こんにちは鳥巣です。今週のあさイチの中継は、北陸新幹線敦賀延伸を来週末に控えて福井県からです。越前といえば”越前和紙”が有名です。そんな中でも越前市には越前和紙のことがよくわかる「越前和紙の里」があります。越前和紙は和紙の産地の中でも1500年の歴史がある文化的にも重要なものです。紫式部も越前和紙に「源氏物語」を書き綴っていたのかもしれません。
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越前和紙とは?
越前市の山あいに「岡太(おかもと)神社・大瀧神社」という神社があります。今を遡ること約1500年、この地区を流れる川の上流に女神が現れました。
女神は、「この地は清らかな水に恵まれているからこの水で紙漉きをして生計を立てよ」と、丁寧に紙漉きの技を村人に教えたといいます。これが越前和紙のはじまりとされています。
この女神は”川上御前”として崇められ、岡太神社の祭神となりました。紙の神様を祀っているのは全国でもここだけという珍しい神社です。
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岡太神社・大瀧神社の社殿は、檜皮葺きの屋根が4層重なって作られており、日本一複雑な屋根といわれ、日本国内でも類をみない、大変珍しい神社です。
岡太神社・大瀧神社
福井県越前市大滝町13-1
TEL:0778-42-1151
URL:https://okahuto-jj.jimdo.com/
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越前和紙の紙すき体験はどこでできる?
越前和紙の紙すき体験は、岡太神社・大瀧神社から徒歩15分ほどの、「越前和紙の里」にあるパピルス館で受け付けています。大人から子供まで、スタッフのサポートで20〜40分ほどもあれば、さまざまな和紙をすき上げることが出来るそうです。
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押し花や染料も用意されているので、自由な発想で自分だけの和紙を作ることができます。紙をすくだけでなく、うちわや御朱印帳の表紙として製本することも可能です。
いずれも1,000円〜3,000円程度で体験できるようです。紙漉き体験なんてなかなか出来るものではありませんから、いい旅の思い出になるかもしれませんね。
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またパピルス館にある「和紙処えちぜん」は、越前和紙産地組合の直売店で、書画用和紙はもちろん、工芸用和紙や趣味の和紙、折り紙・しおりなどの雑貨等が豊富に揃っています。残念ながらオンライン販売はしていないようです。
和紙の里 パピルス館
福井県越前市新在家町8-44
予約・問合せTEL:0778-42-1363
開館時間:9:00〜16:00
休館日:火曜、年末年始
URL:https://www.echizenwashi.jp/facility/papyrus/#option
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越前和紙のまとめ
越前和紙とは?
今から1500年ほど前のこと、今の越前市大瀧地区を流れる川に女神が現れ、「この地は清らかな水に恵まれているからこの水で紙漉きをして生計を立てよ」と、丁寧に紙漉きの技を村人に教えたといいます。これが越前和紙のはじまりとされています。
越前和紙の紙すき体験はどこでできる?
越前和紙の紙すき体験は、岡太神社・大瀧神社から徒歩15分ほどの、「越前和紙の里」にあるパピルス館で受け付けています。大人から子供まで、スタッフのサポートで20〜40分ほどもあれば、さまざまな和紙をすき上げることが出来るそうです。