鳴子のこけしを楽しみながらカフェでランチ?!こけしの起源や名前の由来は?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。5/1のあさイチでは宮城県大崎市から鳴子温泉の鳴子こけしが紹介されるようです。東北地方には地域ごとに異なったこけし文化があることは聞いていましたが、せっかくなのでこけしの概要についても調べてみました。当日は元ミスコンにも輝いたというあさイチ東北の新しい担当の岩﨑果歩アナがレポーターとして鳴子の魅力を伝えてくれます。

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鳴子のこけしを買うなら?

番組で紹介されるのは宮城県鳴子温泉郷の川渡(かわたび)の温泉街にある「準喫茶カガモク」です。”準喫茶”って不思議な名前ですね。

こけし雑貨と喫茶のお店で、お店のあちこちにこけしが隠れているかわいいお店です。例えばこちら…。

(NHK公式サイトより)
(NHK公式サイトより)

天井の梁にひょっこりと隠れていますね。さらにこちらにも、

(NHK公式サイトより)
(NHK公式サイトより)

なんとドーナツにも!店内にはおよそ100体のこけし雑貨が潜んでいるそうです。およそ200年の歴史がある鳴子温泉はこけしの発祥地として知られています。

準喫茶カガモク

宮城県大崎市鳴子温泉川渡49−49
TEL:070-5670-7811
営業時間:10:00〜16:00
定休日:月・火・水・木曜(金土日営業)
URL:https://kagamoku.jugem.jp/

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東北地方の伝統工芸品のこけしは、こけし好きな「こけし女子」「こけ女」たちが出現し、一部でブームになっているのだとか!

鳴子温泉にある「日本こけし館」には即売所もあって、鳴子一の数と種類のこけしが販売されているそうです。観光で鳴子温泉を訪れた際にはぜひ立ち寄りたいですね。また公式サイトでは通信販売も受け付けています。

作家さんごとにさまざまなこけしがあるので、見ているだけで楽しくなりますね。

(日本こけし館公式サイトより)
(日本こけし館公式サイトより)

日本こけし館

宮城県大崎市鳴子温泉字尿前74-2
TEL:0229-83-3600
営業時間:8:30〜17:00
定休日:1月〜3月
URL:http://www.kokesikan.com/

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こけしの起源や種類は?

江戸時代後期に東北地方の温泉地のお土産として作られたのが発祥といわれています。山で木材を挽き、椀や盆を制作していた木地師(きじし)たちが、湯治場で販売する子ども向けのお土産品として作り始めたことがこけし誕生の有力な説なのだそうです。

当時、赤い染料を使った置物は魔除けや縁起物として好まれていたので、赤く可愛らしさもあるこけしは、子どもの幸せを守る玩具として全国に広まったのだそうです。

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こけしが誕生した当初は共通の名称はなく、木で作ったから「きでこ」、芥子人形からきた「こげす」、魔除けの人形這子(ほうこ)からきた「きぼこ」など、各地で異なる名前で呼ばれていたそうです。

しかし、あまりにも名称が多過ぎて不便だということで、1940年(昭和15年)にこけし工人(職人)や愛好家などの関係者が集い「こけし」とひらがな3文字に統一することが決められました。

伝統こけしは産地ごとに特徴のある形や絵付けがされ、それぞれ「系統」という分類に区分されています。系統の数は10~12に分けられます。ここではわずかですが3つの系統をご紹介します。

津軽系こけし

(青森県温湯温泉、大鰐温泉)
1本の木から頭と胴を彫り出す、作り付け構造。頭は小さめで髪型はおかっぱ、胴はくびれて足元は裾広がりになっているものが多いです。

津軽系こけし(公益財団法人 東邦銀行教育・文化財団 原郷のこけし群 西田記念館)
津軽系こけし
(公益財団法人 東邦銀行教育・文化財団 原郷のこけし群 西田記念館)

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南部系こけし

(岩手県盛岡、花巻温泉)
頭と胴が別々に作られているはめ込み型。胴の形は中央がふくらんだものや裾がくびれたものなど様々。頭はゆるく固定されて、ぐらぐら動くのが特徴です。

南部系こけし(公益財団法人 東邦銀行教育・文化財団 原郷のこけし群 西田記念館)
南部系こけし
(公益財団法人 東邦銀行教育・文化財団 原郷のこけし群 西田記念館)

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鳴子系こけし

(宮城県鳴子温泉)
目は上のまぶただけが描かれ、鼻は丸いことが多い。御所人形のような前髪が印象的で、胴体には菊やカエデ、なでしこなどが華やかに描かれています。

鳴子系こけし(公益財団法人 東邦銀行教育・文化財団 原郷のこけし群 西田記念館)
鳴子系こけし
(公益財団法人 東邦銀行教育・文化財団 原郷のこけし群 西田記念館)

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他にも
・木地山系こけし(秋田県木地山、川連)
・作並系こけし(宮城県作並温泉、仙台市)
・遠刈田系こけし(宮城県遠刈田新地、遠刈田温泉、青根温泉、秋保温泉)
・弥治郎系こけし(宮城県白石市弥治郎、鎌先温泉)
・肘折系こけし(山形県肘折温泉)
・山形系こけし(山形県山形市周辺)
・蔵王高湯系こけし(山形県蔵王温泉)
・土湯系こけし(福島県土湯温泉、中の沢温泉、飯坂温泉、岳温泉)
など、さまざまなものがあります。詳しい方の中には「他にもまだあるぞ!」とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、シロートの私に免じてご容赦ください。

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最近では伝統こけしだけではなく、自由な発想で作られた創作こけしや進化系こけしも登場しているので、お部屋にあうインテリアとして選ぶ人も増えているそうです

創作こけし

戦後に発展したこけしは伝統こけしとは別に分類され、「新型こけし」「創作こけし」「近代こけし」などと呼ばれています。

卯三郎こけし(群馬県伊香保)
卯三郎こけし(群馬県伊香保)

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こけしのまとめ

鳴子のこけしを買うなら?

鳴子温泉にある「日本こけし館」には即売所もあって、鳴子一の数と種類のこけしが販売されているそうです。また公式サイトでは通信販売(http://www.kokesikan.com/nettohanbai.html)も受け付けています。

こけしの起源や種類は?

江戸時代後期に東北地方の温泉地のお土産として作られたのが発祥といわれています。湯治場で販売する子ども向けのお土産品として作り始めたことがこけし誕生の有力な説です。

こけしが誕生した当初は共通の名称はなく、木で作ったから「きでこ」、芥子人形からきた「こげす」、魔除けの人形這子(ほうこ)からきた「きぼこ」など、各地で異なる名前で呼ばれていたそうです。

伝統こけしは産地ごとに特徴のある形や絵付けがされ、それぞれ「系統」という分類に区分されています。系統の数は10~12に分けられます。

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