山梨のご当地寿司・甲州寿司ってなに?甲斐鉄火丼はどこで食べられる?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。2/8のあさイチでは山梨が特集されるようです。山梨といえば海なし県ですが、人口あたりのお寿司屋さんの数では日本一なんですね。不思議だなぁ。そんな山梨で食べられてきた甲斐鉄火丼や甲斐にぎり寿司について調べてみました。

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山梨にはなぜお寿司屋さんが多いの?

流通がまだ発達していなかった時代には、夏でも生魚を持ち込める限界地点を「魚尻線」と呼んでいたそうです。マグロの漁獲量や消費量が日本一の静岡県からの魚尻線は山梨県の甲府周辺だったそうです。

当時からマグロはハレの日の食卓に上がり、現在まで山梨県のごちそうとして不動の地位を守り抜いているとのこと。

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山梨に寿司屋が多い理由については諸説あるようですが、

・江戸時代や明治時代に山梨まで届けられた魚介類は決して新鮮ではなかったので酢で〆たり漬け(ずけ)にして食べていた
・山梨では「無尽(むじん)」の文化があって、普段から大人数の飲食が盛んだった
・1724年に甲府が幕府直轄領になり、勤番になった武士が江戸の寿司文化を持ち込んだ

などの理由で、山梨に寿司文化が広がったのではないでしょうか?

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山梨で食べられてきた甲斐にぎりってどんなお寿司?

山梨には「甲州寿司」という独特なお寿司があります。基本は一般的な握り寿司ですが、普通よりシャリが大きく、穴子だけではなく生のマグロや海老にも”ツメ”と呼ばれる甘ダレを塗って食べます。

その昔、静岡から運ばれて鮮度が落ちた魚に、先人たちがタレを付けて食べたのが始まりと言われています。

甲斐にぎり
甲斐にぎり・「やまなし調ベラーズ・ててて!TV」(YBS山梨放送公式サイトより)

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鮮度の落ちた魚の生臭さを消したり、変色した魚を綺麗に見せる効果があったり、塩漬けにしたマグロの塩分のバランスを取るために”ツメ(甘だれ)”を塗ったとも言われています。

流通が発達して、新鮮な魚介類が食べられるようになった現在でも、老舗の寿司屋では「甲州寿司」を出しているところもあるようです。甲州寿司はランチにもぴったり!「海なし県」山梨のご当地お寿司を味わってみてはいかがでしょうか?

すし処 魚保

魚保
魚保(食べログより)

山梨県甲府市太田町20-6
TEL:055-235-7009
営業時間:11:30〜14:00、17:00〜21:00
定休日:月曜、第1・第3火曜
URL:https://www.uoyasu.com/

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山梨のイチバン物語のまとめ

山梨にはなぜお寿司屋さんが多いの?

流通がまだ発達していなかった時代には、夏でも生魚を持ち込める限界地点を「魚尻線」と呼んでいたそうです。マグロの漁獲量や消費量が日本一の静岡県からの魚尻線は山梨県の甲府周辺だったそうです。そんな山梨に寿司文化が根付いたのには諸説あって、1724年に甲府が幕府直轄領になり、勤番になった武士が江戸の寿司文化を持ち込んだというのが有力な説のようです。

山梨で食べられてきた甲斐にぎりってどんなお寿司?

山梨には「甲州寿司」という独特なお寿司があります。基本は一般的な握り寿司ですが、普通よりシャリが大きく、穴子だけではなく生のマグロや海老にも”ツメ”と呼ばれる甘ダレを塗って食べます。鮮度の落ちた魚の生臭さを消したり、変色した魚を綺麗に見せる効果があるようです。

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