相模湾のアワビが主役!黒アワビの魅力と小田原グルメを徹底紹介【食彩の王国】

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10/4の『食彩の王国』(テレビ朝日系)では「相模湾のアワビ」が特集されます。アワビといえば高級食材の代表格。コリコリとした食感や濃厚な旨みは、まさに“海のごちそう”ですよね。でも一口に「アワビ」と言っても、実は日本にはいくつか種類があるのをご存じでしょうか?

今回の番組では「黒アワビ」にスポットが当たりますが、相模湾のアワビの魅力を知るには、まずは種類ごとの特徴をおさえるのが近道です。

相模湾のアワビはどんな種類?

日本で食用として親しまれているアワビは、大きく分けて次の4種類があります。

  • クロアワビ(黒鮑)
    殻が黒っぽく厚みがあり、日本で最も高級とされるアワビ。身が大きくて旨みが濃く、関東〜九州の太平洋沿岸で獲れます。相模湾で水揚げされる主役もこのクロアワビです。
  • メガイアワビ(眼張鮑)
    殻の縁に“目”のような突起があるのが特徴。クロアワビに次いでサイズが大きく、味わいもしっかり。主に東北〜関東の沿岸で獲れます。
  • マダカアワビ(真高鮑)
    クロアワビより小ぶりで、ややあっさりした味わい。西日本に多く分布しています。
  • エゾアワビ(蝦夷鮑)
    北海道や東北北部に生息する小型のアワビ。干しアワビや加工品に使われることが多い種類です。

アワビと聞くと「クロアワビ=最高級」というイメージが強いですが、実は生息地によって種類が違い、それぞれに特徴や美味しさがあるんです。

アワビは通年流通しているイメージがありますが、実は旬は夏(6〜8月頃)。この時期は身が厚く旨みも濃くなるため、まさにごちそうシーズンです。逆に秋から冬は産卵期にあたり、身が痩せて味が落ちることもあるため、多くの地域で禁漁期が設けられています。

ボクがダイビングに通っている伊豆半島の漁港でも禁漁期が厳格に守られていて、地元の漁師さんたちの資源を大切にする姿勢を感じました。それはなにより産卵期のアワビを獲らないことが資源保護につながるからなんです。

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黒アワビが“高級アワビ”と呼ばれる理由

数あるアワビの中でも「黒アワビ(クロアワビ)」は、まさに“アワビの王様”。高級アワビと呼ばれる理由はいくつかあります。

  • 身の厚さと旨みの濃さ
    他の種類と比べても、クロアワビは身が分厚く、噛むほどに旨みが広がります。刺身でも火を通しても、しっかりした食感とコクが楽しめるのが特徴です。
  • 成長が遅く希少性が高い
    クロアワビは大きくなるまでに時間がかかるため、漁獲できるサイズに達する個体が限られています。その分、価値が高まります。
  • 漁獲量の減少と資源管理
    近年は漁獲量が減少傾向にあり、多くの地域で禁漁期や漁獲制限が設けられています。資源を守る努力がされているからこそ、黒アワビは“希少で特別な一皿”として扱われるのです。

こうした理由から、黒アワビは「一度は食べてみたい憧れの食材」として扱われ、料理店でも高級メニューの定番になっています。

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相模湾のアワビ漁の歴史と漁獲量の推移

相模湾では、古くからアワビ漁が盛んに行われてきました。伊豆半島や三浦半島の沿岸はアワビの好漁場として知られ、特にクロアワビは“海の幸の王様”として珍重されてきた存在です。

  • 歴史的背景
    アワビは縄文時代の貝塚からも出土しており、古来から日本人にとって身近な海の恵みでした。相模湾沿岸でも、アワビ漁は伝統的に「素潜り」や「磯漁」で行われてきた歴史があります。
  • 漁獲量の推移
    かつては比較的豊富に獲れていたアワビですが、近年は漁獲量が減少傾向にあります。環境変化や乱獲の影響もあり、資源保護のために禁漁期や漁獲制限が厳格に設けられてきました。
    特に伊豆半島や小田原周辺の漁港では、漁師さんたちが自主的にルールを守り、持続可能な漁業を目指しています。
  • 現在の取り組み
    稚貝の放流や人工的な育成も行われており、漁獲量の安定化に向けた努力が続けられています。こうした資源管理の積み重ねが、今も相模湾でアワビを味わえる理由でもあるのです。

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番組で紹介される相模湾アワビ料理のお店まとめ

【老舗仲卸 相模湾のアワビのことなら】鮑屋

住所:神奈川県小田原市早川1-4-10
TEL:0465-22-5185


【小田原の野菜を使ったイタリアンを楽しめる】クッチーナ・ベジターレ・クオーレリッコ

住所:神奈川県小田原市蓮正寺149-11
TEL:0465-46-9661


【小田原で鉄板焼きをいただくなら】ステーキハウス響

住所:神奈川県小田原市栄町2-7-7
TEL:0465-22-8631


【アワビなど地元の海鮮料理を味わえる】小田原漁港 さじるし食堂

住所:神奈川県小田原市早川1丁目4-10
TEL:0465-20-7977


【相模湾産 活黒鮑姿蒸しの購入はこちらで】“ANoTHER IMPERIAL HOTEL”

URL:https://another.imperialhotel.co.jp/


【小田原の名産品 ”梅”が気になったら】ICHI―ZEN(合同会社10decades)

URL:https://ichizen.theshop.jp/

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小田原グルメ&観光スポット

相模湾のアワビを満喫したら、周辺で楽しめる小田原グルメや観光スポットもチェックしておきたいところです。新鮮な海産物からスイーツ、お土産まで、旅の楽しみがぎゅっと詰まっています。

  • 漁港の駅(小田原)
     小田原漁港(早川漁港)のすぐそばにある観光施設。新鮮な魚介を使った食事やお土産が揃っていて、観光客にも大人気です。以前「あさイチ」でも中継されており、そのときの様子はこちらの記事こちらの記事で詳しく紹介しています。
  • ミナカ小田原
     JR小田原駅直結の複合商業施設。地元食材を使った飲食店やお土産ショップが揃っていて、観光や出張の合間に立ち寄るのにもぴったりです。
  • 小田原名物(かまぼこ・干物・レモンなど)
     小田原といえば、老舗かまぼこ店や天日干しの干物、そして最近注目の「小田原レモン」など名物がたくさん。詳しくは過去記事「小田原レモン塩麹キングダムフード」も参考にしてみてください。

どれも番組で取り上げられるアワビ料理とあわせて楽しめるスポットや名物なので、週末の小田原観光のプランづくりにも役立ちます。

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相模湾のアワビは食べて学んで楽しむ!

相模湾で獲れるアワビは、黒アワビをはじめとする日本が誇る高級食材。種類や旬を知ることで、よりおいしく味わえることが分かりました。漁獲量の減少や禁漁期といった資源保護の取り組みも、アワビを未来につなぐために欠かせない大切な要素です。

番組で紹介されるイタリアンや鉄板焼きのお店はもちろん、小田原漁港や駅前の商業施設「ミナカ小田原」、さらにかまぼこや干物、レモンなどの地元名物も合わせて楽しめば、アワビの魅力をより深く感じられるはず。

一口に「食べる」だけでなく、歴史や漁業の背景を知ることで、相模湾のアワビはもっと味わい深い存在になります。次の週末は、ぜひ小田原・相模湾のグルメ旅に出かけてみてはいかがでしょうか?

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