こんにちは鳥巣です。4/28の帰れマンデーでは、2025年度は4/15に開通した「立山黒部アルペンルート」を辿って、黒部第四ダム(通称:クロヨン)を目指すようです。この中の「雪の大谷」と呼ばれる場所がゴールになるようですが、これはいったいどこにあるのでしょうか?そこで立山黒部アルペンルートを辿ってみたいと思います。
「立山黒部アルペンルート」ってなに?
高さ16mもの雪の壁が見られる「雪の大谷」はいったいどこにあるのでしょうか?ご存じの方もいらっしゃると思いますが、雪の大谷は、富山県の立山駅から長野県の大町市にある扇沢駅を結ぶ、「立山黒部アルペンルート」の中にあります。
除雪が完了した4/15からバスで行くことが出来るようになっています。2025年度は2月11日からスタートして、4月15日に全線が開通しましたが、マイカーは通年通行することが出来ません。除雪作業は、大型除雪車22台を使い、室堂までのおよそ31キロの区間で進めらました。
これはJR富山駅から富山地方鉄道の「立山駅」まで65分、そこからケーブルカーに乗り換えて「美女平」まで7分、美女平からは”雪の大谷”で有名な観光バスで50分、終点の「室堂」でさらにトロリーバスに乗り換えて10分、終点の「大観峰」からはロープウェイとケーブルカーを乗り継いでようやく黒部第四ダム(クロヨン)に辿り着くという長いルートです。富山駅からは、乗り継ぎ時間を考えなくても、5回の乗り換えがあって実に2時間半もかかります。

かつて石原裕次郎さんと三船敏郎さんが主演した「黒部の太陽」という映画は、長野側の扇沢から黒部ダムに向かう「関電(関西電力)トンネル」を掘る話でした。
昨年からはこれとは別に、富山県の宇奈月(うなづき)から、関西電力の黒部ダムのメンテナンスルートでもある「黒部宇奈月キャニオンルート」が昨年(2024年)に一般にも有料ツアーで開放される予定でしたが、令和6年(2024年)1月の能登半島地震の影響で、黒部峡谷鉄道が被害を受けて全線開通できないため、黒部峡谷鉄道の全線開通に合わせて予定している黒部宇奈月キャニオンルートの一般開放・旅行商品化の開始は、令和8年以降となるようです。もっともこちらのルートではそのほとんどが地下になるため、絶景や雪の大谷を見ることはできないようです。
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「雪の大谷」ってどこにあるの?
雪の壁は、立山黒部アルペンルートの室堂平にある「雪の大谷」で、約500mの区間にわたって見られます。これは、除雪によって作られる巨大な雪壁で、4月下旬から6月下旬頃に開催される「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」で特に人気があります。雪の大谷の近くには、「雪の回廊」もあります。

雪の大谷が見られるのはこの中で、美女平から室堂に向かう「立山高原バス」の部分になります。そして詳しい場所は、立山高原バスの終点になる「室堂平」から200mほどの場所ですから、室堂平から歩いて行くこともできますが、入れる時間は決まっていますので注意が必要です。といっても室堂自体が立山への登山口ですから、この時間に行かないと帰れなくなります。
「雪の大谷ウォーク」では、歩行者用通路として開放した片側を歩くことができます。 約500mの歩行区間の往復は、約35分(行きは下りで15分程、帰りは上りで20分程)です。
また立山有料道路を含む「桂台~室堂」の区間は、立山の自然環境保全のため、マイカーでの通行はできません。ただ富山側から長野側(その逆も)へ通り抜ける方のために、扇沢駅(長野県)と立山駅(富山県)の間を専属ドライバーが一般道路(約200km)を回送するサービスもあるようです。


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まとめ
「立山黒部アルペンルート」ってなに?
雪の大谷は、富山県の立山駅から長野県の大町市にある扇沢駅を結ぶ、「立山黒部アルペンルート」の中にあります。これはJR富山駅から富山地方鉄道の「立山駅」まで65分、そこからケーブルカーに乗り換えて「美女平」まで7分、美女平からは”雪の大谷”で有名な観光バスで50分、終点の「室堂」でさらにトロリーバスに乗り換えて10分、終点の「大観峰」からはロープウェイとケーブルカーを乗り継いでようやく黒部第四ダム(クロヨン)に辿り着くという長いルートです。富山駅からは、乗り継ぎ時間を考えなくても、5回の乗り換えがあって実に2時間半もかかります。
「雪の大谷」ってどこにあるの?
雪の大谷が見られるのはこの中で、美女平から室堂に向かう「立山高原バス」の部分になります。そして詳しい場所は、立山高原バスの終点になる「室堂平」から200mほどの場所ですから、室堂平から歩いて行くこともできますが、入れる時間は決まっていますので注意が必要です。