「フルーツ王国」と呼ばれる地域は全国にいくつもありますが、“一年中なにかしらのフルーツの旬がある町”となると、和歌山県・かつらぎ町は別格です。春はいちご、初夏は桃、夏はぶどう、秋は柿、冬はみかんとキウイ。
季節ごとに主役が入れ替わる“フルーツリレー”が続くため、大阪・奈良・神戸などから「買い出しドライブ」で訪れる人も多い人気エリアです。そんなかつらぎ町には、旬のフルーツを楽しめる道の駅や直売所が点在し、スイーツやジェラート、季節限定の加工品目当てに立ち寄る人も年々増えています。10/9のあさイチではそんなフルーツ王国から中継されます。
ここでは、かつらぎ町が“なぜここまでフルーツに強いのか”、そして「道の駅や直売所などで楽しめる旬と魅力」を季節ごとにご紹介していきます。
第1章｜なぜ“かつらぎ町”は一年中フルーツ天国なの？
かつらぎ町が「フルーツ王国」と呼ばれる理由は、単に農家が多いからではありません。
最大の強みは、果物が育つための条件がすべて揃った土地と気候にあります。
🌿 紀の川流域は“果物が育つための黄金地帯”
紀の川沿いは、昔から果樹栽培に適した環境として知られてきました。
- 水はけのよいゆるやかな傾斜地
- 川沿い特有の温暖な空気
- 海風と山風が混ざる湿度バランス
- 昼夜の寒暖差が大きめ
- 台風は多いけど雪は少ない
この環境が、甘み・香り・みずみずしさのある果実を育てる土台になっています。
特に「日中はしっかり太陽が当たり、夜は涼しくなる」気候は糖度アップに直結。
ドライブで訪れた人が「現地で食べた果物の味にびっくりする」のは、この土地のおかげなんです。
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🍓🍑🍇 かつらぎ町は“季節ごとに主役が変わるフルーツ王国”
「一年中なにかしらの旬がある」という証拠に、かつらぎ町観光協会が出している“味覚狩りカレンダー”を見てみると…
※ちなみに、クリやシイタケがフルーツかどうかはさておき(笑)、“旬が途切れない町”ってことは間違いありません。
この“フルーツリレー”があるから、「今日は桃を買いに」「次は柿の時期に」…と、季節ごとにリピートする人が多いんです。特に大阪・奈良・神戸方面からの“買い出しドライブ勢”には、このリズムがすっかり定着しています。
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第2章｜旬を味わうなら「道の駅＆直売所」がいちばん確実
かつらぎ町を訪れる人の多くは、“観光”というより“果物目当て”。だからこそ、ドライブの途中で立ち寄れる道の駅や直売所が、この町の魅力を体感する入口になります。
🍑 季節のフルーツがその場で買える＆食べられる
スーパーとは違って、ここでは**「収穫したて」**が当たり前。農家さんが直接持ち込むものが多いから、鮮度も価格も驚かれることがよくあります。
たとえば👇
- いちご直売＆ソフトクリーム（冬〜春）
- 桃の贅沢パフェやカットフルーツ（初夏）
- シャインマスカットやぶどうの食べ比べ（夏）
- 柿スイーツ・干し柿加工品（秋）
- みかん・キウイ・ジャバラの商品（冬）
「旬だからこその量・価格・鮮度」で買えるのは、産地ならではの特権です。
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🍧 スイーツ・ジェラート・加工品も充実
最近人気なのが“その場で食べるフルーツ”。
たとえば👇
- フルーツジェラート
- 丸ごと桃・いちごのパフェ
- 生ジュースやスムージー
- フルーツサンド
- ドライフルーツやコンフィチュール
写真映えするものが多くて、若い世代や女子旅にも人気です。
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🛒 道の駅は“季節のテーマパーク”みたいに使える
かつらぎ町周辺には、複数の道の駅や直売所があります。「あさイチ中継」でどこが紹介されてもおかしくないのは、このあたりでしょうか👇
- 道の駅 くしがきの里（柿と展望デッキが名物）
和歌山県伊都郡かつらぎ町滝53-1
TEL：0736-25-0155
営業時間：9:00～17:00
定休日：なし - 道の駅 紀の川万葉の里（桃・柿・旬スイーツ）
和歌山県伊都郡かつらぎ町窪487-2
TEL：0736-22-0055
営業時間：8:30～17:00
定休日：なし - 道の駅 かつらぎ西（高速直結でアクセス◎）
和歌山県伊都郡かつらぎ町笠田東1270-22
TEL：0736-22-8880
営業時間：9:00～20:00
定休日：なし - JA直売所系（めっけもん広場・やっちょん広場 など）
上記の道の駅にはJAの直売所が併設されていますが、かつらぎ町内には数多くの農産物直売所があります（https://www.katsuragi-kanko.jp/shop/）。「どこに寄っても旬がある」ことこそ、この町の強みです。
紀の里 ファーマーズマーケットめっけもん広場
和歌山県紀の川市豊田56-3
TEL：0736-78-3715
営業時間：9:00～17:00
定休日：第一火曜日
JAわかやま やっちょん広場
和歌山県橋本市岸上522-1
TEL：0736-33-2500
営業時間：9:00～17:00
定休日：第一水曜日、年末年始
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第3章｜“買い出しドライブ”が定着している町・かつらぎの魅力
かつらぎ町が“フルーツ王国”として人気を集める理由のひとつが、**「日帰りで行けて旬を楽しめる町」**というアクセス面での強さです。
🚗 関西主要エリアから1時間前後で行ける距離感
- 大阪市内 → 約60〜80分
- 奈良 → 約60分
- 神戸 → 約90分
- 京都 → 約1時間半
高速道路（京奈和道・阪和道）や国道24号線からのアクセスも良く、「ちょっと行って果物買って帰ろうか」と思える距離なんです。
🍑 “旬目当て”で何度も訪れるリピーターが多い
行楽というより、「桃の時期だけ」「柿の時期だけ」など、**“年に数回の目的買い”**をする人が多いのが特徴なんです。スーパーに並ぶ前の新鮮な果物が手に入るので、地元の人だけでなく、関西圏全体からリピーターが訪れます。
🛍️ 道の駅・直売所・農園をつなぐ“買い回りコース”が成立
たとえばこんな楽しみ方👇
- 朝に道の駅でモーニング＆旬スイーツ
- 直売所で農家直送の果物をまとめ買い
- 帰りにジェラートやおみやげを追加
「観光」と「買い物」の境界がなく、“買い出し＝レジャー”として成立している町なんです。
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✅まとめ｜“旬が途切れない町”はドライブ旅の相棒
かつらぎ町が「フルーツ王国」と呼ばれるのは、美味しい果物が採れるから──というだけじゃありません。
✔ 春夏秋冬いつ行っても旬がある
✔ 関西圏から日帰りで気軽に行ける
✔ 道の駅や直売所が“旅の入口”として機能している
この3つがそろっているからこそ、観光のついでではなく「果物目当てのドライブ」が成立しています。
あさイチ中継で紹介される道の駅や直売所も、その“旬のリレー”のほんの一部にすぎません。「今日は桃」「次は柿」「また春になったらいちご」…、そんなふうに、季節ごとに目的が変わるたびに訪れたくなる町。“ドライブで行けるフルーツの冷蔵庫”みたいな場所が、和歌山・かつらぎ町なんです。