白川郷ってどんなところ?合掌造りは白川郷だけなの?開運の蛇文字って?ご当地グルメ「つけすて」や「すったて」ってなに?【帰れマンデー】

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こんにちは鳥巣です。2/10の帰れマンデーでは白川郷が特集されるようです。私も何度か行ったことがありますが、世界遺産だけあって”観光地然”とした雰囲気にはちょっと違和感を感じたものですが、まだ誰も知らない白川郷の秘密や開運アイテムが登場するのではないかと、当日の番組を楽しみにしています。

白川郷ってどんなところ?合掌造りだけが有名なの?

世界遺産にもなっている白川郷といえば合掌造りで有名ですが、日本では他にも合掌造りのあるところはあるのでしょうか?

合掌造りとは、木材を手の平を合わせたように山のような形に組み合わせて建てられた住居で、茅葺きの屋根が特徴です。岐阜県の白川郷で見られます。

その特徴は、

  • 左右の掌を合わせた腕の形に由来する「合掌」という名前
  • 屋根の両端が三角形になっている「切妻合掌造り」という構造
  • 釘を使わず、木を組み合わせて縄やネソで結束する柔構造50~60度の急勾配の屋根で雪が積もりにくい

などがあって、かつてこの地域で行われていた養蚕(カイコの糸で絹糸を作る)のために、屋根裏を作業スペースとして利用できるようになっているのも大きな特徴です。

白川郷の他には付近にも「五箇山(ごかやま)合掌の里」や「相良(あいら)合掌造り集落」などの岐阜から富山にかけての豪雪地帯でも見られます。いずれも白川郷とよく似た造りの住居が並んでいるので、この地域特有の文化なのかもしれません。

白川郷や五箇山の合掌造り集落は観光地化されているところも多いのですが、今でも住人は合掌造りの家に実際に住んで生活しています。観光客向けの食堂や売店もたくさんありますが、その地域で古くから受け継がれてきた食べ物なども、アレンジして提供している施設もあります。

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白川郷のご当地グルメ「つけすて」や「すったて」ってなに?

白川郷では地元に伝わる「つけすて」、「すったて」というグルメが紹介されるようですが、これはいったいどんなものなのでしょうか?

「つけすて」とは簡単に言えば”漬物ステーキ”のことです。かつて冬の間は野菜が採れないので、保存食として夏の間に作っておいた漬物をステーキのように焼いて食べていた料理です。先人たちは、”寒さで凍った漬物をどうしようか…?”と考えた末に、朴葉に乗せて囲炉裏端で温めて食べたのだそうです。それが「漬物ステーキ」の始まりと言われています。

レシピの一例を紹介すると、材料は、
 〇切り漬け(白菜や赤カブ等)
 〇卵
 〇醤油 又は だし醤油
の三つだけです。作り方は、

  • 1.フライパンに油をひく(油はなんでもOK)
  • 2.水気を絞った漬けもの切ってをよく炒める
  • 3.醤油又はだし醤油を適量かける
  • 4.溶き卵をかけ火を止める
  • 5.器や鉄板に盛り付け、お好みで鰹節や七味(材料外)をかけて完成

というわけです。ただし漬物自体が既にしょっぱいので、醬油の量は加減してください。

つけすて(出典:岐阜の旅ガイド)
つけすて(出典:岐阜の旅ガイド)

また「すったて」という料理は、石臼ですりつぶした大豆に、味噌や醤油をベースにした出汁から作られた郷土料理です。白川郷では祝い事や仏教の行事の時に食べられていたといいます。茹でた大豆をすり鉢や石臼などですりつぶしたものを「すったて」と呼んでいます。”すったて”は”すりたて”が訛った言葉という説もあります。

 「白川郷平瀬温泉飛騨牛すったて鍋」は、この郷土料理をより多くの人に味わってもらうために、白川村南部地域の有志で結成された『白川郷鍋食い隊』が鍋料理にアレンジした逸品です。

山の奥深い白川村では、やせた土地でも育ち、たくさん収穫できる大豆が貴重なタンパク源として盛んに栽培されていました。その大豆を使って味噌や豆腐がつくられていて、豆腐を作る過程で「すったて汁」が誕生したと言われています。今のように冷蔵庫が普及していなかったころには、夏場はすぐに悪くなるため、秋から冬、春先までの時期に食べられることが多かったようです。

すったて汁(出典:農林水産省)
すったて汁(出典:農林水産省)

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開運の「「蛇文字」ってどんなもの?

また白川郷にある神田家住宅では、”開運の蛇文字”を見せてもらったようです。これはアオダイショウという蛇(無毒)の抜け殻で描いた『寿』という文字で、蛇文字と呼ばれ、縁起が良いと、最近人気急上昇のスポットなのだそうです。

蛇文字(出典:神田家Instafram)
蛇文字(出典:神田家Instafram)

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まとめ

白川郷ってどんなところ?合掌造りだけが有名なの?

白川郷の他には付近にも「五箇山(ごかやま)合掌の里」や「相良(あいら)合掌造り集落」などの岐阜から富山にかけての豪雪地帯でも見られます。いずれも白川郷とよく似た造りの住居が並んでいるので、この地域特有の文化なのかもしれません。

白川郷のご当地グルメ「つけすて」や「すったて」ってなに?

「つけすて」とは簡単に言えば”漬物ステーキ”のことです。かつて冬の間は野菜が採れないので、保存食として夏の間に作っておいた漬物をステーキのように焼いて食べていた料理です。先人たちは、”寒さで凍った漬物をどうしようか…?”と考えた末に、朴葉に乗せて囲炉裏端で温めて食べたのだそうです。それが「漬物ステーキ」の始まりと言われています。
また「すったて」という料理は、石臼ですりつぶした大豆に、味噌や醤油をベースにした出汁から作られた郷土料理です。茹でた大豆をすり鉢や石臼などですりつぶしたものを「すったて」と呼んでいます。

開運の「「蛇文字」ってどんなもの?

白川郷にある神田家住宅では、”開運の蛇文字”を見せてもらったようです。これはアオダイショウという蛇(無毒)の抜け殻で描いた『寿』という文字で、蛇文字と呼ばれ、縁起が良いと、最近人気急上昇のスポットだそうです。

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