こんにちは鳥巣です。4/9のあさイチでは、群馬・前橋のブックオフから、リユースやリサイクルの話題が中継されるようです。ゴミの分別収集や粗大ごみなどのリユースが盛んになっていますが、前橋のブックオフには、「株式会社ナカダイ」が運営する、“REMARKET”(リマーケット)というお店があるようです。ここでは、不要品の「使い方を創造し、捨て方をデザインする」をテーマに、数々の取り組みがされているようです。
捨てることは悪じゃない!?捨てた後はどうなるのか考えよう!
昭和だった、かつての大量消費時代には考えられなかったことですが、近年ではリユースやリサイクルが、”ナウでカッコいい”ことだと言われるようになってきました。
REMARKETでは、“捨てる”ことを悪だと思っていません。しかし、捨てた後のことを考えずに使う生活と生み出す構造は変えたいということをコンセプトに、“使い方”を創造して、“捨て方”をデザインすることを提案しています。
そこでは、「見る」、「触る」、「学ぶ」をテーマにした各種の取り組みが行われています。
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リユースギャラリーでは、レトロ家電やレトロ雑貨をはじめとしたものが集められています。昭和の時代に愛されたレトロな家電や雑貨などは、今では”昭和レトロ”といわれて若者の間でも人気が高まっています
1970~80年代のカラフルでポップなパタパタ時計や電話機、ファンの心を掴んで離さないラジカセやレコードなどの、当時のデザインや技術が詰まった懐かしい雑貨たちを、見て、触って、楽しんで、気に入った逸品は買うこともできます。
それらは年配の人々にとってはタダの古臭いモノかも知れませんが、若い世代には初めて出会う斬新なデザインとして映るようです。そのようなデザインやストーリーは、古い世代にはわからないかもしれませんが、かつてのモノたちが持つ色褪せない魅力だといえるかもしれません。

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またマテリアルライブラリーでは、リサイクル工場に持ち込まれた廃棄物を新しい素材とみなして「マテリアル」と呼んでいるそうです。マテリアルライブラリーに展示されているマテリアルは、徹底して分別、解体された廃材で、新しい素材として購入することもできます。
また、マテリアルライブラリーは廃材の図書館ともいえます。多種多様の素材が持つ形やかつて使われてきたストーリーが、触れた人にインスピレーションを与えるかもしれません。
それらを棚に並べたり、瓶に詰めることで、廃棄物たちはマテリアルとして生まれ変わり、モノの新たな人生が始まります。マテリアルライブラリーは、モノと人を繋ぐ出会いの場にもなるわけです。
REMARKETのマテリアルライブラリーでは、棚のマテリアルも、詰め放題のマテリアルも、一部を除いて販売されています。それらを見て触ることができるのが、この店舗の大きな魅力でもあるわけです。

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最後にワークショップでは、マテリアルを使用した「モノをつくる」そして「モノを解体する」体験型イベントのワークショップも開催されています。モノをつくるワークショップでは、不思議な素材を使ってコースターなどの作品をつくったりします。
モノを解体するワークショップでは、工具を使って機械などを分解していきます。分解する過程ではモノの仕組みや成り立ちを、分解して分けることでリサイクルについても学ぶことができます。
デジタルに触れることが増えた社会では、直にモノと触れ合う刺激は新鮮であり、新たなインスピレーションをもたらします。ぜひ五感を使って「モノをつくる」、「モノをほどく」楽しさを感じることができるわけです。

BOOKOFF SUPER BAZAAR 17号前橋リリカ店
- 群馬県前橋市国領町2丁目14-1 前橋リリカ 3F
- TEL:027-210-3700
- 営業時間:10:00~21:00
- 定休日:なし
- URL:https://www.bookoff.co.jp/buy/remarket.html
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アップサイクルという考え方
REMARKETでは、誰もが見たことのある跳び箱や、ゴルフのパターなどが変身した家具の展示と受注販売をおこなっています。こちらはアップサイクルプロジェクト「THROWBACK」の商品です。
「THROWBACK」とは、文字通り「投げ返すこと」です。一旦は不要と判断され棄てられたモノをよみがえらせ、再び新しいプロダクトとして社会に投げ返したい、そんな思いが込められているといいます。
このプロジェクトは、建築設計やリノベーションを行っている株式会社Open Aと産業廃棄物処理会社の株式会社ナカダイによる共同プロジェクトです。
リサイクル率99%を実現する株式会社ナカダイの関連会社で、多くの資源循環構築のコンサルティングを手掛けるモノファクトリーのノウハウとコンテンツを、リユース市場のブックオフの店舗で展開しています。
そうすることで、地域すべての中古品の受け皿となって、これまで以上の商品の延命と、これまでにない素材の新しい価値を提案することができると考えています。
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まとめ
捨てることは悪じゃない!?捨てた後はどうなるのか考えよう!
REMARKETでは、“捨てる”ことを悪だと思っていません。しかし、捨てた後のことを考えずに使う生活と生み出す構造は変えたいということをコンセプトに、“使い方”を創造して、“捨て方”をデザインすることを提案しています。そこでは、「見る」、「触る」、「学ぶ」をテーマにした各種の取り組みが行われています。
アップサイクルという考え方
REMARKETでは、誰もが見たことのある跳び箱や、ゴルフのパターなどが変身した家具の展示と受注販売をおこなっています。こちらはアップサイクルプロジェクト「THROWBACK」の商品です。「THROWBACK」とは、文字通り「投げ返すこと」です。一旦は不要と判断され棄てられたモノをよみがえらせ、再び新しいプロダクトとして社会に投げ返したい、そんな思いが込められているといいます。
