知床には何がある?ヒグマは出るの?知床の自然を満喫するには?おすすめのお土産は?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。9/2のあさイチでは知床から中継されるようです。世界遺産にも認定されて、日本人なら誰でもその名を耳にしたことがあると思いますが、知床っていったいどんなところで、何があるのでしょうか?そんな知床の自然遺産やおすすめのお土産などについて調べてみました。

知床(しれとこ)ってどんなところ?ヒグマは出るの?

北海道の斜里町は、道東網走市の東40kmほどのところにあって、知床(しれとこ)半島は斜里町と羅臼町にまたがる、オホーツク海に突出した半島です。長さ約70km、基部の幅が25kmの細長い半島で、西側がオホーツク海、東側が根室海峡に面しています。

半島中央部には最高峰の羅臼岳をはじめとする知床連峰がそびえていて、稜線から海岸までほとんど平地のない急峻な半島です。このうち、知床岬から知西別岳一帯と周辺の海洋区域が「知床国立公園」となっていて、「世界自然遺産」になっています。

私も数十年前の高校生の時に冬の知床を歩いたことがありますが、流氷に埋め尽くされた海は静寂そのもので、不思議な世界に足を踏み入れたような気がしたものです。

知床半島自体はは地殻プレートの運動や火山活動、海食などの地形形成作用により成り立っていて、奇岩や海食崖、火山地形などの多様な景観がみられることで知られていて、斜里町からは岬巡りの観光船が出ています。

また知床半島にはおよそ500頭のヒグマがいると言われており、世界的に見てもかなり高密度に生息しているエリアです。そのため一般の観光客でもたびたびヒグマに遭遇したり、時にはトラブル(事故)になることもあります。もっとも北海道では札幌市でもヒグマによる被害が出ていますから、”絶対に安全”なところはないと思った方がよいでしょう。

最近では「人に近づくとおいしい食べ物が手に入る」と勘違いしたヒグマが、観光地だけでなく一般の住宅街に出没するケースも出てきています。

観光客が気をつけたいヒグマ出没スポット3ヶ所として地元ホテルが挙げているのは、

  1. フレペの滝遊歩道
  2. 知床国立公園
  3. ホロベツ(幌別)川周辺

です。

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1.のフレペの滝は、別名「乙女の涙」とも呼ばれていて、知床半島プユニ岬の崖からオホーツク海に流れ込む落差100mの滝です。流れ込む川がなく断崖の割れ目から湧き出した水がオホーツク海に流れ込む珍しい滝です。

フレペの滝(乙女の涙)(出典:じゃらんnet)
フレペの滝(出典:じゃらんnet)

滝までは知床自然センターから片道20分の平坦な遊歩道が続き、道中では珍しい植物や野鳥、エゾシカなどを見ることができますが、このフレペの滝遊歩道は、実は頻繁にヒグマが出没するスポットでもあります。1年を通してヒグマが目撃されており、実際に観光客に接近した例も見られます。現在は遊歩道の一部に迂回路が設けられて、通行が制限されています。

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2.の知床国立公園は世界遺産の知床を代表する生態系や景観を楽しめる場所で、公園内には知床五湖など人気の観光地があります。ただし、多様な生態系を見られるということは、同時に野生動物の住処でもあるということです。そのため知床国立公園は世界的なヒグマの高密度生息地といわれます。

知床国立公園(出典:知床第一ホテル)
知床国立公園(出典:知床第一ホテル)

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3.のホロベツ(幌別)川周辺は知床国立公園の斜里町側入口に位置し、秋はカラフトマスやシロザケの遡上が見られる有名観光スポットです。また良好な釣り場でもあり、地元民から観光客まで多くの人が釣りに訪れる場所ですが、ホロベツ川のマスやサケは、同時にヒグマの食料でもあります。そのためサケの遡上が本格化する秋以降は、ホロベツ川周辺に頻繁にヒグマが出没します。

幌別川(出典:知床第一ホテル)
幌別川(出典:知床第一ホテル)

このように知床半島は北海道の中でもヒグマの生息数が多いところです。観光するときにも不用意に足を踏み入れることなく、現地の情報に十分に留意することが事故を避ける行動に繋がることを心してください。

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知床自然センターってどんなところ?

知床自然センターはそんな知床の、見渡す限りの海と山々の連なりをもっと深く、楽しめるように知床財団によって2013年に開設されました。

知床自然センター(出典:公式Webサイト)
知床自然センター(出典:公式Webサイト)

館内には知床に関する企画展示室やミニギャラリー、カフェやミュージアムショップが併設されており、施設周辺散策路やヒグマなどの出没情報など、最新のお知らせを手に入れることができます。

知床自然センター

  • 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別531番地
  • TEL:0152-24-2114
  • 開館時間:夏期 /(4/20日~10/20) 8:00~17:30
  •      冬期 / (10/21~4/19) 9:00~16:00
  • 休館日:年末年始、12月毎週水曜日
  • URL:https://center.shiretoko.or.jp/

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知床に行ったら買うべきお土産とは?

