フカヒレってどんな種類のサメのヒレ?作り方は?気仙沼から宮﨑あずさアナがレポート!【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。11月6日の「あさイチ」では気仙沼から、仙台局の宮﨑あずさアナウンサーがサメ情報をレポートしてくれるようです。気仙沼といえばサメの水揚げ日本一で、フカヒレ生産量の7割を誇りますが、高級中華料理で食べる他はあまり縁のない食材ですよね。そんなサメの色々をNHKの宮﨑あずさアナがレポートしてくれます。

気仙沼観光推進機構
気仙沼観光推進機構

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フカヒレって何ザメの鰭(ヒレ)?どうやって作るの?

フカヒレに使うサメは主にヨシキリザメやモウカザメ、オナガザメなどの背鰭(せびれ)や尾鰭などいろいろな部位を使うようですが、サメの種類に拘らず、多くのサメが使われているようです。

ヨシキリザメ(市場魚貝類図鑑)
ヨシキリザメ(市場魚貝類図鑑)

以前は水揚げされたサメの鰭だけを切り取って、残りの部分は捨てていたりしたようですが、今では鰭はフカヒレに加工されるほか、骨は健康食品や医薬品、皮はバッグや財布、肉は練り物などの材料、大きな歯は飾り物、内臓は肝油などとして幅広く使われています。それ以外も飼料や肥料として利用され、ほぼ捨てるところがありません。

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切り取られた鰭は一晩塩漬けにした後、血抜きをして表面の汚れを落とした後、素干し品なら天日や温風乾燥機で乾燥して箱詰めされますが、私たちがよく食べる、いわゆる「フカヒレ」にするには様々な段階を経て加工する必要があります。

サメの真皮は60℃くらいのお湯に漬けると溶け始めるので、包丁やブラシなどで皮を削り取ります。背鰭や胸鰭の場合には更に軟骨を取り除いてから乾燥機で乾燥し、スチームやお湯で加熱してから冷やすことで、”丸み”を付けて包装します。加工中に形が崩れたものは「金糸乾燥品」として市場に出荷されます。これが一番私たちにお馴染みのフカヒレでしょうか?

フカヒレ自体に味はほとんどないので、中華料理などでは使う前に、乾燥品を一晩ほど戻してから何度も蒸したり冷やしたりを繰り返し、最後は味の付いたスープなどで煮込んで調理します。結構調理が面倒な割には食べる時はあっという間なんですけどね。

番組では他にもたくさんのサメ料理や加工品を、宮﨑あずさアナが紹介してくれると思いますのでお楽しみに。

宮﨑あずさアナ
宮﨑あずさアナ

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サメってフカヒレ以外の食べ方はあるの?

サメの肉というと、「アンモニア臭が強くて美味しくないんじゃない?」と思われがちですが、サメに身をカツにしてバンズに挟んだ「フカカツサンド」や、シャークナゲット、唐揚げ、ふかひれ海鮮まん、肉団子、パイ包みスープなどのたくさんの食べ方があるようです。

気仙沼フカカツサンド
気仙沼フカカツサンド
フカザンギ
フカザンギ

もっともフカヒレはともかく、サメ肉はこちらのスーパーなどでは手に入りにくいですから、気仙沼方面に行った際には大震災の津波や火災で大打撃を受けた気仙沼の復興を支援するつもりで(支援でなくても美味しい名物を食べるだけでも)、ぜひ食べてみたいものです。
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フカヒレのまとめ

フカヒレって何ザメの鰭(ヒレ)?どうやって作るの?

フカヒレに使うサメは主に水揚げ量の多いヨシキリザメやモウカザメ、オナガザメなどが多いようですが、基本的にはほとんどのサメの鰭はフカヒレに加工して食用にできるようです。

サメってフカヒレ以外の食べ方はあるの?

サメに身をカツにしてバンズに挟んだ「フカカツサンド」や、シャークナゲット、唐揚げ、ふかひれ海鮮まん、肉団子、パイ包みスープなどのたくさんの食べ方があるようです。気仙沼に行った際にはグルメ巡りしたいですね。

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