「ペピーノ」ってなに?どんな味がするの?どうやって食べるの?なぜ厚木で作ってるの?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。5/8のあさイチでは、神奈川県厚木市からニューフェースのフルーツ「ペピーノ」が紹介されるようです。ペピーノとは南米原産のフルーツでメロンのような味と香りがします。そんなこれから話題になりそうな「ペピーノ」について調べてみました。

「ペピーノ」ってどんな果物なの?

ペピーノは南米原産のメロンのような味と香りがするナス科の野菜です。栄養素も高く「アスパラギン酸」や「ビタミンC」が豊富に含まれていて、疲労回復や美肌効果などに役立ちます。

外観は黄色や紫色の縞模様のある楕円形で、滑らかな表面とやや柔らかい感触で水分も多く、甘味のある果肉を持つデザート野菜です。生食はもちろんのこと、ジャムやデザート、ドライフルーツなどの加工品にも利用されています。

ペピーノ(出典:ペピーノプロジェクト)
ペピーノ(出典:ペピーノプロジェクト)

ペピーノに含まれる栄養素の概要は次の通りです。

ペピーノの栄養素の概要(出典:ペピーノプロジェクト)
ペピーノの栄養素の概要(出典:ペピーノプロジェクト)

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どうして厚木でペピーノを作ろうと思ったの?

かながわブランドとしては「厚木トマト」が登録されています。そんなところでも厚木市の環境は、良質な野菜の栽培に適しています。ペピーノもトマトと同様の環境で栽培が可能で、さらに「夢未市(ゆめみいち)」ではペピーノジェラートの試作も行われています。

「ゆめみちゃんアイス」(出典:公式Webサイト)
「ゆめみちゃんアイス」(出典:公式Webサイト)

夢未市は、JAあつぎが運営する農産物直売所で、厚木文化会館の近くにあって、東名厚木インターにも近く、国道246号や129号からもすぐです。ここには市内の生産者が育てた、採れたての地場農畜産物が並んでいます。

夢未市

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厚木市は神奈川県のほぼ中央にあって、都心からのアクセスもよく、東名高速を使えば東京ICからも車で30分ほどの距離です。一級河川の相模川と丹沢大山に挟まれたエリアに位置していて、郊外に出れば深い緑の自然が広がるところです。

また、地域の農業や畜産業も盛んで、地場農産物を学校給食に取り入れたり、直売所を設けたりと地産地消の取り組みにも取り組んでいます。市内には市民農園も多く点在していて、農業を身近に感じられるところです。

ペピーノ栽培の様子(出典:ペピーノプロジェクト)
ペピーノ栽培の様子(出典:ペピーノプロジェクト)

日本では、1980年頃にニュージーランドから取り入れられて栽培されるようになりましたが、国産ペピーノの糖度が低かったために、高い糖度を求める日本の市場需要に対応できずに、販売が困難となって、栽培は下火になっていました。

そんな時、市内にキャンパスのある東京農業大学の農学部が、現在の日本で研究されていないペピーノの現状に注目して、未利用生物資源の中から新たに作物を創造することも農学の重要な役割だと考えました。

そこで一度は衰退したエキゾチック感のある植物資源に対して、自分たちの持てる技術を駆使して復活・復興にチャレンジする作物こそが「ペピーノ」だったわけです。現在では、オリジナルの栽培方法で特許も取得し、新品種育成により、とっても甘くて美味しいペピーノを作り出しました。

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ペピーノってどうやって食べるの?どこで買えるの?

このような厚木の環境やアピールポイントを考えると、ペピーノのブランド化は現実的で、地域経済に貢献することも可能だと判断しました。そこで、東京農業大学が率先して指揮し、厚木市とJAあつぎ、厚木商工会議所などが協力して、「ペピーノ」を厚木市のブランド品として発展させる取り組みを始めました。

これからは地域の活性化を促進して、地域の生産者や加工・販売業者など、地域全体の豊かさを目指すことが期待されています。さらに、地域のブランドとしての知名度が向上すれば、他県やほかの地域からの注目を集めることで、観光や交流の促進にも繋がることが考えられます。ただ、まだ生産量が少ないので、ネット通販では扱っていないようです。

そんなペピーノは現在、厚木にある夢未市で販売されています。まだ生産量が少ない野菜ですが、「夢未市」では、ペピーノの加工品を販売している他、ペピーノのジェラート・サイダー・グミなどが味わえます。ペピーノジェラートは、「ゆめみちゃんアイス」で販売をしていますが、期間限定販売となっています。また厚木市内の中町の「ペピーノカフェ」では、2025/4/15からペピーノを使ったカレーライスの販売が始まったそうです。

ペピーノカレー(出典:ペピーノプロジェクト)
ペピーノカレー(出典:ペピーノプロジェクト)

PEPINO cafe

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まとめ

「ペピーノ」ってどんな果物なの?

ペピーノは南米原産のメロンのような味と香りがするナス科の野菜です。栄養素も高く「アスパラギン酸」や「ビタミンC」が豊富に含まれていて、疲労回復や美肌効果などに役立ちます。外観は黄色や紫色の縞模様のある楕円形で、滑らかな表面とやや柔らかい感触で水分も多く、甘味のある果肉を持つデザート野菜です。生食はもちろんのこと、ジャムやデザート、ドライフルーツなどの加工品にも利用されています。

どうして厚木でペピーノを作ろうと思ったの?

かながわブランドとしては「厚木トマト」が登録されています。厚木市は良質な野菜の栽培に適しています。また、地域の農業や畜産業も盛んで、地場農産物を学校給食に取り入れたり、直売所を設けたりと地産地消の取り組みにも取り組んでいます。そんな中で、市内にキャンパスのある東京農業大学の農学部が、現在の日本で研究されていないペピーノの現状に注目して、一度は衰退したエキゾチック感のある作物に、自分たちの持てる技術を駆使して復活・復興にチャレンジする作物こそが「ペピーノ」だったわけです。

ペピーノってどうやって食べるの?どこで買えるの?

ペピーノは現在、厚木にある夢未市で販売されています。まだ生産量が少ない野菜ですが、「夢未市」では、ペピーノの加工品を販売している他、ペピーノのジェラート・サイダー・グミなどが味わえます。ペピーノジェラートは、「ゆめみちゃんアイス」で販売をしていますが、期間限定販売となっています。また厚木市内の中町の「ペピーノカフェ」では、2025/4/15からペピーノを使ったカレーライスの販売が始まったそうです。ただ、まだ生産量が少ないので、ネット通販では扱っていないようです。

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