父の日に本当に喜ばれるプレゼントは? お父さん世代の男性が年代別に教えます

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6月の第3日曜日は「父の日」です。5月の「母の日」に比べて地味で、あまり注目されないのは同じ世代のオジサンとしてはちょっと寂しいものがあります。「感謝の気持ちはあるんだよ!」と言うあなたに、今、お父さんがもらって喜ぶプレゼントをご紹介しましょう。

今のお父さんはもう昭和のお父さんではありません

昭和の頃は、お父さんは背広を着てネクタイを締め、早朝から深夜まで会社で働き詰め。早朝から満員電車で通勤し、仕事が終われば居酒屋でちょいと一杯、なんていうのが定番でした。マンガの「サザエさん」に出てくる波平さんやマスオさんのような姿を思い描いていただければいいでしょう。

時代が昭和から平成に変わると会社勤めのサラリーマンにも変化が現れました。昭和の時代には全く流行らなかった「省エネルック」は「クールビズ」と名前を変えて、サラリーマンの間でも普通になりました。

昔から、何のためにやっているのかわからなかった真夏の日本での背広の上着やネクタイもいつの間にか、”やらないのがアタリマエ”になり、長袖Yシャツも昔では考えられなかった半袖Yシャツやポロシャツが当たり前です。

父の日の贈り物といえばジョニ黒をはじめとする高級ウイスキーやネクタイ、働き盛りのお父さんには「通勤快足」なんて靴下をセットにしてプレゼントしたりしていました。

2011年の東日本大震災の時、勤務先から数十キロも歩いて帰宅しようとした「帰宅難民」の経験から、自転車通勤やスポーツシューズで通勤する人も増えました。通勤事情まで変化してしまったわけです。今ではコロナ禍があって、リモートワークも増えました。そんな時代を生きている若いお父さんには、昔の価値観からは考えられなかった贈り物が喜ばれます。

変化したお父さんの価値観で喜ぶものは?

では今のお父さんは何を喜ぶのでしょう? もちろん一口に「お父さん」と言っても30〜40代から上は80〜90代まで生きてきた時代はさまざまです。戦中戦後生まれなら昭和の価値観が通用するかもしれませんが、もう現役を退いているのが普通ですからサラリーマンという枠には収まりません。

かといって現役バリバリのお父さんに年配向けのプレゼントは似合わないでしょう。30代のお父さんはまだお子さんも小学生だったりしますが、80代ともなるとひ孫がいてもおかしくない年代です。30代と80代では親子以上の年代の差もありますし、50代を過ぎると体力的にも物欲的にも変化が現れます。

そこでそれぞれの年代別に”物”にこだわらず、欲しがりそうなものをチョイスしてみました。

年代別のおすすめプレゼント

40代

昔は、お父さんといえば、帰ってきたら晩酌が定番でした。今でもお酒の好きな男性はたくさんいますが、時代とともの嗜好も変わり、以前のように日本酒やウイスキーを好んで飲む人は減っています。40代といえば就職してから20年あまり。新人の時代には一世を風靡した焼酎ブームがありましたが、今ではビール一辺倒という人がほとんどです。ギフトの予算的には、1000〜3000円位が一般的です。兄弟姉妹と一緒に贈るなら、1万円くらいのちょっと高価な贈り物もいいでしょう。

お酒やグラスのセット

 それぞれの嗜好によりますが、お酒といっても高級ウイスキーや高級ワインではなく、ビールサーバーやグラス・ステンレスの保冷タンブラーなどがいいかもしれません。缶ビール用のサーバーも安く出ていますから、それらを選ぶのもいいでしょう。

高級おつまみギフト

これもそれぞれの嗜好になりますが、ちょっと高級なおかきや帆立の薫油漬けはおすすめです。あまりお母さんの手を煩わせることなく、一口でパクッとできるものがいいかもしれません。追加するときに「もうちょっと食べたい」なんてお母さんにお願いすると、「今日はもうそれでやめておきなさい」なんて言われかねません。

