12月6日のぶらり途中下車の旅では俳優の松尾 諭さんが銀座線で途中下車の旅を愉しまれます。スタートは上野・寛永寺の天井絵の竜のようですがこの後、松尾さんはどこで途中下車をしてどんなところを訪れるのでしょうか?一緒に想像しながら街歩きを楽しんでみましょう。
八方睨みの龍が描かれる上野寛永寺の天井絵とは?
創建400周年の上野・寛永寺では先日、節目の記念に奉納された天井絵の竜に目を描く「画竜点睛」の儀式があったそうです。天井画に目を入れることで制作に約5年かかった巨大な天井絵が完成しました。
「叡嶽双龍(えいがくそうりゅう)」という名前の絵で、寛永寺の根本中堂の天井に縦約6メートル、横約12メートルの大きさで、日本画家で東京芸術大名誉教授の手塚雄二さんが2匹の竜が絡み合う様子を描かれました。読経の後、手塚さんがやぐらに上がり、2匹の竜の四つの目のうち、残していたひとつの目に仕上げの筆を走らせたのだそうです。

寛永寺
- 東京都台東区上野桜木1丁目14-11
- TEL:03-3821-4440
- 拝観時間:9:00~17:00
- 休観日:なし
- URL:https://kaneiji.jp/
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神田の老舗フルーツパーラーの「青レモンスカッシュ」ってなに?
ここは予告画像を見る限り末広町の「フルーフデゥセゾン」だと思われます。このお店には”青レモンスカッシュ”というメニューはあるのですが、特に”青い”わけではなさそうです。それともまだ緑色のレモンの輪切りを使っているので「青レモン」ということにしたのでしょうか?でもこれに”何かを加えると本当に青くなる!”のだとしたら驚きですね(笑)

フルーフデゥセゾン
- 東京都千代田区外神田4丁目11-2 高關ビル
- TEL:03-5296-1485
- 営業時間:11:00~17:00(土・日曜は10:00~から)
- 定休日:なし
- URL:https://fruits-de-saison.com/
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懐かしの機器が勢揃いする絶滅メディア博物館ってなに?
絶滅メディア博物館は、技術進化の過程で滅んだ、もしくは滅びつつあるメディア機器を収集展示する私設博物館です。展示品には自由に触ることができ、動画を含む撮影も可能です。館内のライブラリー資料も自由に閲覧することができます。懐かしいガラケーもずらりです!
神田駅から徒歩3分、大手町駅から徒歩5分のところにあって、「紙と石以外のメディアはすべて絶滅する」という考え方の元、技術の進化と共に滅んだ、また滅びつつあるメディア機器を収集展示しています。
多様なメディア機器が揃う中でも、特に展示スペースが多く設けられているのが家庭用動画カメラのコーナーです。8mmフィルムカメラ(9.5mm、ダブル8、シングル8、スーパー8)から、ビデオカメラ(ベータマックス、VHS-C、8ミリビデオ、DV)、そしてメモリーカメラまで、技術の進化が理解できるように10年ごとに区切って展示されています。
また、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で主人公マーティが劇中で担いでいたビデオカメラや、スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的映画「フェイブルマンズ」で使われていた8ミリカメラの同型機なども展示していて、さらにスティーブ・ジョブズが開発を主導したパーソナルコンピュータ・Macを年代ごとに展示しているコーナーもあり、メディア機器に詳しくなくても楽しめる工夫が施されています。
| 施設概要 | 1500点のメディアとメディア機器を常設展示。 すべての展示品は手で触れることが可能で写真や動画の撮影もOK。館内ではWi-Fi、電源が利用可。常設されているフィルムスキャナー、ドキュメントスキャナーも利用できます。回転台付きの撮影ブースでは収蔵品を移動させての撮影も可能。映画やテレビ、MVなどの撮影向けのレンタルも相談可。 |
| 入館料 | 入館料 一般2,000円・学生 1,000円・障がい者/介助者/子ども(15歳以下)無料 現金またはクレジットカード ※2025年4月時点 |

