こんにちは鳥巣です。12/4のあさイチでは、北海道で一番古い「知内(しりうち)温泉」にできたサウナから中継されるようです。知内町は、北海道新幹線で北海道最初の駅、「木古内(きこない)」駅がある木古内町の隣にある町です。そして知内町にある知内温泉は、北海道最古の温泉と言われています。ここに新しくできた源泉熱を使ったサウナができたというので調べてみました。
知内温泉の発祥と歴史は?どんなところ?
北海道最古の知内温泉は「大野土佐日記」によれば元久2年(1205)に、砂金を求めて北海道にやってきた荒木大学の渡来によるものと言われています。
荒木大学が、チリオチ(※アイヌ語で「チリ・オチ(鳥いるところ)」)(今の知内町)の浜に上陸したのが1205年と言われ、そこで金塊にも見える輝く石を見つけた水夫は、故郷である甲斐の国の領主だった荒木大学に献上したといいます。これによって荒木大学は幕府から、蝦夷ヶ千島の金山見立てを命じられました。知内町は北海道で最初に砂金を採取した伝承を持つ町です。
知内温泉は宝治元年(1247)7月25日に薬師堂を建立したのが始まりとされています。最上徳内が標した「東蝦夷地道中記」に知内温泉の薬師堂の棟札には「施主、荒木大学湯主徳蔵応永11年(1404年)の銘があることを発見した」とあり、既にこの時には温泉薬師堂が建立されていたことは明らかになっています。
今でも、知内温泉の敷地内には豊富な湯量を誇る5本の源泉が流れていて、すべてが源泉かけ流しで、すべて自噴しているものを使用しているそうです。
また源泉によって泉質が違うので、その日の体調や症状によって使い分けることもできるそうです。「腰痛にはこの源泉がいい」とか、「肌荒れにはこの源泉が効く」といったことを、常連の方々は仰るそうです。
そんなことから知内温泉のポテンシャルを検討していた時に、大自然ごと温泉を楽しむにはサウナが必要だと考えたのだそうです。
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長い歴史とともに絶えることのない源泉は、温泉の裏手に湯華(ゆばな)が石化して巨大なドームを造り、浴槽や浴室の床に歴史の証拠とも言える湯華が石化して、何重にもなった段を作っています。
知内温泉旅館 ユートピア和楽園
- 北海道上磯郡知内町湯ノ里284
- TEL:01392-6-2341
- URL:https://shiriuchionsen.com/
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源泉熱のサウナってどんなもの?
知内温泉には5本の源泉があって、源泉の温度は65℃といいますから、温泉としてはかなり熱い方だと思います。私は最近では佐賀県の武雄温泉に行きました。源泉に近い温度の“あつ湯”で45℃くらいでしたが、それでもかなり熱かったので、65℃では熱くて入っていられないと思います。
しかしサウナの温度としては、やや温めの温度のような気がします。私はサウナがちょっと苦手なのであまり経験はないのですが、普通のサウナだと室温が80~100℃くらいはあったような気がします。
と思ったらやはりサウナストーブもあるんですね。室内の中央をつらぬく温泉には、豊富な湯量を誇る知内温泉の源泉が流れています。これでサウナ内は十分な湿度と温度が熱々に保たれていますが、それに加えてエストニア製のサウナストーブも置いてあります。
真水でストーブにロウリュ(掛水)すると、熱い蒸気が立ち上るそうで、サウナ内は3段の段差があり、一番上は100度を超える熱さですが、中段は程よく、下段はゆっくりおしゃべりを楽しめるくらいの温度なんだそうです。
一度、北海道の温泉の歴史を感じながら温泉に浸かってみたいものです。でも私はサウナは入らなくてもいいかな(笑)
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まとめ
知内温泉の発祥と歴史は?どんなところ?
北海道最古の知内温泉の起源、は元久2年(1205)に、砂金を求めて北海道にやってきた荒木大学の渡来によるものと言われています。宝治元年(1247)7月25日に知内温泉に薬師堂を建立したのが始まりとされています。
源泉熱のサウナってどんなもの?
知内温泉には5本の源泉があり、源泉の温度は65℃といいますから、温泉としてはかなり熱い方だと思います。しかしサウナの温度としては、ややぬるめの温度のような気がします。そこで室内の中央には源泉を流して、サウナ内は十分な湿度と温度が熱々に保たれていますが、それに加えてエストニア製のサウナストーブも置いてあります。