石川・金沢のお土産で喜ばれる地元民が選ぶ王道はなに?輪島の柚餅子屋さんも買って応援!【あさイチ】

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こんにちは鳥巣です。6/13のあさイチ・愛でたいnipponでは石川・金沢が特集されます。能登半島は元旦の地震で大きな被害が出ました。震災に遭われた方には深くお見舞い申し上げます。

金沢といえば全国的にあまりにも有名で、地元に住む友人に”美味しいお寿司屋さん”を尋ねたら、「駅ビルの中の回転寿司だってすごく美味しいよ!」と言われました。

言葉通りに金沢駅に着いた途端に駅ビルの回転寿司に行きましたが、いきなり北陸・金沢の実力を見せつけられて驚いたものです。

そんな金沢でも、観光客にあまり知られていない地元民の名物があるはずだと思って探してみました。

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地元民が他県民に誇る老舗のお土産

まずは金沢市民が他県民に誇る”お土産の王道”をご紹介します。

1.「きんつば」(きんつば中田屋)

金沢を代表する和菓子の一つです。寒天で固めた粒あんを小麦粉の薄皮で包んだシンプルな和菓子です。石川県内でも「きんつば」は多くのお店で作られていますが、多くの地元民が老舗「きんつば中田屋」の「きんつば」を選びました。上品で程よい甘さや高級感のある包装が人気の秘密のようです。市内には7店舗が営業しています。

きんつば中田屋(本町店)

  • 石川県金沢市元町2丁目4番8号
  • TEL:076-252-4888
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 定休日:1月1日・2日
  • URL:https://www.kintuba.co.jp/

2.「月よみ山路 栗むし羊羹」(松葉屋)

「松葉屋」は江戸時代、加賀藩発祥のお店です。お店を代表する「月よみ山路 栗むし羊羹」は、葛を加えて蒸し上げた独特な歯ごたえの餡が特徴です。切っても切っても出てくるほど贅沢に栗が使われていて、その大胆な見た目に驚かない人は少ないでしょう。近江町市場近くの「金沢エムザ」でも取り扱っています。

松葉屋(本店)

  • 石川県小松市大文字町69
  • TEL:0761(22)0120
  • 営業時間:9:00〜18:00(水・日・祝は16:00まで)
  • 定休日:なし
  • URL:http://www.matsubaya.jp/

3.「紫舟」(紫舟小出)

1917年創業の石川県では言わずと知れた名店「柴舟小出」のお煎餅です。他にも可愛らしい見た目の創作菓子「新菓苑」やくるみを模った最中、山野草など、幅広く和菓子を展開しています。ここでは店名でもある代表的なお菓子「柴舟」を取り上げてみました。辛さや風味を損なわないように、その都度絞っているという生姜と砂糖を使った、味も見た目も上品な煎餅です。

紫舟小出(金沢駅西店)

4.「宝達」(森八)

河北郡森本町で創業し、390年の歴史があるという「森八」です。加賀藩主創意の落雁「長生殿」など、石川の歴史と深く結びつく和菓子を作り続けているお店です。「能登大納言小豆」や「能登の粗塩」、「宝達葛」といった石川県の豊かな食材を用いており、原材料にもこだわっています。つぶあんをしっとりとしたもち皮に包み、金沢らしく金箔をあしらった、加賀藩の御用金山「宝達山」にちなんだお菓子です。

宝達(本店)

  • 石川県金沢市大手町10-15
  • TEL:076-262-6251
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 定休日:1月1日・2日
  • URL:https://www.morihachi.co.jp/

5.「烏骨鶏かすていら」(烏鶏庵)

烏骨鶏の養鶏業を営んでいることを背景にお菓子などを手掛ける「烏鶏庵」さん。金沢市の山中で大切に飼育される烏骨鶏の貴重な卵を使った「烏骨鶏プリン」や「烏骨鶏バームクーヘン」は、卵のコクがしっかりと感じられる控えめな甘さで、地元民にも高い人気を誇っています。中でも「烏骨鶏かすていら」はその味もさることながら、表面に金箔がたっぷりと使われた金沢らしい演出のバリエーションもあって、お土産には最適です。金沢市内に6店舗を展開しています。

烏鶏庵(本店)

  • 石川県金沢市西念4-22
  • TEL:076-223-2266
  • 営業時間:9:30〜18:30
  • 定休日:1月1日・2日
  • URL:https://www.ukokkei.co.jp/

