こんにちは鳥巣です。5/12のなりゆき街道旅では、五島列島・福江島にある「浜口水産」の豪徳寺店が紹介されます。長崎県の五島列島は海の幸が豊富で鯖寿司などが名物ですが、「五島巻」などの練り物も有名です。
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豪徳寺って招き猫発祥のお寺なの?
小田急線と東急世田谷線が交わる豪徳寺は小田急の急行電車も止まらない駅ですが、「豪徳寺」というお寺自体はとても大きくて立派なお寺です。
彦根・井伊家の菩提寺で、桜田門外ノ変で暗殺された井伊直弼のお墓もここにあります。かつてここは交通の要衝で、江戸幕府が新宿から甲州街道を整備する前には、豪徳寺の北側を通る滝坂道が旧甲州街道で、渋谷方面に抜けていたのです。
時は江戸時代、鷹狩りに行った彦根藩主の井伊直孝が小さなお寺の前を通りかかった時、門前で1匹の猫が手招きをしていたそうです。そこで直孝が導かれてお寺の中で休んでいると、急に雷雲が湧き起こり雷雨になってしまったのだそうです。
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お寺の住職の飼っていた猫のおかげで雷を避けることができたと、因果を感じた直孝は荒れていたお寺を改築して井伊家の菩提寺にしたのだそうです。
そんな所以から今では2000体もの招き猫が奉納されて、「招き猫のお寺」として有名になりました。
豪徳寺
東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
TEL:03-3426-1437
拝観時間:6:00~17:00(寺務所受付は8:00〜15:00)
URL:https://gotokuji.jp/
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五島名物の「鬼鯖鮨」ってなに?
長崎県の五島列島は、佐世保港や長崎港から高速船やフェリー、博多港からもフェリーで行くことができます。福岡空港や長崎空港からならプロペラ機で1時間弱のフライトです。
五島列島は長崎県北西部の東シナ海に浮かぶ120を超える島々(有人島は18)からなっていて、映画「くちびるに歌を」のロケ地にもなりました。
リアス式の海岸線が続く海が美しい風光明媚なところですが、マグロの養殖はもとより天然のアジやサバは福岡・博多はもちろん、首都圏にも出荷されています。でも現地に行ったら「キビナゴ」のお刺身が絶品です!
そんな五島で名物になっているのが「鬼鯖鮨」です。いわゆる”サバの棒寿司”ですが、肉厚の身を酢で締めて酢飯と一緒におぼろ昆布などで巻いた逸品は、まさに五島の味です!
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五島列島・福江港のフェリーターミナルや五島つばき空港の売店でも売られておりネット販売もされているのですが、鯖だけに賞味期限が3日間しかなく、配達可能なエリアが九州・四国・関西に限られているため、首都圏からは注文することができません。現地のお楽しみというところでしょうか?
私は福江港のフェリーターミナルで買ったものを福江島の絶景・大瀬崎灯台まで持っていって食べました!
三井楽水産「鬼鯖」
長崎県五島市上大津町 1161-1
TEL:0120-84-3962(電話予約が確実です)
営業時間:7:00〜16:00(福江港フェリーターミナル売店)
URL:https://www.onisaba.com/
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浜口水産の「五島巻」ってどうやって作るの?
残念ながら鬼鯖鮨を関東でお取り寄せすることはできませんが、五島のもう一つの名物には「五島巻」があります。これはあご(トビウオ)や味などのすり身を昆布で巻いた蒲鉾です。
これは五島・福江島にある浜口水産で製造販売している五島の名物で、蒲鉾の他には「揚げ蒲鉾」「五島ばらもん揚げ」なども売られています。こちらは真空パックで配送されるのでネット通販も使えます。
これは広げた昆布の上にあごやアジのすり身を敷き詰め、さらに昆布を乗せてシワを作るようにしてから巻いたものを蒸しあげて作っています。
浜口水産
長崎県五島市富江町富江357-230
TEL:0959-86-0032
URL:https://www.goto-maki.net/
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でもせっかく番組で紹介されるのですから、都内の豪徳寺のお店にも行ってみたいですね。小田急線豪徳寺駅から徒歩数分、世田谷線山下駅から数10秒の場所です。
浜口水産 豪徳寺店
東京都世田谷区豪徳寺1-45-2
TEL:03-6751-2171
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜
URL:https://www.goto-maki.net/map/html/goutokuji.html
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豪徳寺のまとめ
豪徳寺って招き猫発祥のお寺なの?
豪徳寺は彦根・井伊家の菩提寺です。江戸時代、鷹狩りに行った彦根藩主の井伊直孝が小さなお寺の前を通りかかった時、門前で1匹の猫が手招きをしていたそうです。そこで直孝が導かれてお寺の中で休んでいると、急に雷雲が湧き起こり雷雨になってしまいました。寺の住職の猫のおかげで雷を避けることができたと、因果を感じた直孝は荒れていたお寺を改築して菩提寺にしました。それ以来招き猫が奉納されるようになり、今では2000体もあるそうです。
五島名物の「鬼鯖鮨」ってなに?
五島の名物が「鬼鯖鮨」です。いわゆる”サバの棒寿司”ですが、肉厚の身を酢で締めて酢飯と一緒におぼろ昆布などで巻いた逸品は、まさに五島の味です!
五島列島・福江港のフェリーターミナルや五島つばき空港の売店でも売られておりネット販売もされているのですが、鯖だけに賞味期限が3日間しかなく、配達可能なエリアが九州・四国・関西に限られているため、首都圏からは注文することができません。現地のお楽しみというところでしょうか?
浜口水産の「五島巻」ってどうやって作るの?
五島巻は、広げた昆布の上にあごやアジのすり身をヘラで敷き詰め、さらに昆布を乗せてシワを作るようにして巻いたものを蒸しあげて作っています。