こんにちは鳥巣です。NHKの「うまいッ!」で12月18日に紹介されたマイヤーレモンですが、レモンに比べて酸味が少なくそのままでも食べられるようです。詳しいことは現地からのレポートを楽しみにしましょう。
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マイヤーレモンってなに?
マイヤーレモンは、レモンとオレンジの自然交配できたレモンです。普通のレモンより皮が薄く、表面がツルツルで、果汁が多いのが特徴です。
このマイヤーレモンは、御浜町と隣町の紀宝町で全国生産量の9割を占めています。御浜町は三重県の南部、世界遺産・熊野古道でも知られる和歌山県新宮市や那智勝浦町に近いところに位置する、太平洋と聖地・熊野が出会う海と山の町です。
普通のレモンは酸味が強いので、果汁や果皮を使うことはあっても果実をそのまま食べることはあまりありません。しかしマイヤーレモンは甘さもあるので、そのまま食べたり、レモンのように果皮や果汁を使うこともできます。
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マイヤーレモンの原産地は中国といわれています。1900年代にアジア各地で植物を収集していたオランダ生まれの植物学者フランク・ニコラス・マイヤーによって発見され、その果実をアメリカに持ち帰ったとされています。
その後、アメリカでは家庭菜園などで栽培されるようになり、カリフォルニアの有名レストランのシェフが料理に使ったり、有名料理研究家が使うようになったことで、マイヤーレモンの名は注目されるようになりました。
その特徴は、普通のレモンより少し大きめでふっくらとしています。表皮は割と滑らかで、熟すと濃いオレンジ色になります。このあたりがみかんとの交雑種の特徴かもしれません。
味は、甘味があり酸味は少なく、みかんとレモンの中間といった味わいで、独特の香りがして果皮の苦味もあまりありません。
神奈川県には「湘南ゴールド」というオレンジと温州みかんを掛け合わせて作られた柑橘類がありますが、これも成っている時の果実の色はまさにレモンそのものなのに、食べてみるととても甘いので近年人気になっていますが、マイヤーレモンもそれに近いのかもしれません。
海外産のマイヤーレモンは6〜10月頃が旬のニュージーランド産が多く輸入されていますが、国産の三重県御浜町や紀宝町、静岡県などで採れるマイヤーレモンは生産量が少なく希少です。
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どうしたら手に入るの?
国産のマイヤーレモンは11月から2月頃まで、御浜町や紀宝町の産直や無人市等でご購入できます。また、ふるさと納税の返礼品として、マイヤーレモンが使われたジャムやクラフトチューハイがあるようです。
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生のマイヤーレモンなら、季節限定になるようですが、こんなサイトもあります。
他にも国産マイヤーレモンで有名なのは、兵庫県伊丹東野産の「たみまるレモン」があります。たみまるレモンは、伊丹市のマスコット「たみまる」にちなんで名づけられたそうです。
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普通のネット通販では、「食べチョク」の、
などがあるようで、産地を問わないなら「マイヤーレモン お取り寄せ」などで検索すると多くのサイトが検索結果に表示されます。
希少だといわれている国産のマイヤーレモンですが、ネット通販を利用すれば手に入れられるようですね。お試しあれ!
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マイヤーレモンのまとめ
マイヤーレモンってなに?
マイヤーレモンは、レモンとオレンジの自然交配できたレモンです。普通のレモンより皮が薄く、表面がツルツルで、果汁が多いのが特徴です。原産地は中国といわれています。1900年代にアジア各地で植物を収集していたオランダ生まれの植物学者フランク・ニコラス・マイヤーによって発見され、その果実をアメリカに持ち帰ったことからマイヤーレモンと呼ばれています。
どうしたら手に入るの?
11月から2月頃までは現地の御浜町や紀宝町の産直や無人市等で手に入るようですが、なかなか現地まで行かれないという方はネット通販が便利です。産地を問わないなら「マイヤーレモン お取り寄せ」などで検索すると多くのサイトが検索結果に表示されます。今では、ふるさと納税の返礼品として、マイヤーレモンが使われたジャムやクラフトチューハイなどもあるようです。