スリッパ卓球の発祥はどこなの?横浜のルールは?温泉卓球との関係は?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。5/28のあさイチでは神奈川県の横浜から”スリッパ卓球”の話題が中継されるようです。スリッパ卓球は、ラケットの代わりにスリッパを使ってやる卓球のようですが、ちょっと調べただけでも「うちが元祖だ!」「いやこっちが本家だ!」というところがいくつも出てきます。

私にしてみればどこが発祥でも構わないのですが、今回は横浜から中継されるということなので、横浜のスリッパ卓球の話題を中心に取り上げてみました。

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スリッパ卓球の「元祖」に名乗りを上げているのはどこ?

ネットを「スリッパ卓球」で検索してみると「スリッパ卓球大会をやります!というところがいくつかヒットします。公式(?)には「山形県河北町神戸町」がスリッパ卓球の発祥ということになっているようですが、

  • 保土ヶ谷区和田町
  • 山口県湯田温泉
  • 山形県河北町神戸町

といったところが出てきます。山口県は卓球の元日本代表の石川佳純選手の出身地だったり、山形県河北町からもかつて世界一の卓球選手を輩出していたりスリッパの生産量が日本一だったりすることもあって、それぞれに「なるほどなぁ」と思わせる理由があります。そんな中で横浜の大会にはどんな発祥の理由があるのでしょうか?

横浜のスリッパ卓球は、横浜市保土ヶ谷区にある商店街連合会が、商店街を盛り上げることを目的に2015年から始められたようです。1997年の山形県河北町や、それを参考に2012年から始められた山口県の大会と比べると、横浜のスリッパ卓球の歴史は浅いようです。

もっとも”発祥”はどこの大会でも山形県河北町だとしていますから、その点は間違いないようです。しかしそれぞれの大会ごとに細かなルールの違いはあるようで、「大会用のスリッパ(ラケット)を使うこと」や、得点のルールが定められているようです。

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スリッパ卓球のルールは?

スリッパ卓球のルールですが、例えば横浜の場合、

  • 公式スリッパのみ参加可能(マイスリッパでの参加は不可)
  • 5点マッチの3セット制(2セット取った方が勝ち)
  • 4点4点になった時のみ2点差をつけた方が勝ち
  • ボールを打つときスリッパが手を離れた場合 ネットに体の一部が触れた場合 スリッパを持っていない方の手を台についた場合

などがあるようです。歴史が浅いぶんだけ、公式スリッパや公式ボールが定められていたりルールは細かく周知されているようですね。

横浜大会公式スリッパ(公式サイトより)
横浜大会公式スリッパ(公式サイトより)

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スリッパ卓球はなぜ話題になっているのですか?

お遊びの卓球といえば、昭和世代なら「温泉卓球」が思い浮かぶかもしれません。昭和の時代には多くの温泉旅館には”卓球場”があって、「ユニフォームは浴衣」「履き物はスリッパ」などという暗黙のルールはあったものの、ラケットは使い古されたボロボロの卓球ラケットでした。

映画「卓球温泉」では家庭の主婦の松坂慶子さんがラジオ番組に日々の不満を投稿したところ、DJの牧瀬里穂さんに焚き付けられて家出をして、今となっては廃れた温泉地になってしまった山奥の温泉旅館にたどり着く、というようなストーリーだったような気がします。

映画の公開は1998年ですが、温泉旅館での卓球はそれ以前から普通に盛り上がっていました。日本で卓球がブームになったのは何といっても”泣き虫・愛ちゃん”こと福原愛選手の登場だと思います。福原愛選手は1988年の生まれですが、4歳の頃には各メディアでも話題になっていました。1992年頃の話です。

それからオリンピックでメダルを取るまでに活躍するようになったことから日本では卓球ブームに火がついたわけです。

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でもこれは”本気の”卓球であって、スリッパ卓球とは別の話です。卓球というスポーツでは基本的に”卓球台”が必要です。私は小学生の頃から卓球クラブに入ってやっていましたが、家に卓球台を置くようなスペースはありませんでした。

学校の授業の休み時間に教室で卓球をやろうと思えば、机を移動して”卓球台”の代わりにして、筆箱などを立ててネットの代わりにして遊んでいました。ラケットは自前の卓球ラケットを使っていましたが、ない時には下敷きや上履きで代用することもありました。

おそらくどんな場所でも(特に温泉旅館などでは)、誰でもそんなやり方をしていたのではないでしょうか? 温泉旅館の卓球場には満足なラケットがないのが普通でしたから(笑)

そんな「誰でも簡単にできる」ことと昨今の卓球ブームが「スリッパ卓球」が話題になっている原動力ではないかと思われるのです。

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スリッパ卓球のまとめ

スリッパ卓球の「元祖」に名乗りを上げているのはどこ?

ネットを「スリッパ卓球」で検索してみると、いくつかの地域がヒットします。山形県河北町や山口県などが出てきますが、ローカルな卓球大会なら北は北海道から南は沖縄まで、至る所で卓球が行われています。そんな中で横浜市もスリッパ卓球で商店街を盛り上げようと名乗りを上げているようです。

スリッパ卓球のルールは?

スリッパ卓球のルールですが、「公式スリッパのみ参加可能」であるとか、ボールを打つとき卓球台に手をついたら相手の得点、などと大会ごとに独自のルールが定められているようです。

スリッパ卓球はなぜ話題になっているのですか?

お遊びの卓球といえば、昭和世代なら「温泉卓球」が思い浮かぶかもしれません。昭和の時代には多くの温泉旅館には”卓球場”があって、「ユニフォームは浴衣」「履き物はスリッパ」などという暗黙のルールはあったものの、ラケットは使い古されたボロボロの卓球ラケットでした。

そんな「誰でも簡単にできるスポーツ」ということと昨今の卓球ブームが結びついて「スリッパ卓球」が話題になっている原動力ではないかと思われます。

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