なぜ米子では茶碗蒸しに春雨を入れるの?どういう食感?その発祥は?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。2/18のあさイチでは鳥取県・米子の春雨入りの茶碗蒸しが中継されるようです。今まで春雨の入った茶碗蒸しは食べたことがありませんが、米子の人はどうして茶碗蒸しに春雨を入れようと思ったのでしょうか?そして気になるその食感はどうなのでしょうか?

なぜ米子では茶碗蒸しに春雨を入れるの?

米子市内を中心とした鳥取県の西部では、茶碗蒸しと言えば、春雨入りが一般的なのだそうです。一説によると、昔、卵がまだ高かった時代に、茶碗蒸しをカサ増しするために春雨を入れたのではないかと言われているそうです。

そういえば以前に家でたこ焼きを作ったときに、大阪出身の友人は、タコや揚げ玉の他に、細かく刻んだコンニャクを入れていました。それまでコンニャク入りのたこ焼きは食べたことがありませんでしたが、大阪人は当たり前のようにたこ焼きにこんにゃくを入れていたことを思い出します。

そしてこのたこ焼きは、なんとも絶妙な食感で、(高かったタコの)代わりを果たしたどころか、それ以来、我が家のたこ焼きには、必ずこんにゃくが入るようになりました。米子の春雨入り茶碗蒸しも同じような理由で入れたのかもしれません。

茶碗蒸しはどちらかといえば、卵以外は具の歯ごたえだけが頼りです。かまぼこなどを入れたりもしますが、確かにこれにさらに歯ごたえが加われば、満腹感も増加するような気がします。

春雨入り茶碗蒸し(出典:デイリーポータルZ)
春雨入り茶碗蒸し(出典:デイリーポータルZ)

我が家なら「マロニーちゃん」を入れるところですが、どちらも原料にはジャガイモのでんぷんなどが使われていたりするので、似たようなものかもしれません。

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「春雨入りだよ茶わん蒸しは愛好会」という団体もある米子市

現在では茶碗蒸しに入れる春雨は、細めの食感のしっかりしたものが主流ですが、地元の年配者に聞くと、やや太めのやわらかいものが定番なのだそうです。しかも、ふやけていれば、ふやけているほどいいという人もいるそうです。

この全国的にもめずらしい食文化を鳥取県西部のご当地グルメとして紹介するため、「春雨入りだよ茶わん蒸しは愛好会」まで出来たそうです。 カニや大山(だいせん)鶏、白ねぎなどの地元の食材を使って「伯耆(ほうき)の国名物 春雨茶わん蒸し」を、鳥取の味としてPRしているのだそうです。

一方で県東部の鳥取市などには、茶碗蒸しに春雨を入れる習慣はほとんどないそうで、鳥取市あたりで訊いてみると、「気持ち悪い!」という人までいたのだそうです。気持ち悪いというほど想像できない味ではなさそうな気もしますが、人それぞれに好みは違いますからね。

米子の人は、「茶碗蒸しのメインは春雨だと思ってた」だとか「春雨の入ってない茶碗蒸しは、スパゲッティの麺以外のパスタを見たような驚き」だというほど春雨入り茶碗蒸しに対する思い入れは強いようです。(参考資料:Webサイト「デイリーポータルZ」)

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まとめ

なぜ米子では茶碗蒸しに春雨を入れるの?

米子市内を中心とした鳥取県の西部では、茶碗蒸しと言えば、春雨入りが一般的なのだそうです。一説によると、昔、卵がまだ高かった時代に、茶碗蒸しをカサ増しするために春雨を入れたのではないかと言われているそうです。

「春雨入りだよ茶わん蒸しは愛好会」という団体もある米子市

この全国的にもめずらしい食文化を鳥取県西部のご当地グルメとして紹介するため、「春雨入りだよ茶わん蒸しは愛好会」まで出来たそうです。 カニや大山(だいせん)鶏、白ねぎなどの地元の食材を使って「伯耆(ほうき)の国名物 春雨茶わん蒸し」を、鳥取の味としてPRしているのだそうです。

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