【給湯器が突然壊れた】お湯が一瞬で“ただの水道水”になった夜|ガス会社に依頼する意味はない!相見積もりで◯万円値引きされた話とは?

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ある日の夜。いつものようにシャワーを浴びていたら——突然、お湯が“ただの水道”になった。

「あれ?温度設定間違えた?」と思って、リモコンの温度ボタンを何回も連打してみたけど変化なし。完全に水。キンキンの水。その瞬間に頭をよぎったのが、

「あ、これ……給湯器、逝ったな……」

その日は湯船にお湯を張ってなかったので、途中で止めることもできず、水シャワーで最後まで強行突破。真冬でもないのに、なぜか修行僧みたいな気持ちになりました😢

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給湯器の交換で実際に相見積もりしてみた

交換してもらう新しい給湯器は リンナイ製「RUFH-E2407AU2-3(A)」定価はなんと564,300円。とはいえ、給湯器の世界では「定価=ほぼ参考にならない数字」なのはネットでもよく見る話。東京ガスでも買えますが「値引きがほとんどなくてとにかく高い!」「ガス会社に頼む必然性がない!」というのがネット上の感想です。

そりゃそうです。給湯器を含めてガス器具を作っているのはガス器具メーカーなのですから(以前はガス会社も作っていたことがあるらしい)。なので今回は、

正直屋(しょうじきや)
キンライサー

という、ネット上でよく比較されてる2社に同時に見積もりを依頼してみました。いきなり見積もりを依頼するのも怖いので、最初にネット上の概算見積りをしてみます。するとこんな感じでした。

これが大体の相場なのでしょうか?そこで腹を決めてネットのフォームから見積もりを依頼してみました。

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✅見積もり依頼の流れ(実際のタイムライン)

時間帯行動反応
昼間正直屋のフォームから依頼約15分でメール返信
同時にキンライサーにも見積もりフォームから依頼同じく15分ほどでメール返信

どちらもスピード対応でしたが、その後の動きに違いが出たのがポイント。


✅初回見積もり額

業者見積もり金額(税込)
キンライサー278,000円
正直屋262,000円

この時点で正直屋のほうが16,000円安いです。でもホンネを言えばもちろん安い方がいいのですが、”そんなに変わらない”かなというのが偽らざる感想です。

初期Web見積り(キンライサー)
初期Web見積り(キンライサー)

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その時、キンライサーの営業さん(と思われる人)からタイミングよく電話がかかってきたので、他社と相見積もりをしている旨を正直に伝えました。

「正直屋さんに聞いたら 26万円でした」

※本当は262,000円だったけど、ちょっとだけサバ読んじゃった💦
すると返ってきた答えがこちら👇

「じゃあ、うちも260,000円でやります。この値段ならすぐに決めてもらえます?

ここでさらに返したのが、

「工事日次第で決めるかな?」

と話したら「明後日の昼なら行けます!」というので即決しました。新型コロナが大流行して中国で都市のロックダウンが続いていたころには「納品まで3か月待ち!」などといわれていたので、まぁラッキーです(ポジティブシンキング!)。
というわけで、定価56万円の給湯器が、最終的に 260,000円(税込)で交換完了できることになりました。

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工事当日の流れは?

約束していた時間どおりに、工事担当の方がピッタリ到着。挨拶も丁寧で、作業の流れを最初に説明してくれたので安心感がありました。

工事はだいたい3時間ほどで完了。最後の試験運転(動作確認)まで含めてこの時間だったので、思っていたよりスムーズです。

リモコンは「浴室」と「キッチン」の2ヶ所とも交換

うちの給湯器は、浴室とキッチンの2ヶ所に有線リモコンがついているタイプで、その両方を新品に取り替えてくれました。作業中に配線を見たら、壁の中から出ているコードも切って接続し直していました。こういうところを見ると、「やっぱりプロに任せてよかった」と思います(ボクは資格を持っていないので最初から自分ではできませんが)。

