こんにちは鳥巣です。仕事中や勉強中にBGMをかける人もいると思います。音楽は精神的にリラックスできる効果もありますが、何かに集中したいときには、思考の妨げになってしまうこともあります。そんなときに効果的なのは川のせせらぎ音や、浜辺の潮騒だったりします。そんな環境音をiPhoneから流すことが出来る方法を解説します。
iPhoneのバックグラウンドサウンドを設定するには?
iOSのバックグラウンドサウンド機能は、iOS 15で追加された機能で、雨音や波の音、ノイズなどの環境音を再生し、集中やリラックスを促すものです。iOS 18では新しいサウンドも追加されました。
iOS 15に対応している機種は、iPhone 6s以降のiPhoneです。iPadでは第7世代以降のAirやProを含むすべての機種が対応しています。設定の仕方は、
- 「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」→「オーディオとビジュアル」→「バックグラウンドサウンド」を選択します。ここで「バックグラウンドサウンド」を選択して一番上のスイッチをオンにし、好みのサウンドを選択します。
iOS 18では、「夜」や「たき火」といった新しいサウンドが追加されました。コントロールセンターにバックグラウンドサウンドのボタンを追加することで、より簡単にアクセスできます。
さらに「メディアの再生中に使用」をオンにすると、AppleMusicなどで聴いている音楽に被せて、バックグラウンドサウンドを流すことも可能です。
環境音には、先日のNHK「あさイチ」でも紹介していた、認知症予防に効果があるという、話題の「40Hz」の音も含まれていると思われますから、もしかしたら音楽に被せて流すと何らかの良い効果があるかもしれません。
もっともふつうの人間の耳で聞こえる音域は、20~20KHz(20000Hz)といわれていますから、40Hzはかなりの重低音で、スマホやパソコンのスピーカーでは恐らく再生できないので、イヤホンかヘッドフォンで聴くしかなさそうです。
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簡単な操作でバックグラウンドサウンドを流すには?
iPhoneでバックグラウンドサウンドを流すには毎回、「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオとビジュアル」→「バックグラウンドサウンド」と操作して、バックグラウンドサウンドのスイッチをオンにする必要がありますが、毎回この操作をするのは面倒です。
そこでiPhone15 Pro及びPro Maxか、iPhone16の全機種であれば、本体右側に搭載されている「サイドボタン」の機能をカスタマイズするか、「コントロールパネル」にバックグラウンドサウンドのコントロールを追加することでON/OFFの操作が可能になります。

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サイドボタンのカスタマイズ
サイドボタンをカスタマイズするには、
「設定」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」で、「バックグラウンドサウンド」にチェックを入れれば、サイドボタンをトリプルクリックするだけで「バックグラウンドサウンド」がON/OFFすることが可能になります。
ここで「バックグラウンドサウンド」以外のショートカットにもチェックを入れた場合は、サイドボタンをトリプルクリックした際には、選べるショートカットのメニューが表示されるようになります。もちろんここで「バックグラウンドサウンド」を選択すれば、バックグラウンドサウンドが再生されるようになります。
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コントロールセンターにバックグラウンドサウンドのコントロールを追加する
もうひとつはコントロールセンターにバックグラウンドサウンドのコントロールを追加する方法です。画面の右上から画面下に向かってスワイプするとコントロールセンターの画面が開きます。
ここで画面の一番右上にある「+」をタップすると「コントロールの追加」画面になるので、画面の一番下にある「コントロールを追加」をタップして画面の下の方にある”聴覚アクセシビリティ”コーナーから音符が3つ書かれた「バックグラウンドサウンド」を選んでタップします。これでコントロールセンターに「バックグラウンドサウンド」のスイッチが追加されました。
他にもアクセシビリティの機能を使えば、”声を使ってiPhoneのカメラのシャッターを切る”といったことも可能になるので、近いうちに記事をUPしていく予定です。