こんにちは鳥巣です。11月21日のあさイチ「いまオシ!LIVE」では、静岡県西伊豆伝統の縁起物「しおかつお」が特集されます。
(国会中継で短縮になって放送されませんでしたが、12月12日のあさイチでショート版が復活特集されました)。
西伊豆の田子でしか作られていないという”しおかつお”って一体どういうものなのでしょうか?またネット通販でもお取り寄せできるのでしょうか?簡単にまとめてみました。
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「しおかつお」ってなに?
塩かつおは西伊豆の田子港に伝わる製法で、「日本一しょっぱい味の塩鰹」とも言われています。伊豆半島では年が明けて獲れるようになる、痩せた「戻りサンマ」を塩漬けにして干した物など、塩っぱいものが古くから食べられてきました。
漁師町の西伊豆・田子港でも別名「正月魚(しょうがつうお)」として、縁起物・お供物として伝えられてきた鰹の塩漬けです。正月魚は”しおかつお”に発音が似ていることから、そう呼ばれるようになったのかもしれません。
塩かつおは、鰹節作りが一段落してお正月を迎える準備にかかる11月頃から作り始め、毎年、漁師の初老が300本ほどを作って、お正月の縁起物・お供物として船員や関係者に配りました。
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正月が過ぎてお供物としての役目を終えた塩かつおは軒先の日陰に吊るされて、保存食として3月頃まで食べます。かつては、お正月に旧家を訪ねると、軒先で陰干されている塩かつおが見られましたが、健康志向の高まりもあって、今ではあまり見られなくなりました。
昔は冬の間、軒先に吊るされて保存された塩かつおですが、今では冷蔵庫で3〜4ヶ月、冷凍庫なら半年から1年は保存できるようです。
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「しおかつお」のネット通販サイトは?
塩かつおは漁師の食べ物として伝承されてきましたが、1972年(昭和47年)頃から、地元の田子水産農協から商品として販売されるようになりました。
塩かつおは田子地区の特産品としてお土産や贈答品として人気がありますが、「新巻き鮭」と違って大変塩辛いので、初めて食べた人はビックリすると思います。
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好きな人には、その塩っぱい味が病みつきになるようですが、塩を舐めながら日本酒を飲むような人には好まれるのかもしれません。
そんな塩かつおですが、以下のサイトでお取り寄せすることができます。いずれも数量が限定されているので、ネットでの予約が必要です。
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カネサ鰹節商店
https://katsubushi.com/
ネットショップ(潮かつお)
https://www.canesa.net/categories/3524111
田子丸
https://tagomaru.com/
田子丸オンラインストア
https://tagomaru.com/p/
三角屋水産
https://sankakuya-izu.co.jp/
ネットショップ
https://sankakuya-izu.com/?mode=grp&gid=2630814
ご興味のある方はお取り寄せして、正月休みに潮カツオをつまみに、コタツで日本酒をチビチビ飲るのもいいかもしれません。またご飯のお供やお茶漬けにして食べるのもオススメです。
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しおかつおのまとめ
「しおかつお」ってなに?
塩かつおは静岡県西伊豆の田子港に伝わるかつおの塩漬けを干したもので、「日本一しょっぱい味の塩鰹」とも言われています。別名「正月魚(しょうがつうお)」として、縁起物・お供物として伝えられてきた鰹の塩漬けです。
「しおかつお」のネット通販サイトは?
ネットショップではいくつかのサイトでお取り寄せができるようです。古来のお飾り付きの塩かつおからお茶漬け、ふりかけなどがラインナップされています。