西予市の苔むすカフェ「こけむしろ」ってどんなとこ?何があるの?どんな癒しがあるの?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。5/14のあさイチでは愛媛県西予市にある苔むすカフェ「苔筵」から中継されるようです。ギャラリー喫茶と銘打つこのカフェは、かつては樹木が生い茂る山だった場所を、オーナーの村上安由さんが自ら5年以上の歳月をかけ苔を植えて育てたそうです。

苔筵ってどんなカフェなの?

松山市内から南へ約64km、西予市宇和町の里山にひっそりたたずむのが「ギャラリー喫茶 こけむしろ」です。深い緑の苔と杉木立、そして緑の静寂に包まれた、知る人ぞ知る小さな喫茶の庵です。

この場所は、かつては棚田だった土地に独学で苔を敷き詰めて、幻想的な光景を作り上げたのだといいます。四国八十八景(No.48)にも選ばれています。

敷地内のカフェでは、地下50メートルからくみ上げた地下水を使用したコーヒーや抹茶などのドリンクや、地元の食材を使ったスイーツがあり、天気のいい日は外のウッドデッキで、自然を感じながら楽しむことができます。風がよく通り、真夏も涼しいので、暑い日の一休みに訪れるのもおすすめです。

「こけむしろ」とは、苔が一面に生えた様をゴザや藁などで編んだ「むしろ」に見立てて表現したことばで、今でこそ、その名にふさわしい苔庭が広がっていますが、かつてその場所は、今では想像もつかないほど荒れ果てた雑木林だったそうです。

苔筵(こけむしろ)(出典:いよ観ネット)

苔筵(こけむしろ)

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こけむしろには何があるの?

「こけむしろ」という名は、今から20年以上前に店主が脱サラをして、実家の水車小屋を改装して料理店を始めようとした際、ある顧客が、先代が作った美しい苔庭を見て「“こけむしろ”はどうか」とアドバイスをくれたことがきっかけで付けられた屋号だそうです。

以来、その名にふわさしい庭を思い描き、雑木林を切り拓いては荒れ果てた石積みの棚田跡地を再建して、そこに一つ一つ丁寧に苔を植え続け、5年以上の歳月をかけて現在の庭園に成長させたのだそうです。

当初は特に一般公開する予定はなかったそうですが、苔庭の完成度があまりに素晴らしく、この美しさを独り占めするよりは多くの人々に楽しんでもらいたいとの想いが高まって、今度はカフェ建設をスタートしました。

そして2007年(平成19年)3月、「ギャラリー喫茶 こけむしろ」をオープンしました。2011年(平成23年)には下の料理店を閉め、現在はカフェのみの運営になっています。

おしながき(出典:公式Instagram)
おしながき(出典:公式Instagram)

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公式HPやSNSなどは一切持っていない「こけむしろ」ですが、訪れた人たちの口コミで徐々にその存在が広まり、多くのメディアに取り上げられたり、「四国八十八景」の一つに選ばれたりと、今では不動の人気を誇る愛媛の観光名所となっています。

雨の日こそ美しく映える苔の庭ですが、そういった意味では、天候に左右されず、また四季折々の表情が楽しめる癒やしの空間となっています。

「こけむしろ」は苔庭だけ散策することも可能ですが、苔庭の維持管理協力金として入庭料100円を忘れずに収めましょう。

維持管理協力金(出典:伊予銀行)
維持管理協力金(出典:伊予銀行)

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丹精込めて植えられた苔たちです。決められたルートから外れたり、苔を踏まないように注意して散策しましょう。ちなみに、舗装された道には、こんなユニークなデザインが施されているところもあるので、ぜひ足元にも目を配りながら散策を楽しんでください。

散策路(出典:伊予銀行)
散策路(出典:伊予銀行)

園内は軽く見学するだけなら20〜30分あれば回れます。とはいえ、美しい苔とともに随所に散りばめられた遊び心も味わいながらじっくり散策したいところです。

木彫りのフクロウ(出典:伊予銀行)
木彫りのフクロウ(出典:伊予銀行)
布袋様(出典:伊予銀行)
布袋様(出典:伊予銀行)
鬼瓦(出典:伊予銀行)
鬼瓦(出典:伊予銀行)

苔庭の空間に溶け込むように作られた小さな喫茶の庵。その入口には、「新鮮なおいしい空気、ひと呼吸一円いただきます。但し、本日のお客様に限り無料といたします」とか、「本日は気分がいいので営業します 店主」といった、ユーモアの効いた札が立てかけられています。

店内にはお座敷席とテーブル席が用意されていますが、窓際のお座敷席もおすすめです。また天気が良ければ屋外のテラスやウッドデッキでもティータイムを楽しめます。

テラス席(出典:伊予銀行)
テラス席(出典:伊予銀行)

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まとめ

苔筵ってどんなカフェなの?

松山市内から南へ約64km、西予市宇和町の里山にひっそりたたずむのが「ギャラリー喫茶 こけむしろ」です。深い緑の苔と杉木立、そして緑の静寂に包まれた小さな喫茶の庵です。この場所は、かつては棚田だった土地に独学で苔を敷き詰めて、幻想的な光景を作り上げたのだといいます。四国八十八景にも選ばれています。

こけむしろには何があるの?

2007年(平成19年)3月に「ギャラリー喫茶 こけむしろ」をオープンしました。公式HPは一切持っていない「こけむしろ」ですが、訪れた人たちの口コミで徐々にその存在が広まり、多くのメディアに取り上げられたり、「四国八十八景」の一つに選ばれたりと、今では不動の人気を誇る愛媛の観光名所となっています。庭園には、七福神や鶴、亀、龍、しゃちほこなど縁起の良いオブジェもあって、なんとも個性的でユーモア溢れるオブジェが散りばめられています。

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