こんにちは鳥巣です。6/20のあさイチでは福島県南会津町の山菜狩りから中継されるようです。「ひと山まるまる山菜狩りし放題」の南会津町鋏山は福島県内に残る貴重な半自然草地として今もなお残されています。またそんな南会津町は蕎麦の名産地でもあります。となれば山菜そばや山菜料理は外せません。ということで調べてみました。
南会津町の山菜採り放題の山は?
鋏山(藤生わらび園)は、「高清水自然公園のひめさゆり群生地」とともに福島県内に残る貴重な半自然草地として今もなお残されています。
藤生わらび園は、85ヘクタール(東京ドーム約19個分)の雄大な高原の風景の中、ワラビ・ウド・ミズナ・ウルイ・ゼンマイ・フキなどの山菜や山野草と出会えます。
藤生わらび園
- 福島県南会津郡南会津町藤生
- TEL:0241-62-3000(南会津町観光物産協会)
- 開園日:2024年5月26日〜6月30日
- 営業時間:8:00〜12:00(正午)
- 料金:1,500円
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南会津町で楽しむ絶品そばと山菜料理
南会津町は蕎麦の里でもあります。標高500m以上の高冷地で朝晩の寒暖差が大きく、肥沃な土地が少ない場所ということから、そばは「米の取れない痩せた土地でも収穫できる。」ということで会津地方では広い地域で「会津在来種のそば(昔から受け継がれた種子)」が栽培されてきました。
また、南会津がそばの栽培に適している理由は、適度な日照時間と、澄みきった美味しい空気、収穫期間が比較的短い(種まきから約60日程度)ことからなのかもしれません。
南会津町の蕎麦粉には主に2種類があります。一つは「会津のかおり」でもう一つが「舘岩在来種」です。どちらも標高800mほどの高地で栽培され、朝晩の寒暖差が大きな南会津地方ならではの蕎麦は風味が良いことで知られています。
また、畑の土づくりから始まり、収穫、乾燥、選別を行い、石臼でゆっくり丁寧に製粉して製麺することで「挽きたて、打ち立て、茹でたて」の蕎麦の粘りのある食感が、蕎麦通をも唸らせる魅力になっています。
東京都内のそば屋でも、「南会津町舘岩地区のそばは味が良い」と評判で、そば粉をわざわざ買いに来る方もいるほどです。
そんな南会津にはお蕎麦屋さんもたくさんありますが、その中のいくつかをご紹介しましょう。地元では山菜が名物になっているとは考えていないらしく、どこのお店も山菜メニューを全面に押し出していないのが惜しまれるところです。
柏屋
- 南会津町田島字後原甲3972-6
- TEL:0241-62-0348
- 営業時間:11:30~15:00 17:30~19:00
- 定休日:不定休
- 昭和27年創業、南会津「舘岩在来種」のそばを石臼、粗挽きで使用し、香り高い蕎麦で好評です。
おり田
- 南会津町滝原字向原123-1
- TEL:0241-66-2887
- 営業時間:11:00~15:00
- 定休日:不定休
荒海農産物直売所
- 南会津町中荒井字上平79
- TEL:0241-62-1107
- 営業時間:11:00~15:00
- 定休日:無(1月~3月中旬まで休業)
- 「会津のかおり」を自家栽培、自家製粉した手打ちそばを提供しています。
道の駅 番屋
- 南会津町番屋4
- TEL:0241-78-2785
- 営業時間:9:00~16:30
- 定休日:無(冬期:火・木)
- 自家栽培した十割そばです。
そば処 曲家
- 南会津町前沢827
- TEL:0241-78-2340
- 営業時間:10:30~16:00
- 定休日:無(冬期休業)
- 茅葺き屋根のお店。自家栽培した十割そばを出しており、季節の野菜での天ざるが人気です。
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まとめ
南会津町の山菜採り放題の山は?
南会津町の鋏山(藤生わらび園)は、「高清水自然公園のひめさゆり群生地」とともに福島県内に残る貴重な半自然草地として今もなお残されています。藤生わらび園は、85ヘクタールの敷地に、ワラビ・ウド・ミズナ・ウルイ・ゼンマイ・フキなどの山菜や山野草が採り放題です。
南会津町で楽しむ絶品そばと山菜料理
南会津町は蕎麦の里でもあります。標高500m以上の高冷地で朝晩の寒暖差が大きく、肥沃な土地が少ない場所ということから、会津地方では広い地域で「会津在来種のそば」が栽培されてきました。そんな南会津ですからお蕎麦屋さんはたくさんあるのですが、地元では山菜が名物になっているとは考えていないらしく、どこのお店も山菜メニューを全面に押し出していないのが惜しまれるところです。