「どっこい、まだ生きております。」の元NHK・鈴木健二アナが死去!時代は変わりました

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こんにちは鳥巣です。2024年3月29日に元NHKアナウンサーの鈴木健二さんが亡くなっていたことが発表されました。最近の若い方にはあまり馴染みがないかもしれないので、調べてみました。

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元NHKアナウンサーの鈴木健二さんは、現役時代にクイズ番組の「面白ゼミナール」や、教養番組「歴史への招待」で有名なアナウンサーでした。

鈴木健二アナウンサー(産経ニュースより)
鈴木健二アナウンサー(産経ニュースより)

鈴木健二
誕生日:1929年(昭和4年)1月23日
没年月日:2024年3月29日(95歳没)
学歴:東北大学文学部

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紅白歌合戦の司会をされた時には、引退宣言をしていた都はるみさんがトリで歌った後で、客席からアンコールの拍手が沸き起こり、すかさず鈴木健二アナがアドリブで「私に1分間時間をください」と客席に向かって呼びかけました。

すると今度は、舞台でしゃがみ込んで泣いていた都はるみさんに向かって、「エネルギーが少しでも残っていたら歌ってください」とアンコールを促しました。

この時の「私に1分間時間をください」は当時、流行語にもなったように記憶しています。

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著書「気くばりのすすめ」は、周囲に対してほんの少しの気配りさえしなくなってしまった現代人に向けて、”人と人が心地よく生きていくための秘訣”を啓示して、大人からコミュ障(当時はまだそんな名前はありませんでしたが)の若者の間でも話題になりました。

「気くばりのすすめ」の発刊から34年経った2016年には「気くばりのすすめ、34年目〜どっこい、まだ生きております。」を刊行されました。

その著書の中で、講演会に呼ばれて舞台の袖から出た途端に客席から、「あら、まだ生きてたのね」という声が聞こえてきたことで、新しく本を書く気になったと述べておられました。

戦前の方ですから今の時代とは「不適切にもほどがある」ところがないわけではありませんが、色々と考えさせられるご意見をお持ちの方でした。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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