄養素があるの?

緑黄色野菜であるブロッコリーには、ベータカロチンという栄養素が、カリフラワーの約50倍も含まれています。ベータカロチンは、皮膚や粘膜の健康維持、免疫力アップ、視力の維持、免疫の強化、がんの予防、アンチエイジングなどに効果があるといわれ、健康食品やサプリメントとしても注目されています。

もっともそれは生で食べた場合のことで、ブロッコリーは茹でるとビタミンが損なわれるという欠点もよく知られています。その点、カリフラワーは茹でてもビタミンがほとんど損なわれません。

ただ冬のブロッコリーには、やや紫色がかったものがあります。これはマイナスの変色ではありません。実は紫がかっているのは、抗酸化作用のあるアントシアニン(ポリフェノールの一種)を出しているからです。これによってかえって栄養価が高くなり、しかも甘くなっているとのことです。

<広告の下に続きます>

カリフラワーとブロッコリーはどう違うの?

ブロッコリーもカリフラワーも、どちらもアブラナ科の植物です。アブラナ科の野菜は多く、他にキャベツや白菜・小松菜・ちんげんさい・ケール・大根・かぶなども含まれています。ブロッコリーは、その中ではキャベツに近い仲間とされているようです。

キャベツの仲間のカイラン(芥藍)を改良したものがブロッコリーだそうです。その名前は、イタリア語で茎のことをブロッコと言ったことからきています。私たちが普通に食べている部分は、小さな蕾がたくさん集まった花蕾でした。もちろん蕾ですから、放っておくと黄色い花が咲きますが、食べても大丈夫です。

かつて昭和の時代には、圧倒的にカリフラワーが優勢でしたが、1980年頃からブロッコリーの生産や流通が急速に拡大して、現在では年間の取扱量が、ブロッコリーが13万トン、カリフラワーが約2万トンと形勢は完全に逆転しています。(東京中央卸売市場)

前述したように、カリフラワーは常温で保存がきくのに、ブロッコリーは低温で保存しないとすぐに変色してしまいます。流通段階で冷蔵保存の技術がまだ未熟だったこともあって、昭和30年代(高度成長期)には、カリフラワーの方が、先に食卓にあがりました。その頃には、ホワイトアスパラガス・セロリと合わせて洋菜の三白と称されていました。

<広告の下に続きます>

まとめ

ブロッコリーの収穫量全国ランキングは?

ブロッコリーの年間収穫量の全国ランキングは2023年度で、

  1. 北海道(15.52%)
  2. 埼玉県(8.87%)
  3. 愛知県(8.34%)

となっていて、過去10年間のデータを平均すると、1位北海道、2位愛知県、3位埼玉県となっています。

ブロッコリーにはどんな栄養素があるの?

緑黄色野菜であるブロッコリーには、ベータカロチンという栄養素が、カリフラワーの約50倍も含まれています。ベータカロチンは、皮膚や粘膜の健康維持、免疫力アップ、視力の維持、免疫の強化、がんの予防、アンチエイジングなどに効果があるといわれ、健康食品やサプリメントとしても注目されています。もっともそれは生で食べた場合のことで、ブロッコリーは茹でるとビタミンが損なわれるという欠点もよく知られています。その点、カリフラワーは茹でてもビタミンがほとんど損なわれません。

カリフラワーとブロッコリーはどう違うの?

カリフラワーは常温で保存がきくのに、ブロッコリーは低温で保存しないとすぐに変色してしまいます。流通段階で冷蔵保存の技術がまだ未熟だったこともあって、昭和30年代(高度成長期)には、カリフラワーの方が、先に食卓にあがりました。1980年頃からブロッコリーの生産や流通が急速に拡大して、現在では年間の取扱量が、ブロッコリーが13万トン、カリフラワーが約2万トンと形勢は完全に逆転しています。

タイトルとURLをコピーしました