昭和47年に斜里町ウトロで、最初に海産物の販売を始めた専門店「梶原鮮魚店」では、自分で選んだカニを発送直前にボイルしてもらい、一度も冷凍せずに自宅まで発送することもできるそうです。値段は時価ですが、毛ガニは約600g2匹セットで約1万円前後~、タラバガニは1kgが約5千円~くらいが相場のようです。

海鮮丼(出典:斜里町観光協会)
海鮮丼(出典:斜里町観光協会)

梶原鮮魚店

  • 北海道斜里郡斜里町ウトロ東8-1
  • TEL:0152-24-2608

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また「丸あ野尻正武商店」では、知床で取れたオホーツクサーモンを使って作った鮭とば「さざ波サーモン」を売っています。噛むほどにサーモンの旨味が溢れ出して、お酒のおつまみにピッタリの品です。価格は190g 1,480円で配送もできますが、送料が本体と同じくらいの値段がしますので、知床を訪れた時には、ぜひまとめ買いしたいものです。

鮭とば「さざ波サーモン」(出典:丸あ野尻正武商店)
鮭とば「さざ波サーモン」(出典:丸あ野尻正武商店)

丸あ野尻正武商店

  • 北海道斜里郡斜里町本町24番地16
  • TEL:0152-23-2181

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一風変わった海産物が欲しい人には、「マルミヤ大宮商店」の「知床チェプ饅」がオススメです。チェプとはアイヌ語で「鮭」で、つまり”鮭まんじゅう”ということです。

知床チェプ饅(出典:マルミヤ大宮商店)
知床チェプ饅(出典:マルミヤ大宮商店)

マルミヤ大宮商店

  • 北海道斜里郡斜里町ウトロ西187番地12
  • TEL:0152-24-3722

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鹿肉ジャーキーは噛めば噛むほど素材の味が堪能できるのでお酒のおつまみにもぴったりです。一袋は540円で、道の駅ウトロ・シリエトクで購入できます。「ユートピア知床」は鹿肉ジャーキー以外にも、ホタテチップスや鮭チップスなどTOTTANシリーズと呼ばれる知床で製造された商品を販売してます。ジビエが苦手な方にもおすすめです。

鹿肉ジャーキー(出典:ユートピア知床)
鹿肉ジャーキー(出典:ユートピア知床)

道の駅ウトロ・シリエトク

  • 北海道斜里郡斜里町ウトロ西186-8
  • TEL:0152-22-5000

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またお土産と言えば甘い系も欠かせません。「こけもも」を使った和菓子スイーツの「こけもも羊かん」です。こけももは寒冷地方で育つ高山植物で北欧が有名産地ですが、知床でも野生のこけももが採れます。こけもも羊かんは少し酸味があり、日本茶・紅茶にもぴったりです。値段は一つ324円です。鹿肉ジャーキー同様、道の駅ウトロ・シリエトクで購入可能です。

こけもも羊かん(出典:ユートピア知床)
こけもも羊かん(出典:ユートピア知床)

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まとめ

知床(しれとこ)ってどんなところ?ヒグマは出るの?

知床(しれとこ)半島は道東の斜里町と羅臼町にまたがる、オホーツク海に突出した半島です。半島中央部には最高峰の羅臼岳をはじめとする知床連峰がそびえていて、稜線から海岸までほとんど平地のない急峻な半島です。このうち、知床岬から知西別岳一帯と周辺の海洋区域が「知床国立公園」となっていて、「世界自然遺産」になっています。

また知床半島にはおよそ500頭のヒグマがいると言われており、世界的に見てもかなり高密度に生息しているエリアです。そのため一般の観光客でもたびたびヒグマに遭遇したり、時にはトラブル(事故)になることもあります。

知床自然センターってどんなところ?

知床自然センターはそんな知床の、見渡す限りの海と山々の連なりをもっと深く、楽しめるように知床財団によって2013年に開設されました。館内には知床に関する企画展示室やミニギャラリー、カフェやミュージアムショップが併設されており、施設周辺散策路やヒグマなどの出没情報など、最新のお知らせを手に入れることができます。

知床に行ったら買うべきお土産とは?

知床といえば、まずは海産物です。ウトロに水揚げされる「かに」や「さけ」は、現地で食べるのも最高ですがお土産にもおススメです。ここではさけトバやカニ、鮭饅頭やこけもも羊かんをご紹介しました。

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