【最新8/14 21:00更新】台風7号の6日先までの進路と東海・近畿への影響は?直撃するのか?気象庁や米軍(JTWC)、ウェザーニュースの3本の予測モデルを図解で紹介!

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強い勢力の台風7号(ラン)は潮岬の南東にあって、北西に進んでいます。すでに和歌山県の一部が暴風域に入り、明日15日(火)に上陸して近畿地方を通過する見込みです。台風の進路に近い四国や近畿、東海では特に警戒をしてください。その後は日本海を東寄りに進路を変えながら北上するため、北陸や北日本でも荒天が予想されます。交通機関への影響も大きくなる見通しで、お盆後半は気象情報に加え交通情報の確認も欠かせません。

すでに紀伊半島では雨が強まっていて、明日は断続的に激しい雨が降る見込みです。 特に三重県南部や奈良県南部、和歌山県南部の山沿いでは、台風を取り巻く活発な雨雲が通過することに加えて、南東からの湿った風が紀伊山地にぶつかることで雨量が増加するとみています。

場合によっては線状降水帯が形成されるおそれもあり、局地的には500mmを超える雨量が予想されます。 また、東海、近畿の広い範囲、四国東部では200~300mmの大雨になる見込みで、土砂災害や河川の増水、都市部では内水氾濫による浸水などに警戒が必要です。

台風から離れている関東でも、台風に向かって吹き込む南風の影響で山沿いを中心に100~150mmの雨が降るとみられますので、十分に注意をしてください。

この台風7号の6日先までの進路と近畿・東海地方への影響や直撃するのかについて、気象庁や米軍(JTWC)、ウェザーニュースの3本の予測モデルを踏まえて、最新の情報を随時お伝えしていきます。
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台風7号について

八丈島の南西にある台風7号は強い勢力を維持したまま今後、北西に向かって進み、15日(火)には東海から近畿地方に近づいて上陸する可能性があります。

8/14 19:45 気象庁発表
8/14 19:45 気象庁発表

台風7号について(2023/8/14 19:45)
 位置:潮岬の南東 約130km
 進行方向・速さ:北西・10km/h
 中心気圧:970hPa
 最大瞬間風速:50 m/s

 強い台風第7号は、14日16時には潮岬の南東にあって、1時間におよそ15キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風は、15日は近畿地方から東海地方にかなり接近し、上陸するおそれがあります。その後、台風は日本海を北上し、16日から17日頃にかけて北海道地方に近づくおそれがあります。また、台風本体の発達した雨雲は、中心付近よりもやや離れた所に位置しており、台風の中心から離れた所で猛烈な風が吹いて、非常に激しい雨が降るおそれがあります。( 気象庁発表 8/14 19:45)

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米軍(JTWC)やウェザーニュースの予想は?

米軍の関連機関JTWC(Joint Typhoon Warning Center)の進路予想は下の図です。

米軍(JTWC)
米軍(JTWC)
ウェザーニュース
ウェザーニュース

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7日先までの予想進路(ウェザーニュース)

6日先までの予想進路(ウェザーニュース)
6日先までの予想進路(ウェザーニュース)

明日には、東海から近畿地方に近づいて上陸する可能性があります。これからの台風の動きには十分注意して、明日には台風がやってくる可能性が高いので、本日中の台風対策や備品などの準備が肝心です。
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台風7号のまとめ

・小笠原付近にある台風7号について
 現在、台風7号(ラン) は潮岬の南東にあって北西に向かって、時速約15kmで移動しています。台風は今後、強い勢力で東海・近畿地方に接近・上陸する恐れがあります。

・米軍(JTWC)やウェザーニュースの予想は?
 3本の予想モデルはほぼ同じになっています。いずれにしても近畿から東海地方に接近・上陸するコースをたどる可能性が高いです。日本海に抜けた後は北に進み、17日(木)から18日(金)には北海道に接近・再上陸する可能性があります。

3本の予測モデル(ウェザーニュース)
3本の予測モデル(ウェザーニュース)
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