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密かに県民に愛されている地元ならではの味

”老舗の味”に続いては、地元民に昔から愛されてきたお菓子とお茶です。

6.北陸製菓「ビーバー」

北陸唯一のビスケットメーカーとして、1918年に加賀で発祥した「北陸製菓(hokka)」ですが、世代を超えて愛されるお菓子作りを目指すという理念のもと、幅広いラインナップで商品展開されています。中でも、揚げあられの「ビーバー」は石川県民におやつ・おつまみとして愛される商品で、様々なフレーバーがあることや素朴な風味が評価されています。世界で活躍するNBAの八村塁さんの影響もあって話題性抜群のお土産です。市内のコンビニやスーパーなどでも取り扱っているようです。

金沢彩匠

  • 石川県金沢市押野2丁目290-1
  • TEL:076-243-7155
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 定休日:水曜、年末年始
  • URL:https://hokka.jp/

7.加賀麩不室屋「宝の麩」

江戸時代より長い間愛されてきた加賀麩ですが、焼き麩、生麩など食べ方は多様で、石川県では様々な料理に使われています。お湯を注ぐと宝箱に見立てたふやきの中から彩り豊かに麩や葱が広がり、見ても楽しめる定番の商品です。お吸い物なら苦手な人が少なく、重量が軽いので持ち運ぶ際に楽なのもお土産にお勧めする理由です。

不室屋「宝の麩」

  • 石川県金沢市尾張町2-2-18
  • TEL:076-221-1377
  • 営業時間:10:00〜17:30
  • 定休日:火曜
  • URL:https://www.fumuroya.co.jp/

8.まつや「とり野菜みそ」

石川県民のソウルフードとして知られている「まつや」の「とり野菜みそ」。大豆と米麹から作る米みそに数種類の調味料や香辛料などを混ぜ合わせた、現代人の好みにもマッチするように調味された味噌です。そして「とり野菜みそ」の「とり」は鶏肉からではなく、野菜や栄養を摂るという意味が込められているそうです。定番の鍋だけでなく、調味料としても料理にもピッタリです。市内のスーパーなどで取り扱っているようです。

まつや

9.丸八製茶場「献上加賀棒茶」

加賀棒茶は石川県発祥のほうじ茶です。昔から加賀市周辺ではお茶の栽培が盛んで、お茶の葉を摘み取る際に混ざる茎を焙煎して飲んでいたことが始まりなんだそうです。今では、全国的に親しまれているお茶で、中でも「丸八製茶場」の「献上加賀棒茶」は、その名の通り昭和天皇の石川県訪問に合わせて作られた、由緒正しい原料・製法にこだわった最高級のお茶です。都内の品川駅「エキュート」にも直営店があるようです。

丸八製茶場

  • 石川県金沢市木ノ新保町1-1金沢百番街「あんと」内
  • TEL:076-222-6950
  • 営業時間:8:30〜20:00
  • 定休日:なし
  • URL:https://hyaku.kagaboucha.com/

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地元民が愛してやまない酒の友

最後は古くからの加賀名物「ゆべし」です。金沢ゆべし「柚雲」は加賀藩前田家のお殿様が召し上がったゆべしです。お茶うけにもお酒の肴としてもお召し上がりいただけます。2024年1月1日の能登半島地震と輪島市の大火で、輪島朝市店は焼失してしまったものの、輪島本町店は倒壊を免れたようですが、残った店舗も非常に荒れており修理と整理に十分な労力と時間が必要となりそうです。公式サイトではオンラインストアがあるようなので、能登半島の復興という意味でも協力できればと思っています。

柚餅子総本家 中浦屋 わいち本店

  • 石川県輪島市河井町わいち4部97番地
  • TEL:0768-22-0131
  • 営業時間:8:00~18:00
  • 定休日:なし
  • URL:https://nakauraya.jp/

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まとめ

地元民が他県民に誇る老舗のお土産

金沢市民が他県民に誇る”お土産の王道”のお店を5店舗紹介しています。加賀らしい老舗の味が味わえると思います。

密かに県民に愛されている地元ならではの味

昔から地元民に昔から愛されてきた石川県のお菓子とお茶を4つご紹介してみました。

地元民が愛してやまない酒の友

昭和のおじさんにとっては、加賀といえば「ゆべし」です。石川県輪島市にある柚餅子のお店を紹介しましたが、能登半島地震の影響で、復興まではもうちょっと時間がかかるようです。せめて「勝って応援、食べて応援!」したいと思います。

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