有吉弘行もかかった副鼻腔炎ってなに?原因と治療は?

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こんにちは鳥巣です。タレントの有吉弘行さんが自身のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHTDREAMER」で、副鼻腔炎に罹って手術をしたことを報告しました。ところで副鼻腔炎ってどんな病気?という方のために、副鼻腔炎についてまとめてみました。
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副鼻腔炎(蓄膿症)ってどんな病気?

副鼻腔炎(ふくびくうえん)は一般に蓄膿症(ちくのうしょう)とも言われる鼻の病気です。副鼻腔炎の主な症状としては、

 ・鼻がつまる
 ・鼻汁が出る
 ・鼻汁が喉に落ちる
 ・咳や痰が出る
 ・目やにが出る
 ・目の奥が痛い、重い
 ・歯が痛い
 ・頭痛、頭重がする
 ・ニオイを感じない
出典:「高松赤十字病院」

などがあります。ちなみに「鼻腔」とはいわゆる鼻の穴です。副鼻腔は顔の周辺にある空洞で、主に3つに分かれていて左右の額、鼻筋の左右、小鼻の左右にあります。どれも鼻と繋がっています。この中に炎症が起きると膿が溜まってしまいます。下が副鼻腔の位置を示した図です。

副鼻腔
出典:耳鼻咽喉科「内藤クリニック」

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私は趣味でスクーバダイビングをするのですが、ダイバーは水中に潜る際に、鼓膜の内側(内耳)の圧力を水中の水圧に合わせるために、水中で頻繁に耳抜きをします。

高層ビルのエレベーターに乗ったり新幹線がトンネルに入ったり、飛行機が離着陸する時に、耳にツーンという違和感を感じた方も多いのではないでしょうか?これも耳の内側と外側の圧力が異なるために起きる現象です。

耳抜きにはいくつかの方法がありますが、鼻をつまんで「フンっ!」と息を鼻から出そうとする「バルサルバ法」というやり方があり、この時に鼻から副鼻腔に細菌が入って炎症を起こしたりすることがあります。

有吉さんの場合は、副鼻腔に細菌が入って炎症を起こすような”急性”ではなく、生まれつきの鼻腔内の構造によるものだったようですが、いずれにしても一般的には適切な治療を行えば割と簡単に快癒する症状です。
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副鼻腔炎(蓄膿症)の原因や治療法は?

副鼻腔炎の主な原因は細菌感染によるものです。疲労や病気で体の抵抗力が弱っている時などは、経験的にも特に発症することが多いようです。鼻水が副鼻腔内に溜まって細菌が繁殖することで起こります。

また、副鼻腔の中でも上顎洞は上顎の歯に近いため、歯周病や虫歯、その治療の際に開けた穴から細菌が入り込んで炎症を起こすこともあります。私も経験がありますが、この時には副鼻腔炎に気づかずに海に潜った際に「歯が痛い!」→「虫歯か?」と勘違いして歯医者に駆け込んだこともありました。

その他にもいろいろな原因があるようなので、しょっちゅう鼻が詰まっていたり、鼻水が止まらないなどの冒頭にあるような症状があれば、一度耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。

治療方法は、内服薬によるものやネブライザーという鼻から薬剤を吸引する方法などがありますが、今回の有吉さんのように先天性の鼻腔の構造によるものであれば手術ということもあるようです。いずれにしてもこれは医師の判断になりますので、自分で勝手に判断せずに耳鼻咽喉科を受診してください。

ネブライザー
ネブライザー

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副鼻腔炎(蓄膿症)まとめ

副鼻腔炎(蓄膿症)ってどんな病気?

副鼻腔炎は蓄膿症とも呼ばれ、鼻の周りの内部にある副鼻腔が細菌などで炎症を起こす病気です。ほとんどの場合は命に関わるような症状ではありませんが、早めに耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。

副鼻腔炎(蓄膿症)の原因や治療法は?

内服薬の投薬や薬剤の吸引をすることで治ることが多いのですが、自己判断で治療することなく、耳鼻咽喉科を受診しましょう。中には有吉さんのように、先天的に鼻腔内の構造の問題ということもありますので、治療は医師の適切な判断で行ってください。

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