蓮田ではなぜ薪ストーブの生産が盛んになったの?薪ストーブの歴史とは?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。2/3のあさイチでは埼玉県・蓮田市の薪ストーブ工房から中継されるようです。小学校の時は学校に石炭ストーブがありましたが、薪ストーブは襟裳岬のユースホステルで見かけて以来、使ったこともありませんでした。せっかくなので薪ストーブの歴史や暖かさの秘密について調べてみました。

※当日は国会中継のため、放送はありませんでした。

薪ストーブっていつ頃からあるの?

薪ストーブは14世紀後半にフランスで生まれたといわれています。もちろん紀元前の古代ローマや中国でも、すでに薪ストーブや暖炉のようなものが発明されて使われていましたが、どういうわけかその技術は後世に伝えられてなったといいます。

その後、現在の薪ストーブに繋がる鉄製の暖炉は、1742年にアメリカのフランクリン・ルーズベルト(雷の日に凧を上げて、雷が電気であることを発見した物理学者)が発明した、フランクリン・ストーブ(ペンシルバニア暖炉)が最初です。

フランクリン・ストーブ(出典:薪ストーブの教科書)
フランクリン・ストーブ(出典:薪ストーブの教科書)

鉄の暖炉自体は14世紀末からフランスで使用されていましたが、それらの暖炉にはバッフル板(炎が煙突へ直接抜けるのを防いで、ストーブ内で多次燃焼を起こす装置)がなかったため、暖房効率は暖炉と変わりがありませんでした。(参考資料:Wikipedia)

フランクリンストーブは前面以外の5面を鉄で囲って、バッフル板とそれによる逆サイフォン燃焼機構を装着したため放熱面積が多く、通常の暖炉よりは暖房効率が高かったといいます。

しかし発明者のベンジャミン・フランクリンは、「発明品やその恩恵は全ての人々が自由に分かち合うべき」との考えで特許を取得しませんでした。そのため安価な模倣品が大量に流通して、一般家庭にも薪ストーブが普及したそうです。

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蓮田市の薪ストーブ工房はいつからある?

昭和30年代後半から東京都北区赤羽で、金属の金型などを作っていた会社でしたが、平成18年(2006年)から蓮田で薪ストーブの生産を始めたそうです。

工作機械の再利用品の鋳物を使って、世界に一台だけの鋳物にこだわった薪ストーブを作っているそうです。本来であれば鋳物の薪ストーブを一から作ると、販売している値段では作れないのだそうです。

しかし、ただでさえ高価な薪ストーブをこれ以上高くしては、本当に欲しい人には届けられないと考えて、再利用品を使って世間並みの相場で提供しているのだそうです。それでもコンパクトなものでも30万円、100坪くらいの部屋を暖められる大型のものだと60万円くらいするそうです。決して安い買い物ではありません。

大型薪ストーブ(出典:公式サイト)
大型薪ストーブ(出典:公式サイト)

曽和製作所

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まとめ

薪ストーブっていつ頃からあるの?

現在の薪ストーブに繋がる鉄製の暖炉は、1742年にアメリカのフランクリン・ルーズベルトが発明した、フランクリン・ストーブ(ペンシルバニア暖炉)が最初です。

蓮田市の薪ストーブ工房はいつからある?

昭和30年代後半から東京都北区赤羽で、金属の金型などを作っていた会社でしたが、平成18年(2006年)から蓮田で薪ストーブの生産を始めたそうです。工作機械の再利用品の鋳物を使って、世界に一台だけの鋳物にこだわった薪ストーブを作っているそうです。

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