こんにちは鳥巣です。6/16のあさイチでは、富山の隠れた名物・あやめ団子が紹介されるようです。富山のお土産といえば、「鱒の押し寿司」が有名ですが、富山や金沢では駅ビルの回転寿司ですら驚くほどの美味しさで、寒ブリや紅ズワイガニなどの海鮮が人気ですが、スイーツにも名物があるようです。
富山名物は立山と寒ブリだけじゃない!?
テレビの旅番組や動画サイトでは、「富山といえば海鮮!」、「富山といえば立山の雪の回廊!」ばかりが取り上げられますが、富山には他にも素晴らしいものがたくさんあります。
富山出身の古い友達は会うたびに、「富山といえば神州一味噌!」と言っていますし、立山市にある大岩山日石寺の参道にある「大岩そうめん」や山で採れる山菜料理も絶品でした。
そんな中で、富山市の名物として知られる「あやめ団子」というものがあります。見た目はみたらし団子に似ていますが、黒糖を使った濃厚な黒蜜だれが特徴で、みたらし団子とはまったく異なる味わいです。
主に富山市内の餅店や和菓子店で売られているので、県内の他の地域や県外の人は食べたことがない、という人も多いのではないでしょうか?そんな「あやめ団子」は、春の彼岸に食べられるおはぎや花見シーズンの桜餅、うぐいす餅などがひと通り終わり、和菓子店が比較的ヒマになる初夏から夏にかけての売り物を作るために考えられたといいます。
富山市内にある餅屋では、各店で「あやめ団子」が売られていて、味もそれぞれの店ごとに違います。富山市民のソウルフードとして親しまれていますが、富山市以外ではあまり馴染みがないという人も多いといいます。

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あやめ団子はどうやって作られている?
できたてのあやめ団子は、あたたかい黒蜜だれとむにゅっとした独特な食感がたまりません。富山市内にはあやめ団子を取り扱っている和菓子店はいくつかありますが、中でも「石谷もちや」で使われている黒糖は、沖縄県南西諸島の波照間島産のものなのだそうです。
黒糖ならではのほのかな苦みを含み、コクと深みのある味わいは、シンプルなだけにごまかしが効かず、こだわり抜いた原料と丁寧な仕事でしか出せない特製たれなのだそうです。
また黒糖の産地によってたれの味が大きく変わるそうで、食べ比べをするという人もいるそうです。石谷もちやのタレは、黒糖ならではのほのかな苦みを含み、コクと深みのある味わいです。
そして独特な、”むにゅっ”とした食感を出しているのはもち粉です。一般的に団子にはうるち米の米粉が使われますが、石谷もちやではコシヒカリに富山県産の新大正という糯米を加えたもち粉を使っています。そのため、餅のように伸びる、むにゅっと食感が特徴なのだそうです。
石谷もちや 本店
- 富山県富山市中央通り1丁目5-33
- TEL:076-421-2253
- 営業時間:9:30〜17:30
- 定休日:火・水曜日
- URL:https://www.ishitani-mochiya.jp/
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あやめ団子の発祥と歴史は?
あやめ団子の発祥は富山市で、特に「石谷もちや」という餅屋さんが発祥といわれています。「あやめ団子」が広まったきかっけとして挙げられるのが、「山王さん」で親しまれる、富山市中心部にある日枝神社の春祭り、「山王まつり」で売られていたことから市民に親しまれるようになったという説があります。
お祭りがあやめの咲く5~6月頃の季節商品だったので、餅好きの地元民に受けて、「石谷もちや」でも通年取り扱う看板商品になったといわれています。
また市内の立山道餅店で、あやめ団子と同じくらい人気なのは、「ささぎ餅」なのだそうです。こちらも富山や北陸地方で好んで食べられる名物です。
これは餅の周りに小豆ではなく砂糖で煮たささげ豆(黒目豆)をつけたもので、小豆よりも煮崩れしにくく、豆の歯ごたえがしっかりしているのが特徴です。甘さは控えめでほんのり塩気を感じる味わいと小ぶりで手ごろな価格が人気の秘訣なのだそうです。

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まとめ
富山名物は立山と寒ブリだけじゃない!?
富山市の名物として知られる「あやめ団子」というものがあります。見た目はみたらし団子に似ていますが、黒糖を使った濃厚な黒蜜だれが特徴で、みたらし団子とはまったく異なる味わいです。主に富山市内の餅店や和菓子店で売られているので、県内の他の地域や県外の人は食べたことがない、という人も多いそうです。
あやめ団子はどうやって作られている?
あやめ団子は、あたたかい黒蜜だれとむにゅっとした独特な食感がたまりません。富山市内にはあやめ団子を取り扱っている和菓子店はいくつかありますが、中でも「石谷もちや」で使われている黒糖は、沖縄県南西諸島の波照間島産のものなのだそうです。黒糖ならではのほのかな苦みを含み、コクと深みのある味わいで、また店によって黒糖の産地によってたれの味が大きく変わるそうです。
あやめ団子の発祥と歴史は?
あやめ団子の発祥は富山市で、特に「石谷もちや」という餅屋さんが発祥といわれています。「あやめ団子」が広まったきかっけとして挙げられるのが、「山王さん」で親しまれる、富山市中心部にある日枝神社の春祭り、「山王まつり」で売られていたことから市民に親しまれるようになったという説があります。お祭りがあやめの咲く5~6月頃なので「あやめ団子」と呼ばれるようになったのだとか。