お取り寄せギフト

鰻や海鮮丼などのお取り寄せを家族全員分揃えるのもいいでしょう。お酒が好きなお父さんなら、+αの焼酎や日本酒の利酒セットを加えてもいいかもしれません。

高級アイスコーヒー

アルコールが得意でないお父さんには、高級アイスコーヒーなどもいいでしょう。

室内着

夏に向けてブランド品の高級室内着も喜ばれます。欲しいものはなんでも自分で買ってしまうと思いがちですが、家の中で着るものはあまり自分では買わないものです。

50代

50代になると子供たちも中高生になったりしてあまり家にいなくなり、家族で一緒に過ごす時間もガクンと減ってしまうことが多いようです。ちょっと寂しい思いもしているお父さんに、この機会に一緒の体験をしてもらうのもいいかもしれません。普段は話をすることも少なくなってしまった子供達と、話の話題になるようなものをプレゼントすれば、きっと喜んでくれるに違いありません。予算的にはちょっと奮発して1〜2万円くらいが目安になります。

財布

結婚前に妻からプレゼントしてもらったお財布も、そろそろ年季が入ってくたびれている頃です。意外とお財布は自分で買おうと思っても決心がつかないことの多いアイテムです。今はキャッシュレスで多額の現金を持ち歩くことも少ないですから、カードが多めに入るものがいいかもしれません。

腕時計

今はスマートウォッチ全盛ですが、50代の男性は素直にスマートウォッチに移行できないこともあります。お父さんの使っているスマホに合わせてスマートウォッチをプレゼントするのもいいでしょう。使い方を説明する中で、子供の成長を実感してもらういい機会になるかもしれません。

スポーツグッズ

ゴルフや釣り、ジョギングなどが趣味のお父さんには、サングラスやスマホ用のワイヤレスイヤホンなどはいかがでしょう。アウトドアでは偏光レンズの入ったサングラスが水面や窓ガラスの反射を抑えられるのでおすすめです。

高級おつまみギフト

お酒を飲まないお父さんでも、各地の名産のおつまみは喜んでもらえるでしょう。一般にお酒に合うものはご飯にも合うので、おつまみとしてだけでなく、ご飯のお供としていかがでしょうか?

60代

60代になると、息子や娘も独立していることが多いので、記念品よりは家族が集まれる「モノより思い出」的なギフトが喜ばれます。まだ60代でしたら体力的にも問題ないので、兄弟姉妹でご両親を家族旅行に招待するのもいいでしょう。

旅行・お食事ギフト

スケジュール的に宿泊旅行が無理なら、レストランでのディナーに招待するのもいいでしょう。夫婦でお食事もいいものですが、義息子や義娘と久しぶりに会って話ができれば喜ぶでしょう。ただ義息子や義娘にあたるあなたの夫や妻の同意を得ておくことが大切です。

ホームパーティー

「父の日」という名目で自宅に両親を招待して、ホームパーティーを開くのはどうでしょう。オードブルなら前もって仕込んでおくことも可能ですし、買ってきたオードブルを自宅の食器に綺麗に盛り付けるだけでも見栄えがします。自分で作った料理を自宅で食べて貰えば、今の家庭生活の一端も見てもらうことができます。

70代

70代になると欲しいものも物欲も減退してきますが、逆に生活の中で不自由に感じることが増えてきます。

ウエアラブル・スピーカー

50代後半から加齢による耳鳴りに悩まされる人は結構多いものです。テレビの音もボリュームをあげないと聞き取りにくくなったりします。しかし自分だけの都合で音量を上げてしまうと、周囲の人には迷惑なこともあるのです。そこで役に立つのが、自分の耳元だけで大きな音の出せるウエアラブル・スピーカーです。発信機をテレビのイヤホンジャックに差し込んで、無線で耳元のスピーカーを鳴らす仕組みです。今のテレビなら音量はそのままに、大きな音で聴きたい人の耳元だけで大きな音を出せるスグレモノです。

健康グッズ

自宅でテレビなどを見て過ごす時間が長くなったお父さんには、座り心地のいい椅子や座椅子を贈るのはいかがでしょうか。また散歩が好きなのに歩くのが辛くなってきたなら、杖をプレゼントしてもいいかもしれません。こういったものは自分から買うにはプライドが許さなかったりしますが、自分の子供からプレゼントされれば素直に喜べるものです。

まとめ

お父さんと一口に言っても生活習慣や性格はさまざまです。幾つになってもお酒が大好きな人もいれば、散歩や外出が大好きな人もいます。急に今の生活を変えるのは体力的にも精神的にも苦痛になりかねないので、今の生活の中でひとときの清涼剤になるような負担のないものを選ばれるといいのではないでしょうか。

 

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