こんにちは鳥巣です。4/14のあさイチでは、奈良県から木工品の中継があるようです。奈良県も南部になると、紀伊山地の中になりますから、林業が盛んな地域なので、木工製品を中心にした産業が盛んなのではないでしょうか?そんなところで、どんな木材でどんなものを作っているのか?どこで買うことができるのかを調べてみました。
※当日は国会中継のため放送されませんでした
なぜ十津川村は木工の町なの?
十津川村は奈良県の最南端に位置し、西は和歌山県、東は三重県に接しています。人口は3000人余りで、その広さは、村としては日本一の広さです。そしてその面積の96%が森林という、森林資源に恵まれ、古くから林業が盛んに行われてきた土地です。
世界遺産の「熊野参詣道小辺路」や「大峯奥駈道」が通っており、1,000m級の山々に囲まれているため、美しくも厳しい自然環境で、良質なスギ・ヒノキが育まれています。
豊富な森林資源があるにもかかわらず、秘境と呼ばれる険しい山奥の村では、山から木を伐り出すのは簡単ではありません。そこで十津川村は村を挙げて林業の再生に取り組み、より安全で効率的な林業を推進して、都市部へのPRや販路を開拓しています。
村が取り組む「林業の6次産業化」とは、山から木を切り出す「1次産業」から製材・加工などを行って、建材や家具などに商品化する「2次産業」、それを販売する「3次産業」までの全てを村内で行う新しい林業のことを指します。
そこで、KIRIDAS TOTSUKAWAでは、村内の木材で家具を作り、それを販売するだけでなく、十津川村の林業を外に広めていく「6次産業化」の拠点を担っているわけです。
また、世界遺産でもある紀伊山地の霊場と参詣道が村内を通り、源泉かけ流しの温泉や、清流、滝、吊り橋など、気持ちの良い大自然を活かしつつも、木工品を中心とした村の魅力をアピールしているのです。
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どんなものを作っているの?どこで買えるの?
KIRIDAS TOTSUKAWAは、十津川村の木を使い、十津川村で作られた家具や木工品を製造、展示・販売する拠点です。ここは村の木工家たちが集まって運営しています。「KIRIDAS(キリダス)」という名前は、山から木を伐って運び出すことを意味する「伐り出す」という言葉に由来しています。
工房では家具や木工品が職人によって生み出されています。「KIRIDAS ORIGINAL」の他、家具デザイナー監修の「TOTSUKAWA LIVING」シリーズなど、「村の木を使い、村の工房でつくる」をテーマにして、それぞれの職人のオリジナル品やオーダーメイド家具の制作を行っています。
公式Webサイトでは、オリジナルの木工品のオンライン通販も行っているようです。もっとも本気で買おうと思ったら、直接見に行きたくなりますよね。
KIRIDAS TOTSUKAWA
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まとめ
なぜ十津川村は木工の町なの?
十津川村は奈良県の最南端に位置し、その広さは、村としては日本一の広さです。そしてその面積の96%が森林という、森林資源に恵まれ、古くから林業が盛んに行われてきた土地です。この美しくも厳しい自然環境で、良質なスギ・ヒノキが育まれていますが、豊富な森林資源があるにもかかわらず、秘境と呼ばれる険しい山奥の村では、山から木を伐り出すのは簡単ではありません。そこで十津川村では、山から木を切り出す「1次産業」から製材・加工などを行って、建材や家具などに商品化する「2次産業」、それを販売する「3次産業」までの全てを村内で行う「林業の6次産業化」を目指しています。
どんなものを作っているの?どこで買えるの?
村内にある「KIRIDAS TOTSUKAWA」では、十津川村の木を使い、十津川村で作られた家具や木工品を製造、展示・販売しています。公式Webサイトでは、オリジナルの木工品のオンライン通販も行っているようです。
