岩泉の龍泉洞の水は美味しいの?硬水?軟水?硬度は?どんな用途に向いてるの?【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。5/27のあさイチでは、岩手県岩泉町の龍泉洞から、名水の話題を、NHK仙台放送局の秘蔵っ子・岩﨑果歩アナが中継してくれるようです。今ではコンビニやスーパーに行けばペットボトルのミネラルウォーターがたくさんありますが、私が子供だった頃には、「水にお金を出して買う?信じられない!」という時代でした。

龍泉洞ってどんな鍾乳洞なの?

龍泉洞は、岩手県下閉伊郡岩泉町にある鍾乳洞で、岩泉湧窟とも言われています。日本三大鍾乳洞の一つといわれていて、国の天然記念物に指定されています。

鍾乳洞の総延長は分かっている所で4,088mあり、そのうち700mが公開中です。見つかっている地底湖は8つで、そのうち3つが公開中ですが、未知の部分もまだまだ多く、現在も調査が継続中です。一説では総延長は5,000m以上ではないかと言われています。

そして地底湖の水は「龍泉洞地底湖の水」として、1985年名水百選のひとつに選定されています。

龍泉洞

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龍泉洞の名水は軟水なの?硬水なの?

岩泉の広大な森に降り注いだ雨や雪は、地下の石灰岩層を通り、世界有数の透明度を誇る「龍泉洞」の地底湖に湧き出します。

かつて海の中で、サンゴ礁だったものが積み重なり堆積した石灰岩はカルシウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。ですから龍泉洞の天然水もカルシウム含有量は国内随一、天然ミネラルをそのままに精密濾過器を使って非加熱で処理・充填しています。

そしてこの水を使った、美味しいコーヒーやお茶も製品として販売されています。

ところで、ミネラルウォーターの性質を図る基準の一つに「硬度」があり、下記の計算式で算出されます。

【硬度の計算式】

水1リットル中のカルシウム量×2.5

同マグネシウム量

硬度(mg/l)

で、龍泉洞の水の硬度は85.7mg/lで、100mg/l以下の軟水になります。

日本のミネラルウォーターの大半は硬度の低い「軟水」で、ヨーロッパのミネラルウォーターは中硬水・硬水が主流です。「龍泉洞の水」は石灰岩層から湧き出し、国内随一のカルシウム含有量を誇る、比較的高度の高い軟水で、phは7.6の弱アルカリ性です。

この水の硬度によって最適な使い道が分かれています。

  • 軟水(~100mg/l):ご飯や穀物の香り、昆布やカツオの旨み成分、お茶の渋み・苦味を引き出す。
  • 中硬水(100~300mg/l):適度にミネラルを含み、お茶やコーヒーをまろやかに引き出す。鍋物・煮物・洋風スープに。
  • 硬水(300mg/l~):入浴後やスポーツ後のミネラル補給に。

つまり龍泉洞の名水は、ご飯を炊いたり、昆布や鰹だしを引き立てる和食の料理に向いていそうです。

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まとめ

龍泉洞ってどんな鍾乳洞なの?

龍泉洞は、岩手県下閉伊郡岩泉町にある鍾乳洞で、岩泉湧窟とも言われています。日本三大鍾乳洞の一つといわれていて、国の天然記念物に指定されています。鍾乳洞の総延長は分かっている所で4,088mあり、そのうち700mが公開中です。見つかっている地底湖は8つで、そのうち3つが公開中です。そして地底湖の水は「龍泉洞地底湖の水」として、1985年名水百選のひとつに選定されています。

龍泉洞の名水は軟水なの?硬水なの?

龍泉洞の水の硬度は85.7mg/lで、100mg/l以下の軟水になります。軟水は、ご飯や穀物の香り、昆布やカツオの旨み成分、お茶の渋み・苦味を引き出します。

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