浴室の新しいリモコン
浴室の新しいリモコン
キッチンの新しいリモコン
キッチンの新しいリモコン

以前のリモコンにはキッチンと浴室の間のインターホンが付いていましたが、15年間の間、1度も使ったことがないのでインターホンなしのモデルにしました(2,000円くらい安い)。
我が家にはガスの床暖房も付いているのですが、そちらのリモコンの交換はありませんでした。

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職人さんとのリアルな会話

作業中にいろいろ話を聞かせてもらいましたが、印象的だったのがこのひと言。

東京ガスさんに頼むと13万くらい高いって話も聞きますね

ネットの口コミで見た「東京ガスは高い」という噂がプロの口からも出た瞬間、「あ、本当にそうなんだ」と確信できました。さらに、うちの給湯器が15年使って壊れたと伝えたら、

それなら御の字ですね。10年で壊れることもありますから…

と笑顔で言われたので、妙に納得できました。

その後は玄関ドア外のガスや水道の検針器が入っているパイプスペースのようなところに設置されている給湯器本体を交換してもらいました。

交換後の新しい給湯器
交換後の新しい給湯器

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給湯器交換でわかった「損しないためのポイント」

実際に交換してもらってみて思ったのは、「業者選びさえ間違えなければ、給湯器交換はそこまで面倒くさくない」ということでした。ネットの口コミで不安になるより、自分で相見積もりを取って実際に話してみるのが一番早かったというわけです。

① 相見積もりは“電話で正直に金額を伝える”だけで下がった

「他社で◯◯円でした」と言うだけで、すぐに「じゃあうちはその金額でやります」と返ってきました。面倒な値引き交渉というより、「普通の会話」くらいの感覚で十分でした。


② 工事日が早い業者=それだけで優先候補になった

ぶっちゃけ、一番の決め手は工事日が「明後日」だったことです。もちろん同じことをお願いするなら安い方がいいに決まってますが、金額よりも「すぐお湯が使えるようになる」という安心感のほうが大きかったわけです。お風呂やシャワーが使えないのは(水シャワーで我慢できるなら問題ありませんが)かなり不便な状況です。


③ 本体価格だけじゃなく、リモコン・工事費・保証も含めた金額を見るべき

カタログや定価だけ見ると50万円超えていたけど、実際はリモコン2ヶ所交換込み・工事費込み・税込で26万円でした。保証も10年ついていたので、「結局どこまで含めた金額か」が大事だと感じました。


④ 高い業者(東京ガスなど)は“安心料込み”という感覚だった

工事担当の人にも「東京ガスに頼むと13万円くらい高いという話も聞きます」と言われた。ブランドや安心感を買うならそういう選択肢もありだと思いますが、結局交換されるのはガス器具メーカーの製品に”ガス会社のシールを貼った製品”です。そういった意味でも同じ機種の製品を安く早く交換できたので満足しています。

請求書(キンライサー)
請求書(キンライサー)

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まとめ

給湯器の交換なんて一生に何度も経験するものではないので、最初は正直かなり不安でした。「東京ガスなどのガス会社に頼むと高いらしい」「ネット業者は逆に怖い」といった口コミばかりが頭に残って、何を信じたらいいのかわからなくなりました。

でもやっぱり水シャワーは辛いので、ネットで見つけた業者に相見積もりして、電話で金額を伝えてみたら“アッサリ2万円下がりました”というか交渉というより、「あっちが◯◯円だったんですけど…」と普通に言っただけで済んだのが拍子抜けするほどでした。結果的に、定価56万円オーバーの給湯器が、リモコン2ヶ所交換込み・保証10年付きで26万円で設置完了です。

あの日の水シャワーはつらかったけど、今ではむしろ「スタートが水だったからこそ、ぬるめのお湯でも幸せに感じる」という境地に達しています。

この体験が、いきなりお湯が出なくなって困っている誰かの背中を押せたら嬉しく思います。給湯器が壊れたときは——焦りすぎず、相見積もりさえ取れば何とかなるものです

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