こんにちは鳥巣です。6/23のベスコングルメでは俳優の竹中直人さんたちが、日本橋にある老舗洋食店の極上メンチカツを求めて仕上げていくようです。果たしてその店とは?そして竹中さんが憧れるという俳優は誰なのでしょうか?
竹中直人さんが尊敬する憧れの俳優とは?
それは原田芳雄さんや松田優作さんだと言います。ですが松田優作さんとは仕事を一緒にしたことはなく、「下北沢で一緒に飲んだだけ」なんだそうです。
ということは、松田優作さんを評して「彼の芝居はスゴかった」と思ったことはなかったのかもしれません。松田優作さんと飲んだ時には異様なやり取りが続いたそうです。曰く、
竹中くん、お前何なんだ?
え!?何なんだっていうのは?
だから…お前何なんだ
何なんだ、っていうのは…な、なんなんですかね?
…だから、お前何なんだ!
・・・
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ずっとこれなんですよ(苦笑)
「役者です」とは言えなかったんですか?
言えなかったね。そういう答えって、ただの肩書きじゃないですか、自分もね。
だから優作を前に「何なんだよ」って言われたら…
(そんな)そんな次元じゃない?
それが優作さんなりの愛情なんで…。
自分(のこと)をより掘り下げて知ろうとしてくれている(と思いたい)。
でも答え(ら)れる人っていないですよね?
俺もそんな調子良くないから
「いや!いや!俺?俺!?俺、役者ですよ!役者!一応役者ですよ!」
って言えたらよかったですよね(笑)
言えないっすね〜(笑)
「山本ですが!俺、山本ですよ!」(なんて言ったら)
「何言ってんだ!お前!」ってことになっちゃいますよね。
一個ミスったら刺されそうな雰囲気ですもんね、野獣ですよ、まさに!
という会話が日本橋のど真ん中で続いていくのでした。
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ちなみに松田優作さんは1949年(昭和24年)9月生まれの(生きていれば)75歳。一方の竹中直人さんは1956年(昭和31年)生まれの68歳ですから、松田優作さんの方が少し年上だったわけです。
松田優作さんは山口県下関市出身で日本人の父と韓国人の母の間に生まれた非摘出児でしたが、勇作さんが生まれてまもなく亡くなっています。
竹中直人さんは神奈川県横浜市金沢区の出身で、関東学院六浦高等学校(小泉進次郎氏の先輩)ですが、高校卒業前後に母親を肺結核で亡くし(享年54歳)、その後は父子家庭で育っています。
大学時代に撮った自分の映画をみんなにバカにされ、怒った竹中さんが「(笑いながら)ふざけんじゃねぇ、コノヤロー」と言ったら大爆笑になり、その後40年以上も続く持ちネタになり、“笑いながら怒る人”の起源となったわけです。
そんな竹中さんの憧れの俳優は、ショーケンこと「萩原健一さん」ではないでしょうか?自伝的エッセイ集「なんだか今日もダメみたい」(筑摩書房)の中でも、「萩原さんには浮遊感があり、常に揺らいでいる狂気がある。永遠に語り継がれる人物だと思います」と思いを込めています。
竹中さんはショーケンの「遺作」でも共演しました。「NHKドラマ『不惑のスクラム』(18年)です。ラクビーの話で、炎天下の撮影中、僕は何度も萩原さんにタックルされてうれしかった。『萩原健一に後ろから抱きしめられてる!何度でもNG出してくれ!』って(笑)」と喜びを語っていました。
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日本橋の老舗洋食店のメンチカツとは?
加山雄三さんも絶賛したという日本橋の老舗洋食店は「レストラン桂」ですね。エビフライやビーフシチューが人気のようですが、メンチカツを目指して行ってもポークソテーやスズキのフライを頼んでしまう人も多いようです。
デミグラスソースがかかったメンチカツはクドさがなく、ふんわりとした衣との組み合わせがいいようです。とりわけメンチカツが評判というわけではなさそうですね。
レストラン桂
- 東京都中央区日本橋室町1丁目13−7
- TEL:03-3241-4922
- 営業時間:11:00〜14:15、17:00〜20:00
- 定休日:日曜・祝日
- URL:https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13011199/
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まとめ
竹中直人さんが尊敬する憧れの俳優とは?
それは原田芳雄さんや松田優作さんなんだと言います。ですが松田優作さんとは仕事を一緒にしたことはなく、「下北沢で一緒に飲んだだけ」なんだそうです。とすると原田芳雄さんなのか、萩原健一さんなのか、あまりにも人脈がたくさんある方なので絞りきれませんでした。
日本橋の老舗洋食店のメンチカツとは?
加山雄三さんも絶賛したという日本橋の老舗洋食店は「レストラン桂」ですね。エビフライやビーフシチューが人気のようですが、デミグラスソースがかかったメンチカツはクドさがなく、ふんわりとした衣との組み合わせがいいようです。