こんにちは鳥巣です。6/13のあさイチでは山梨県甲府市からヤングコーンが中継されるようです。ヤングコーンといえばホテルのバイキングで、サラダバー・コーナーに缶詰と思われるものが置かれているのを食べるくらいで、八百屋さんやスーパーで生のものを見かけることはほとんどありません。
昨日は山梨の友人のSNSに「ヤングコーン、もらっちゃった!」という投稿がありました。ヒゲごと野菜と一緒に蒸し焼きにして食べたらしいのですが、「そうそう、ヒゲが美味しいんだよ!」というコメントがたくさん載っていました。
<広告の下に続きます>
ヤングコーンってとうもろこしとは違うの?
ヤングコーン(ベビーコーン)とは、実が大きくなる前に若採りしたとうもろこしのことです。ですからヤングコーンもとうもろこしは同じ種類で、同じ株からできています。とうもろこしは大きく成長した姿で、ヤングコーンはその名の通りとうもろこしの子どもの姿です。
通常、とうもろこしは1本の株から2本の実を収穫しますが、成長段階で実が3本以上できることがよくあります。ですが最終的に収穫する2本を大きく育てるために余分な実を小さいうちに若取り(摘果)したものがヤングコーンとして流通することになります。
摘果するのは、大きくて甘いとうもろこしを育てるためです。1株にとうもろこしがたくさん実ると、栄養が分散して育ちにくくなります。1株あたり1〜2個の実を残すことで、おいしいとうもろこしに育てるというわけです。
ヤングコーンはとうもろこしの栽培過程で収穫されるので、とうもろこしの収穫時期よりも前の5月から6月にかけて収穫されます。
ヤングコーンといえば、サラダバーの一品として並んでいたり中華丼の具になっていたり、缶詰やパウチに入った状態でスーパーで売っているのを見るくらいという人がほとんどだと思います。
皮をむくとすぐに鮮度が落ちてしまいます。しかし皮が付いたままだと流通する段階でかさばってしまうため、皮付きのものは出回ることはまだまだ少ないようです。
それでもヤングコーンは食物繊維やビタミンが豊富ですが、カロリーや糖質はとうもろこしよりもかなり少ないので、ヘルシーだけど栄養価が高いという優れた食べ物です。
<広告の下に続きます>
生の皮付きヤングコーンはどこで手に入るの?
生の皮付きヤングコーンは産直市でも開かれない限り、都内で手に入れることは難しいようです。山梨県甲府市や中央市の現地に行けば、農産物直売所などで買うこともできるようですが、摘果の産物なので売り切れることも多いようです。
中央自動車道でいえば、「甲府南IC」を降りて南に1kmほどの中道地区や、笛吹川を上流に向かった山梨県中央市がとうもろこしの生産が盛んなので、直売所が見つかるかもしれません。中にはこんなところもありました。
みたまの湯
- 山梨県西八代郡市川三郷町大塚2608番地
- TEL:055-272-2641
- 営業時間:10:00〜22:30
- 休館日:なし
- URL:https://www.mitamanoyu.jp/arrival/14078/
そもそもが温泉入浴施設らしいので、山梨観光のついでに甲府盆地を見下ろす絶景温泉を温泉を楽しみながら、施設内にある直売所を覗いてみる感じになるのでしょうか?
また時期によりますが、オンラインショップでお取り寄せをするならこんなところもありました。
Inakakara Farm to Table
いずれにしても収穫を目的にしてヤングコーンだけを大量に生産しているわけではないので、”運が良ければ手に入ることもある”程度に考えるのがいいのかもしれません。
<広告の下に続きます>
ヤングコーンのおいしい食べ方は?
なんといってもイチオシは皮付きのままグリルして食べることです。皮に包まれたままグリルすることで、旨みや水分が逃げず、シャキっとしたみずみずしい食感と、やさしい甘さに少しの香ばしさが加わり、何もつけなくてもパクパク食べられます。
でもこの食べ方が出来るのは、皮付きの新鮮なヤングコーンだけなので、皮付きのものを見つけたらぜひ試してみてください。友人がやっていたようにヒゲを残して皮を剥き、にんじんなどの野菜と一緒に蒸し焼きにするのもいいと思います。
王道なのはバター醤油炒めです。とうもろこしはバター・醤油との相性が最高です。夏の北海道に行くとジャガイモやとうきびを焼いてバター醤油をかけたものがよく出てきます。
ヤングコーンもバターのコクと醤油の香ばしさがの甘みを引き立ててくれます。ズッキーニなどの夏野菜やベーコン、キノコなどの食材と一緒に炒めるのもおすすめです。
<広告の下に続きます>
まとめ
ヤングコーンってとうもろこしとは違うの?
ヤングコーン(ベビーコーン)とは、実が大きくなる前に若採りしたとうもろこしのことです。ですからヤングコーンもとうもろこしは同じ種類で、同じ株からできています。
生の皮付きヤングコーンはどこで手に入るの?
生の皮付きヤングコーンは産直市でも開かれない限り、都内で手に入れることは難しいようです。山梨県甲府市や中央市の現地に行けば、農産物直売所などで買うこともできるようですが、摘果の産物なので売り切れることも多いようです。期間限定ですがオンラインショップで取り寄せることもできるようです。
ヤングコーンのおいしい食べ方は?
イチオシは皮付きのままグリルして食べることです。皮に包まれたままグリルすることで、旨みや水分が逃げず、シャキっとしたみずみずしい食感と、やさしい甘さに少しの香ばしさが加わり、何もつけなくてもパクパク食べられます。また王道なのはバター醤油炒めです。とうもろこしはバター・醤油との相性が最高です。ヤングコーンもバターのコクと醤油の香ばしさがの甘みを引き立ててくれます。ズッキーニなどの夏野菜やベーコン、キノコなどの食材と一緒に炒めるのもおすすめです。