「国際雪ハネ選手権ってなに?雪合戦はスポーツになったの?スポーツ雪合戦の発祥はどこ?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。1/20のあさイチでは北海道の士別市からスポーツ雪合戦が中継されるようです。雪合戦は子供のころ、スキーに行ったときなどに雪国で親戚の子供や友達とやった記憶はありますが、基本的に雪の積もらない神奈川では、そんなに馴染みのある遊びではありませんでした。それが今では”スポーツ”として試合が行われているというのですから、時代も変わったものです。

「日本雪合戦連盟」ってなにしてるところ?雪合戦はスポーツになったの?

日本雪合戦連盟(JYF)は、スポーツ雪合戦の普及・発展を目的とした一般社団法人なのだそうです。スキーやスケートに代わるウインタースポーツとして、冬季オリンピックの正式種目への採用を目指しているのだそうです。

連盟の主な活動は、日本雪合戦選手権大会の開催や全国小学生雪合戦大会の開催、スポーツ雪合戦の普及活動と日本雪合戦連盟公認ルールの発行なのだそうです。

スポーツ雪合戦が競技としてオリンピックに採用される可能性がないとは言えませんが、スキーやスケートにとって代わるというのはまだ先の話かもしれません。また人間が普通に住む町がこんなにも豪雪であるのは、世界でも日本くらいらしいですから、雪の少ない地域や雪の積もらないところでどうやって流行らせるのかも課題になりそうです。

ただ雪球が使えないような場所では、雪球の替わりとなるボールを使って行う特別ルールもあって、ビーチや公園、体育館などの雪上以外で開かれる大会もあるそうですが、はたしてこれを”雪合戦”と呼ぶのかどうかは意見の分かれるところではないでしょうか?

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スポーツ雪合戦の発祥は?

スポーツ雪合戦は、あるひとつの町の町おこしからはじまったといいます。北海道有珠郡壮瞥町は、洞爺湖の南東岸に位置していて、有珠山・昭和新山という火山のある町です。温泉街もあるので夏場は、洞爺湖、昭和新山の自然景観や温泉を楽しもうとたくさんの観光客が訪れます。

しかし、雪の積もる冬になると観光客はぐっと減って町は閑散としてしまいます。そこで1987年に「冬でも地域を活性化できるような町づくりをしよう」と地元の若者グループが立ち上がって考え出されたのが、「スポーツ雪合戦®」による町の活性化だったのだそうです。

翌年には壮瞥町で正式な国際ルールが策定され、1989年に「昭和新山国際雪合戦大会」が開催されました。ですから今でも日本雪合戦連盟本部は、昭和新山の町・北海道壮瞥町観光協会内にあるそうです。

その後、日本各地で大会が開催されたり、海外でもイベントが開催されたりと、現在、スポーツ雪合戦®は日本全国、そして世界各地でも雪の積もる地域では、スポーツ競技として楽しまれているそうです。確かに欧米人などは熱狂的に楽しみそうです。

基本的なルールは、雪球を作って投げ、雪玉の当たった人は戦力外になってプレイから抜けます。ようするに遊びの「雪合戦」と同じようなもので、勝敗は、残った選手が相手陣地内に立てられたフラッグを抜くか、雪球を相手チーム全員に当てて全滅させることで決まるのだそうですが、士別市の「国際雪ハネ選手権」ではちょっと違ったルールで行われているようです。

  1. スタートの合図で雪山めがけて走り出し、あらかじめ作っておいた雪玉を掘り出します。
  2. 掘り出した雪玉を持って自陣まで戻ります。ここからが本格的な雪合戦のスタートです。

ルールは、

  • 1チームは7名で選手は雪球を武器に、相手陣地に攻め込みます。
  • 制限時間は6分。雪玉を投げて敵の選手にぶつけて倒します。雪玉は自分で取りに戻らず、守備役の選手から受け取らなくてはいけません。
  • スコップを持てるのは同時に2人までです。
  • 敵陣内に攻め込んで、ゴールにある雪をかき出すと底に2枚の板があり、その板をめくると下に旗が入っているので、その旗を取ります。
  • 早く敵陣の旗を取ったチームの勝ちです。
スポーツ雪合戦(出典:日本雪合戦連盟®)
スポーツ雪合戦(出典:日本雪合戦連盟®)

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まとめ

「日本雪合戦連盟」ってなにしてるところ?雪合戦はスポーツになったの?

日本雪合戦連盟(JYF)は、スポーツ雪合戦の普及・発展を目的とした一般社団法人です。スキーやスケートに代わるウインタースポーツとして、冬季オリンピックの正式種目への採用を目指しています。連盟の主な活動は、日本雪合戦選手権大会の開催や全国小学生雪合戦大会の開催、スポーツ雪合戦の普及活動と日本雪合戦連盟公認ルールの発行です。

スポーツ雪合戦の発祥は?

スポーツ雪合戦は、町おこしからはじまったといいます。北海道有珠郡壮瞥町は、洞爺湖の南東岸に位置していて夏場は、洞爺湖、昭和新山の自然景観や温泉を楽しもうとたくさんの観光客が訪れます。しかし、雪の積もる冬になると観光客はぐっと減って町は閑散としてしまうので、「冬でも地域を活性化できるような町づくりをしよう」と地元の若者グループが立ち上がって考え出されたのが、「スポーツ雪合戦®」による町の活性化だったのだそうです。翌年には壮瞥町で正式な国際ルールが策定され、1989年に「昭和新山国際雪合戦大会」が開催されました。ですから今でも日本雪合戦連盟本部は、昭和新山の町・北海道壮瞥町観光協会内にあるそうです。

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