絶滅メディア博物館
- 東京都千代田区内神田2丁目3-6 楓ビル 1階
- TEL:03-5256-5700
- 開館時間:不定(Webサイトで要確認)
- 休館日:基本的になし
- URL:https://extinct-media-museum.blog.jp/otemachi/
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本格的な味にこだわる!カラスミ焼きそばってどこ?
ここは八百屋さんと美容室が一緒になったサービス&物販店舗の「重津商店」です!店主の増本さんによれば、
何故か初期の頃から漠然とトータルビューティーを目指したい、健康ありきの美容だという気持ちを持っていました。髪の毛の悩みを作り出しているのはカット(切り方)という師、土屋雅之さんの背中を見て育ち私自身も私なりに日々『感じて』考えて実践、行動していく中で1人も同じ髪の毛、頭の形の人はいないということに気付きそこから今まで以上に目の前のお客様の事を『感じとる力』をより意識するようになりました。」
トータルビューティーを提案する為に健康とは何かを考えるようになり様々な食事法や健康法を学んだり試したりするようになりました。
そしてそこでも感じたのは同じ身体の人も1人もいないということだったといいます。そこから食事法などの「やり方」ではなく「素材」を追い求めるようになりました。その中で肥料や農薬を使用しないという考え方に出会い(ざっくり言うと自然栽培?)衝撃を受け、そして私が実践していた「剪定」(髪の切り方)と繋がったのだそうです
それから自然栽培を実践している方達との出会いがあり、職業こそ違えど同じ「志」を持って活動している生産者さん達とのご縁が広がっていくのが面白く、楽しく、嬉しくなってしまったのだといいます。
「なんとかしてこれをカタチにしたい!」
と思ってなんとか作ったのが今のお店なのだといいます。

重津商店
- 東京都中央区銀座1丁目20-11
- TEL:不明
- 営業時間:11:00~19:00(土・日曜は~18:30まで)
- 定休日:なし
- URL:https://www.instagram.com/shigetsusho10ginza
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履き心地抜群のモロッコのスリッパは表も裏も羊皮!?
ここは表参道に実店舗を構える「Fatima Morocco(ファティマ モロッコ)」ではないでしょうか?
「Fatima Morocco」は日本でも指折りのモロッコ雑貨専門ブランドです。革製のスリッパであるバブーシュ、かご、ランプ、食器‥など伝統の手仕事の品に、センスの光る刺繍などが施され、“ここにしかないもの”で溢れた唯一無二のショップです。
運営するのは、バイヤー、スタイリストなどを経て18年前に「Fatima Morocco」を始めた大原真樹さん。モロッコ雑貨に魅せられたのだといいます。

モロッコを訪れた時、最初に惹かれたのは色だったといいます。モロッコは色彩の国で、空や山のような自然の色が豊かで、その景色の中にある建物や伝統工芸の雑貨などがとても映えるのだそうです。
アフリカの土着な雰囲気だけでなく、フランス領土だったこともあってエスプリが効いていて、ファッションに興味のある、「日本の女の子たちに紹介したい!」と思ったのだそうです。
Fatima Morocco/ファティマ モロッコ
- 東京都港区南青山3丁目9-12 佐藤ビル 2階
- TEL:03-6804-6717
- 営業時間:11:00~18:00
- 定休日:金・日曜
- URL:https://www.fatimamorocco.com/
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ダッチベイビーパンケーキってなに?
ダッチベイビーパンケーキって知っていましたか?”ダッチベイビー”とはドイツ生まれのパンケーキの一種で、スキレット(鉄製のフライパン)ごとオーブンで焼き上げるのが特徴です。 これを提供しているのは南青山にある「i2 cafe (アイツーカフェ)」だと思われます。
オーブンで焼くことで、シュー生地のように縁が大きく膨らみ、外はサクサク、中はもちもち・しっとりとした独特の食感になります。クレープの食感に似ているとも言われています。
一般的なパンケーキのようにフライパンで焼くのではなく、バターを溶かしたスキレットに生地を流し込み、オーブンで焼き上げます。食べ方は、焼き上がった熱々の状態に、手作りのホイップバター、粉砂糖、レモン汁などをかけて食べるのが本場流なんだそうです。シンプルながらも、バターの風味とレモンの爽やかさが特徴です。フルーツや生クリームなどをトッピングするアレンジも人気があるそうです。

i2 cafe (アイツーカフェ)
- 東京都港区南青山3丁目9-1 ABlim 1f
- TEL:03-6804-1201
- 営業時間:8:00~18:00
- 定休日:なし
- URL:https://www.instagram.com/i2.cafe/
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まとめ
今回、松尾諭さんは上野から表参道駅か外苑前駅まで途中下車の旅を愉しまれたようですね。寛永寺の竜の天井画や青い(?)レモンスカッシュ、絶滅メディアの博物館など興味深い場所もたくさんありました。モロッコの羊皮スリッパをはじめとした雑貨も綺麗で魅力的でしたが、最後のダッチベイビーもぜひ食べてみたいものですね。皆さんはどんなところに興味を惹かれましたか?





