こんにちは鳥巣です。5/13のあさイチでは、香川県の丸亀城から中継されるようです。丸亀城では「キャッスルエクスペリエンス」という、お城に宿泊して殿様のような体験ができるツアーを募集しているようです。丸亀城といえば岡山県の倉敷から、瀬戸大橋を渡って、四国に着いたところにある町で、日本に12ある現存天守(江戸時代以前に建築され、現在もその姿を残している天守)のうちの一つである丸亀城は有名です。
丸亀城宿泊体験の内容は?
丸亀城の「キャッスルエクスペリエンス」では、次のようなことが体験できるようです。
- 入城・チェックイン
丸亀城に到着後、大手二の門(1670年に建築された国の重要文化財)でチェックインします。 日本全国で、天守と大手門が現存するのは丸亀城・高知城・弘前城の3城のみです。

- 丸亀城大手一の門で太鼓の演奏
チェックイン後は、丸亀伝統の和太鼓を聴けます。 丸亀には、まるがめ婆娑羅太鼓、讃州丸亀塩飽八幡太鼓、塩飽神面太鼓、太鼓道 荊などの多くの団体がその文化を継承しています。

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- 客室(延寿閣別館)へ案内
太鼓の演奏を楽しんだら、客室がある延寿閣別館へ案内してもらいます。 道中は急勾配の「見返り坂」を上り、日本一の技術を誇る高石垣を眺めながら歩きます。

- 天守貸切ガイド
一般の客が入れない夜の天守を貸切にできます。往時の造りをそのまま残す天守は、唐破風や千鳥破風を美しく配した 国の重要文化財に指定される建造物です。貸切でガイドが案内してくれます。

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- 延寿閣別館にて献上の儀~夕食
夕食は料理人の挨拶に始まり、丸亀の地産地消の特産品を堪能できます。旬の野菜から希少な海産物など、地場で育まれた自然豊かな食材が楽しめます。 熟練のシェフが作り出す京極家(江戸時代に、約210年間の間、丸亀藩を治めた大名家)ゆかりの一皿を心ゆくまで楽しめます。

- 丸亀城天守でナイトラウンジ
重要文化財になっている天守の空間が貸切のナイトラウンジとして楽しめます。 飲み物を片手に音楽とともに、特別な空間と時間を過ごせること間違いありません。お楽しみの後は延寿閣別館に戻って就寝となります。

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- 市内の中津万象園の母家に移動して朝食
市内にある名勝「中津万象園」へ。 中津万象園は1688年に、丸亀藩京極家二代目藩主京極高豊によって、 中津の海浜に築庭された池泉回遊式の大名庭園です。 樹齢約650年と言われている大傘松を眺めながら母家で朝食を食べることが出来ます。

- 中津万象園内の松帆亭でうちわづくり体験
庭園にある松帆亭で丸亀の伝統工芸、うちわ作りを職人のレクチャーによって体験できます。 丸亀のうちわは国内シェア9割を占め、国の登録有形民俗文化財に指定されています。

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- 中津万象園の茶室・観潮楼で煎茶席体験
うちわ作り体験の後は、現存する日本最古の煎茶室と言われている「観潮楼」で、 急須などを使って煎茶や玉露などの茶葉を用いる煎茶道を、中津万象園の庭園を眺めながら体験できます。

- 延寿閣別館のチェックアウトまでのんびりと自由時間を楽しめます

チェックアウトまでは、自由に時間を過ごせます。チェックアウト時間になったら延寿閣別館に戻り、着替えや支度の後、チェックアウトになります。これら一連の宿泊体験(1泊2食と各種体験)で、料金は約2名利用で632,500円(1名あたり)、3名利用で465,670円(1名あたり)です。料金もお殿様向けでしょうか?
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丸亀城ってどんなお城なの?歴史は?
丸亀城は丸亀市内の中心部にあって、標高約66mの亀山に築かれた平山城です。別名を亀山城と呼ばれています。本丸・二の丸・三の丸・帯曲輪・山下曲輪があって、東西約540m・南北約460mのうち内堀内側の204,756平方メートルが史跡の範囲になっています。
高さ日本一の石垣を有する「石垣の名城」として有名で、その石垣に鎮座する天守は、現存十二天守の一つです。丸亀城は、生駒親正(いこまちかまさ)がその子の一正(かずまさ)と共に慶長二年から五年がかりで築いた、自然の小山を利用した平山城です。築城400年を超えていますが、今でも自然と調和した独自の様式美を残しています。
織田信長の築いた安土城や豊臣秀吉が築いた大坂城を手本にしたといわれています。江戸時代初期の城郭石垣を築く技術が最高水準に達したときに作られたもので、優れた技術で積まれた石垣を見ることができます。特に丸亀城の主要な石垣は、高く美しい曲線が特徴です。
「石垣の城」と呼ばれるその名のとおり、丸亀城は石垣の名城としても全国的に有名です。大手門から見上げる天守は威厳に満ちてそびえたっています。それは400年経った今でも決して色あせることなく、自然と調和した独自の様式美をはっきり現在に残しています。「日本100名城」にも選ばれて、花見や散歩など市民の憩いの場としても親しまれています。

丸亀市は、対岸の岡山県倉敷市から、瀬戸大橋を渡って車や鉄道で行くことが出来ます。本州から簡単に行くことが出来る上に、その途中にある瀬戸大橋からは長大な橋の絶景を見ることもできます。
私は瀬戸大橋から丸亀城、金毘羅様を巡り、愛媛県の道後温泉や今治から「しまなみ海道」を通って広島に戻ってきました。しまなみ海道の途中にある大三島からは、フェリーで”うさぎ島”といわれる広島県の「大久野島(おおくのしま)」にも行きました。途中の島には伯方(はかた)の塩で知られた伯方島(今はここでは作っていないのですが)や、国産レモン生産量No.1の”瀬戸内レモン”で知られ「生口島(いくちじま)」もあります。

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まとめ
丸亀城宿泊体験の内容は?
丸亀城の「キャッスルエクスペリエンス」では、丸亀城大手一の門で太鼓の演奏や延寿閣別館での夕食や宿泊、丸亀城天守でナイトラウンジ、市内にある名勝「中津万象園」での朝食や煎茶会などが体験できるようです。
丸亀城ってどんなお城なの?歴史は?
丸亀城は全国に12か所しかない現存天守をもつ貴重なお城です。本丸・二の丸・三の丸・帯曲輪・山下曲輪があって、高さ日本一の石垣を有する「石垣の名城」として有名です。