小田原グルメと”寅(トラ)ちゃん”が愛した別荘とは?【あさイチ】

地域
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こんにちは鳥巣です。9/5のあさイチでは神奈川県の小田原が紹介されるようです。最近は小田原の人気が高まっているらしく、小田原城やかまぼこだけではなく、一味違った海鮮も味わえるようです。そんな小田原のグルメスポットと朝ドラ「虎に翼」の寅ちゃん(伊藤沙莉)が愛した小田原の別荘を紹介します。

ミナカ小田原

豊洲の温泉施設も運営している「万葉俱楽部」が、2020年12月にJR小田原駅の隣に開業した複合施設で、ショップ・レストランはもとより、宿泊施設の箱根・天成園が小田原別館として併設されています。最上階の14階には無料の展望足湯庭園があって、観光客はもとより地元の人の憩いの場にもなっています。

ミナカ小田原(出典:公式Webサイト)
ミナカ小田原(出典:公式Webサイト)

レストランやショップは1~2階にある、小田原バーガーや揚げかまぼこなどの食べ歩きもできる「小田原新城下町」と呼ばれる施設の中にあって、食べ歩きだけではなく、アジフライ御膳などが楽しめるレストラン街も観光客に人気です。中でも「小田原みなと食堂」では、その日の朝に小田原漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を地魚海鮮丼や大海老天丼で味わうこともできます。

ミナカ小田原

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漁港の駅・TOTOCO小田原

「ちょっと小田原には詳しいよ」という方がよく行かれるのは、小田原漁港(早川漁港)の隣にある「漁港の駅・TOTOCO小田原」です。ここも観光客の方が中心ですが、私も神奈川のお土産を買うために、平塚から30分ほど車を走らせて行くことがあります。

ここにも海鮮丼をはじめとした新鮮な魚介を楽しむことができ、最近は各種のメディアでも取り上げられることが多いのでご存じの方も多いのではないでしょうか?

施設内には「小田原漁港・とと丸食堂」や「おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー!」、イタリアンの「バル デ ディヴィーノ」があって、こちらも朝獲れの新鮮な海鮮が楽しめます。

(出典:「おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー!」公式サイト)
(出典:「おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー!」公式サイト)

漁港の駅・TOTOCO小田原

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早川漁港

更にツウなのが、小田原駅の隣のJR早川駅に近い小田原(早川)漁港周辺のお店です。ここは飲食店が施設の中にまとまっているわけではないので、漁港周辺を歩き回ってお店を探さなくてはいけませんが、そこが”小田原のベテラン”にはウケているようです。

中でも”白いトロ”と呼ばれる深海魚のアブラボウズ(地方名:オシツケ)を出す「わらべ菜魚洞」は有名でTV番組でも、歌舞伎俳優の市川右團次さんが食べていました。ただアブラボウズはその名の通り、脂が非常に多い魚なので、毒はありませんが食べ過ぎるとお腹をこわすことがあるということで、魚市場での取引が禁止されている魚です。そのため飲食店で出すには漁師さんから直接仕入れなくてはならないため、事前に予約しておく必要があるようです。

アブラボウズの煮付け(公式サイトより)
アブラボウズの煮付け(公式サイトより)

わらべ菜魚洞

  • 神奈川県小田原市早川1-5-4
  • TEL:0465-22-4858
  • 営業時間:11:30~14:00、17:00~20:00(水曜は夜のみ)
  • 定休日:水曜
  • URL:https://www.warabe.jp/index.html

また付近には番組でも紹介されるであろう「さじるし食堂」もあります。番組では「半生アジフライ御膳¥2,000)」が紹介されるようですが、他にも海鮮丼やお刺身煮魚御膳など、漁港近くのお店ならではのお料理も楽しめるようです。

半生アジフライ御膳(出典:Googleマップ)
半生アジフライ御膳(出典:Googleマップ)

さじるし食堂

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かまぼこ通り

小田原といえば言わずと知れたかまぼこの街で、市内には「鈴廣」や「かごせい」、「まるう」などの老舗蒲鉾店がたくさんあります。小田原城近くの旧東海道・小田原筋には、その名も「かまぼこ通り」という商店街があって、蒲鉾屋の本店や干物屋など30店舗あまりが立ちならぶ,、漁師町風情が色濃く残る通りです。

小田原かまぼこ通り(出典:公式Webサイト)
小田原かまぼこ通り(出典:公式Webサイト)

駅からはちょっと歩くので、比較的観光客も少なく、ゆっくりと散策や食べ歩きを楽しむことができます。この通りには老舗大手の「籠清」本店などもありますが、古くからの小さな蒲鉾店もあって、小田原上級者しか立ち寄らない雰囲気もあります。

小田原かまぼこ通り

URL:https://www.odawarakamabokodori.com/

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鈴廣・かまぼこの里

細工かまぼこを探すなら、小田原商工会議所会頭の「鈴廣蒲鉾店」が運営する「かまぼこの里」に行くのがいいかもしれません。ここは小田原市内から少し離れた箱根登山鉄道の「風祭」駅直結で市街地からはちょっと歩きますが、箱根観光帰りの観光客などでいつも大混雑です。

かまぼこ博物館やお土産ショップなど、建物はいくつもありますが、一番箱根寄りのかまぼこ博物館の隣には本店の建物があって、高級蒲鉾と並んで細工蒲鉾を見ることもできます。

カラフル細工かまぼこ(出典:小田原地場産業振興協議会)
カラフル細工かまぼこ(出典:小田原地場産業振興協議会)

鈴廣かまぼこの里

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「トラちゃん(寅ちゃん)」が愛した別荘は?!

それは寅ちゃんのモデルとなった三淵嘉子さんが晩年を過ごしましたとされる「三淵邸・甘柑荘」ではないでしょうか?初代最高裁判所長官・三淵忠彦さんが昭和初期に建て、晩年を過ごしました。

寅ちゃんのモデルとなった三淵嘉子さんは、三淵忠彦さんの長男・乾太郎(けんたろう)と再婚した後、この邸宅を別荘として愛用していました。建物は、茶室を備えた数寄屋建築で、忠彦さんの意向で玄関と床の間を排するなど、簡単で清楚に作られています。令和6年(2024年)5月には小田原市の歴史的風致形成建造物に指定されました。

三淵邸・甘柑荘(出典:小田原市)
三淵邸・甘柑荘(出典:小田原市)

三淵邸・甘柑荘

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