萩の”猫寺”はどこ?御朱印は?ネコグッズは?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。9/25のあさイチでは萩市にある猫寺から中継が繋がるようです。ネコをフューチャーしたお寺は全国にもたくさんあるようですが、萩の猫寺・運林寺には猫寺となったワケも伝わっているようです。

“猫寺”として親しまれている萩の雲林寺の由来とは?

萩のネコ寺は、「栖月山 雲林寺(せいげつざん うんりんじ)」といいます。萩の市街地から西に約25kmほど,車で30分ほど離れた山あいにあります。

このお寺は「ネコ寺」という愛称で親しまれ、日本や世界各地から猫好きが集まる、「猫好きの聖地」になっています。一見すると普通の小さなお寺ですが中に入ってみるとその理由が分かります。

正面の石階段から門を見上げると思わず、「ねこ!」と呟くほど、可愛らしい猫の像がずらりと並んでいます。

雲林寺(出典:「カラふる」)
雲林寺(出典:「カラふる」)

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猫寺となった雲林寺の由来にはこんな伝説が残っています。

江戸時代後期、長州藩の藩祖・毛利輝元に仕えていた長井元房という家臣がいました。元房にはとてもかわいがっていた猫がいましたが、元房は毛利輝元が亡くなると後を追って自ら命を絶ってしまいます。

残された猫は元房の死を悲しんで墓のそばから離れようとせず、やがて猫は元房の墓の前で自ら舌をかんで死んでしまいました。その後、夜になるとあたりに猫の鳴く声がするようになります。猫をあわれんだ天樹院の僧が供養すると、不思議とその声はおさまったといいます。猫はよく薄情だとか、三日で恩を忘れるとか言われたりしますが、猫好きとしてはなんだか心がホッとするお話です。

この伝説に登場する天樹院は、現在は輝元の墓所が残るのみの廃寺となっており、その傍らで元房も眠っています。雲林寺はその天樹院の末寺で長い間、空き寺となっていましたが、1996年に現在の角田慈成住職が受け継ぐことになったそうです。

その後、角田住職が、元房の親族の収集していたたくさんの招き猫を譲り受けて雲林寺に展示すると、猫の置物などを持ってこられる参拝者が増えたため、雲林寺では天樹院の住職にならい、猫の魂を慰めようと発願して猫好きが集まる「ネコ寺」となったと言われています。

雲林寺の招き猫コレクション(出典:「おいでませ山口へ」)
雲林寺の招き猫コレクションの一部(出典:「おいでませ山口へ」)

雲林寺(ネコ寺)

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雲林寺にある猫グッズは?

雲林寺は普通のお寺なのでお守りやおみくじ、参拝記念に御朱印をいただくことができます。

御朱印やお守り(出典:「カラふる」)
御朱印やお守り(出典:「カラふる」)

他にもご住職と奥様が描かれるトートバッグやトレーナー、ステッカーなどのオリジナルアイテムも販売されているようです。

オリジナルトート(出典:「おいでませ山口へ」)
オリジナルトート(出典:「おいでませ山口へ」)

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ステッカーやオリジナルトレーナー(出典:「カラふる」)
ステッカーやオリジナルトレーナー(出典:「カラふる」)

私が子供の頃には、「おいでやす山口へ」という山口県をアピールするテレビCMがあったり、修学旅行やフグ三昧旅行で何度か山口を訪れたことはありますが、さすがにこの「猫寺」には行ったことがありませんでした。

全国区ではあまり有名ではありませんが、山口市の香山(こうざん)公園にある瑠璃光寺(るりこうじ)の国宝・五重塔(現在修復中・2026年3月まで)など、下関のフグだけではない魅力が盛りだくさんです。そういえば卓球メダリストで元日本代表の石川佳純さんの地元も山口県ですね。

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