こんにちは鳥巣です。6/17のあさイチでは福島の会津若松から「羊羹ファンタジア」という不思議なようかんが中継されます。会津若松市にある「長門屋」さんでは、季節の移ろいを超えて、移り行く時間までをも切り取ったかのような素敵な羊羹を作っています。
羊羹ファンタジアはなぜできた?
羊羹の一方の端からもう一方にかけて、三日月から満月へと丸みを帯びてゆく月と、月の側に留まっていた鳥が月に向けて飛び立っていく様子を切り分けた羊羹の一切れ一切れで表現しています。
そんなストーリーを込めた羊羹を作ろうと思ったのは1848年創業の会津の老舗和菓子店・長門屋さんです。手作りの和菓子の良さを若い人や海外の人にも知ってもらいたいという想いから2017年に生まれました。
この不思議な羊羹は「PONTEシリーズ」と命名され、
- 伝統菓子の歴史や技術を、現代人の需要をもって継承する
- 伝統和菓子の新たな価値を見出し、文化の発展に寄与する
- 未来志向のものづくりの発信を通じ、福島の食のイメージアップをはかる
の3つをコンセプトに開発されました。
そこで「切り分けるのが面倒くさい!」という羊羹の弱点を、「切り分けることで、心躍る断面が出てくるなら、みんなで楽しめるコミュニケーションツールになる」と考えたそうです。逆転の発想です。
羊羹ファンタジアは、見栄えも味も、お馴染みな普通の小豆羊羹とは一線を画すものです。レモン羊羹で作った”月と鳥”を封じ込めた寒天ベースの「シャンパン錦羊羹」を小豆羊羹でサンドし、小豆羊羹の中にクランベリーやレーズン、会津特産の鬼クルミをトッピングしています。
お茶請けとしてはもちろん、コーヒーや紅茶、洋酒にもぴったりの和洋折衷の味わいで、洗練された見た目やコンセプトも高く評価され、2017年グッドデザイン賞を受賞しました。
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羊羹ファンタジアはどこで買えるの?
羊羹ファンタジアは福島県会津若松市の「会津長門屋」さんで販売されています。また公式Webサイトにはオンラインショップもあるので、ギフトにしたり自宅用にお取り寄せも可能です。
長門屋さんでは「伊勢志摩サミット」でも用命された、鬼クルミを庵の中に閉じ込めて黒糖をまぶした「香木実(かぐのきのみ)」や、会津特産の”氷餅”を使った「くるみゆべし 花雪」など、会津の風土をそのままに、どこか懐かしい東北ならではの銘菓を作っています。
会津長門屋 本店
- 福島県会津若松市川原町2-10
- TEL:0242-27-1358
- 営業時間:9:30~17:00
- 定休日:日曜
- URL:https://nagatoya.net/
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まとめ
羊羹ファンタジアはなぜできた?
手作りの和菓子の良さを若い人や海外の人にも知ってもらいたいという想いから2017年に生まれました「切り分けるのが面倒くさい!」という羊羹の弱点を、「切り分けることで、心躍る断面が出てくるなら、みんなで楽しめるコミュニケーションツールになる」と考えて2017年に開発しました。
羊羹ファンタジアはどこで買えるの?
羊羹ファンタジアは福島県会津若松市にある「会津長門屋」さんで販売されています。また公式Webサイトにはオンラインショップもあるので、ギフトにしたり自宅用にお取り寄せも可能です。