こんにちは鳥巣です。7/25のあさイチでは川崎市のサウナバスから中継されるようです。サウナバス(=「サバス」)は、引退した路線バスの車両をサウナに改造して、どこでも本格的な薪サウナが体験できる移動型サウナバスです。もちろん元々がバスですから、自走してバスが行けるところならどこへでも行くことができます。どんなものなのか調べてみました。
バスなの?サウナなの?
「サバス」は元々、路線バスとして走っていた車両の客室内を改造して、薪サウナができるサウナに改造したものです。ですからサウナと言っても間違いではありません。
ただ”バス”かと言われると、決まった路線を走っているわけではないので、路線バスではありません。でも車としての機能は残っていますから、自走して、バスが走れる道ならどこへでも移動することができます。
ただ今のところ車内には、水風呂やシャワーはないようですから、水風呂やシャワーの施設があるところに行ってサウナを楽しむということになります。
兵庫県内にある(本物の)バス会社・神姫バスさんで路線バスとして使っていた車両をサウナに改造したのが1号車です。2021年11月からイベントなどで使われているようです。
神姫バスの社員だった松原さんが、バス活用事業をしている株式会社リバースさんに出向して、企画デザインの「サウナイキタイ」というグループと一緒に作ったのが、移動型サウナ「サバス」です。
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どこを走っているの?
元は路線バスでしたが、今は決まった路線を走っているわけではないので、バス停で待っていてもサバスがやってくることはありません。
そりゃ会社に行こうと思ってバスを待っていたらサウナがやってきたなんてことがあったら面食らってしまいます。
サバスは基本的にイベントなどにレンタルする方式で運営されています。貸出実績は「サバス貸出実績」で見ることができますが、次にどこのイベントで使われるのかは、イベント主催者でないとわかりません。
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関西だけしかないの?
ただ「サバス」1号車は兵庫拠点のため、関東方面へ運ぶ際に多額の費用がかかって主催者側の負担が大きくなったり、貸出にかかる費用が負担になることが課題でした。
そんな時に東急バス株式会社から路線バスを譲ってもらえることになって、「サバス」2号車が現実のものとなったわけです。
完成は2024年6月ということですから、今後は関東方面のイベントで使われることも増えてくるかもしれません。大型車両の駐車スペースのある施設や、アウトドア施設などを運営する事業者へのレンタルを中心として、運営していく予定だそうです。
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まとめ
バスなの?サウナなの?
「サバス」は元々、路線バスとして走っていた車両の客室内を改造して、薪サウナができるサウナに改造したものです。ですからサウナと言っても間違いではありません。バスの車両を改造した”移動式”サウナです。
どこを走っているの?
イベント等でレンタルの予約があれば、基本的に全国どこへでも行かれますが、路線バスとして営業しているわけではないので、バス停で待っていてもサバスがやってくることはありません。基本的にイベント会場でのサウナ体験ということになります。
関西だけしかないの?
1号車は兵庫拠点のため、関東方面でのイベントでは、会場へ運ぶ際に費用がかかって主催者側の負担が大きくなっていました。今回は東急バス株式会社から路線バスを譲ってもらえることになって、「サバス」2号車が現実のものになりました。今後は関東方面のイベントで使われることも増えてくるかもしれません。