こんにちは鳥巣です。今週のあさイチの「いまオシ!LIVE」は北海道・十勝からの中継ですが、14日の木曜日は帯広市のお隣、音更町から「やさいくる」と題して、規格外で出荷できない野菜だけでなく、廃棄されてしまうことの多い葉っぱや実などの未利用部分を使って、紙やキャンドルへのアップサイクルする取り組みが紹介されます。
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やさいくるペーパーってなに?
「やさいくるペーパー」とは、ニンジンの葉っぱやとうもろこしの皮やヒゲなど、普段は使われない野菜の廃棄される部分を活用して、葉っぱなどを漉き込んだ紙です。
普段の生活の中でもスーパーのチラシや梱包に使われた大量の紙がゴミとして出ます。新しく紙を作るなら、「古紙を生まれ変わらせたい」という想いから、原料にリサイクル古紙や廃棄される野菜の葉っぱなどを使って、一枚一枚、手漉きで紙に仕上げています。
それは葉っぱや割れて出荷できない豆などを漉き込んだ、素材によって一つ一つ風合いが異なり、同じものが二つとないサスティナブルな紙です。
「やさいくる」 URL:https://yasaicle.net/
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原料の野菜はどうやって集めてくるの?
葉っぱやトウキビのひげ、サイズが小さくて販売されない規格外の野菜などの原料は、主に個人で経営されている有機栽培農家さんから譲っていただいています。
SDGs(国連が定めた「持続可能な17の開発目標」)の中で「やさいくる」は、その目標12の「つくる責任 つかう責任【持続可能な消費と生産のパターンを確保する】」を目指しています。
ロス野菜を混ぜ込んだ「やさいくるペーパー」
やさいくるペーパーには次のような例があります。
原料によって随分と風合いが異なるものですね。
他にも、アスパラガスの葉と実やビーツなどがあって、30枚で5,000円前後で販売されているようです。絵画や書、名刺などとして活用されているようです。
やさいくるペーパーの注文は「やさいくる」のサイトで受け付けているようです。
「安くていいものを!」と、戦後の日本はそれだけを追求してきましたが、それではもう地球環境を守りきれないということに、多くの人が気づき始めています。効率だけを追求する生き方は、もう限界が見えてきました。
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廃棄される野菜で作る「菜(さい)キャンドル」
畑で作られる野菜はすべてが収穫されるわけではありません。畑じまいの際に出る、小さくて販売されずに廃棄される野菜や、出荷の際に選別されて商品にならないものなど。これらは、そのまま畑に撒かれて肥料となることが多いようです。
この肥料として撒かれている野菜を、農家さんにほんの少し分けていただいて、可愛い「菜(さい)キャンドル」に生まれ変わりました。
北海道音更町産の菜たね油と幕別町の農家の人参の葉を活用した菜キャンドル(carrot)。菜たね油由来のほんのりクリーム色のキャンドルを、農園で大切に育てられた人参の葉っぱで彩った天然素材のキャンドルです。
こちらも「やさいくる」のWEBサイトで購入できるようです。
https://yasaicle.theshop.jp/items/80332891
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十勝・音更町の「やさいくる」のまとめ
やさいくるペーパーってなに?
「やさいくるペーパー」とは、ニンジンの葉っぱやとうもろこしの皮やヒゲなど、普段は使われない野菜の廃棄される部分を活用して、葉っぱなどを漉き込んだ紙です。SDGsの観点からも、地球環境にやさしい取り組みです。
原料の野菜はどうやって集めてくるの?
葉っぱやトウキビのひげ、サイズが小さくて販売されない規格外の野菜などの原料は、主に個人で経営されている有機栽培農家さんから譲っていただいています。