10/1の『あさイチ』中継は福島県の平田村から。レポートを担当するのは、あさイチ東北担当で仙台放送局の岩﨑果歩アナウンサーです。
平田村といえば、今“日本一辛い村”として注目を集めています。道の駅ひらたでは、村で収穫されたハバネロを使った加工品が30種類以上も販売されており、ポテトチップスやかりんとう、カレーなどラインナップは多彩。その中でも特に話題なのが、強烈な辛さで知られる「生き地獄カレー」です。今回の中継では、この「激辛ハバネロ」を切り口に、村のユニークな取り組みや特産品が紹介されます。
平田村と「日本一辛い村」宣言とは?
福島県石川郡にある平田村は、人口わずか5千人ほどの小さな村ですが、2011年の東日本大震災による風評被害を払拭しようと“村おこし”に取り組みました。
その際に選ばれたのが、中南米原産の激辛唐辛子「ハバネロ」。理由は、強烈な辛さだけでなく、鮮やかな色合いや見た目の可愛らしさに注目したからでした。
こうして12年前に始まったハバネロ栽培はいまも続き、現在は15人の生産者が愛情を込めて育てています。この背景には、村内で栽培されているハバネロを地域の特産として位置付け、観光や地域振興につなげたいという思いがあります。これがやがて“日本一辛い村”というブランドにつながっていったのです。(参考資料:福島テレビ)
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道の駅ひらたと激辛ハバネロ加工品
村おこしとして始まったハバネロ栽培の取り組みは、「道の駅ひらた」を中心に広がりを見せています。
ここでは村産ハバネロを使った加工品が30種類以上も販売されており、訪れる人に“辛い村”を実感させてくれます。
30種類以上の商品がずらり
平田村の拠点となっているのが「道の駅ひらた」。ここでは、村産のハバネロを使った加工品が30種類以上並んでいます。ポテトチップスやかりんとう、カレー、ラー油、さらにはお菓子類まで、多彩なバリエーションが特徴です。

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「生き地獄カレー」が名物に!?
特に有名なのが「生地獄カレー」。その名の通り、一口食べただけで汗が吹き出すような強烈な辛さで、テレビやSNSでもたびたび話題になります。お土産として購入する人はもちろん、チャレンジ精神で訪れる観光客も多いそうです。

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👉【こちらもおすすめ】薬膳カレー「わかがえルゥ」
「日本一カラい村」を目指す一方、道の駅ひらたでは「平田村医食同源の郷プロジェクト」も展開中です。なんと、平田村産の食材と薬用植物を使用し、身体の中から健康になれそうなカレーを開発しました!おみやげ用のレトルト製品を直売所で販売しているほか、道の駅内の食堂でも食べられます。

道の駅ひらた
- 福島県石川郡平田村上蓬田横森後160
- TEL:0247-55-3501
- 営業時間:9:30~18:00(土・日曜は9:00~から営業)
- 定休日:なし
- URL:http://michinoeki-hirata.com/
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辛さの先にある地域の魅力
「日本一辛い村」として注目される平田村ですが、その魅力は辛さだけではありません。「道の駅ひらた」では、地元で採れた新鮮な野菜や果物、加工品も販売されており、辛いものが苦手な人でも十分に楽しめます。
村は標高が高く、空気が澄んだ自然豊かな場所。春には芝桜が一面に咲き誇り、秋には紅葉が美しく、四季折々の風景が訪れる人を楽しませてくれます。“辛さ”をきっかけに村を訪れてもらい、その先にある自然や人々の温かさに触れてファンになって欲しい!――そんな思いが、この取り組みに込められています。
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まとめ
福島県・平田村は、震災復興をきっかけに“日本一辛い村”としてハバネロ栽培に挑戦し、今では「道の駅ひらた」を拠点に30種類以上の加工品を展開しています。
なかでも「生き地獄カレー」は強烈な辛さで全国的に話題となり、平田村の名物として定着しました。
激辛のインパクトだけでなく、豊かな自然や地元の人々の温かさも村の大きな魅力。
次回の『あさイチ』中継では、そんな平田村の“辛さの裏にあるストーリー”がどのように紹介されるのか注目です。