北海道の巨大エビってガザエビのこと?食べられるの?美味しいの?どこで食べられるの?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。9/5のあさイチでは知床・羅臼の巨大エビが中継されるようです。このエビは2016年に新種登録された「ダイオウキジンエビ」というエビで、地元の羅臼では「ガザエビ」という名前で、以前から食用になっていたといいます。

北海道の巨大エビはガザエビ?

このエビは2016年に新種登録された標準和名「ダイオウキジンエビ」ではないでしょうか?漢字で書くと「大王鬼人海老」でいかにも強そうな名前です。羅臼沖の深海に生息していて、高級魚の”メンメ”を獲る深海刺し網漁で混獲され、地元鮮魚店などで販売されるといいます。ただ、このエビをメインに獲る漁はないため水揚げ量が少なく、市場に出回らず地元で消費されることがほとんどのようです。地元では「ゴジラエビ」や「カブトエビ」と呼ばれることもあるそうです。

ダイオウキジンエビ・通称ガザエビ(出典:知床羅臼町観光協会)
ダイオウキジンエビ・通称ガザエビ(出典:知床羅臼町観光協会)

ダイオウキジンエビは体長25センチにも達し、2016年に論文を発表した福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」によれば、約220種あるエビシャコ科の中でも世界最大で、頭部にトゲを持つのが、他種にはない特徴とのことです。論文は2016年9月にニュージーランドの動物分類学の学術誌「Zootaxa」に掲載され、新種として公表されました。

約30年前から新種とみられていましたが、どれも標本の状態が悪く研究が進みませんでした。しかし福島県の水族館・アクアマリンふくしまが2014〜15年に、水深700〜1000メートルの深海で採集した標本などを分析して、眼の後ろに小さなとげがある特徴などを確認し、新種の決め手となりました。

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ガザエビって美味しいの?

羅臼で40年以上営業している料理店でも地元漁師のツテで仕入れることが多く、塩焼きや鍋物の具として庶民の味として親しまれてきました。肝心の味ですが、甘くてホクホクした食感でいい出汁も出るのだといいます。お店の通常メニューにはありませんが、仕入れが可能であればガザエビメニューを出すことも可能だといいます(事前予約が必要)。

ガザエビの塩焼き(出典:「たびらい」)
ガザエビの塩焼き(出典:「たびらい」)

羅臼産のエビには、他にも幻のエビと呼ばれるほど希少な「ブドウエビ」や「ボタンエビ」が有名で、漁期は7~9月。地元寿司店などでは濃厚な味が特徴のブドウエビの寿司や刺身を楽しむことができます。ぜひ機会があれば現地で、ガサエビもとい、ダイオウキジンエビなどの羅臼の海のエビを味わってみてもいいかもしれません。

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ガザエビはどこで手に入るの?

現地の鮮魚店に行けば、水揚げのあった日ならガザエビを手に入れることもできるかもしれません。先出の地元料理店「郷土料理ひろ瀬」さんなどでは、予約をして運が良ければ食べることができるかもしれません。

郷土料理ひろ瀬

かといってネット通販のお取り寄せでもあまり情報を見つけることができませんでした。羅臼漁協の直営店では(幻の)ブドウエビは扱っていましたがガザエビは見当たりませんでした。

数少ないサイトで見つけたのは「旅する久世福商店」さんです。ネット通販の専門サイトで、羅臼のガザエビやブドウエビも扱っているようです。(2024/9/3現在、ブドウエビは品切れ中)。

旅する久世福商店

URL:https://hunt-mania.kuzefuku-arcade.jp/?page_id=15&eci_category=c5be618b-11d9-4227-bf57-514bd20192a4

それにしても”ブドウエビ”ってガザエビと比べて、お高いんですね(^^;

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まとめ

北海道の巨大エビはガザエビ?

このエビは2016年に新種登録された標準和名「ダイオウキジンエビ」と思われます。羅臼沖の深海に生息していて、高級魚の”メンメ”を獲る深海刺し網漁で混獲され、地元鮮魚店などで販売されるといいます。

ガザエビって美味しいの?

ガザエビは塩焼きや鍋物の具として庶民の味として長年地元では親しまれてきたといいます。その味は、甘くてホクホクした食感でいい出汁も出るのだといいます。

ガザエビはどこで手に入るの?

現地の鮮魚店に行けば、水揚げのあった日ならガザエビを手に入れることもできるかもしれません。ネット通販サイトで見つけたのは「旅する久世福商店」さんです。ネット通販の専門サイトで、羅臼のガザエビやブドウエビも扱っているようです。

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