帰れマンデーのゴールにある”開運菩薩”は「虚空像菩薩」?!坂上田村麻呂が平安時代に創建した?

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こんにちは鳥巣です。7/22の帰れマンデー!!見っけ隊では、福島の会津若松でサンドの伊達さんが食べたかったという絶品のソースカツ丼を食べたり、南会津の大内宿に行って名物の「ネギそば」を食べたりするようですね。会津若松で最近話題だという会津若松・長門屋さんの「羊羹ファンタジア」も買ったりするのでしょうか?

旅のゴールにある「塔のへつり」は100万年にもわたる侵食と風化で作り出された天然記念物の奇岩の景勝地ですが、吊り橋の先にあるパワースポットとして知られるお堂には、807年(平安時代)に坂上田村麻呂が創建したものとされる「虚空像菩薩」が納められています。

伊達さんが食べたかったソースカツ丼は?

会津若松は、お隣の喜多方ラーメンと並んで、「ソースカツ丼」が名物です。市内にはソースカツ丼を出すお店が公式で15軒もあり、「伝統会津ソースカツ丼の会」なるものまで結成されて、ますます勢いづいているようです。ここでは老舗と言われる創業50年以上のお店を2軒ご紹介します。

私が会津若松を訪れた日は猛暑日で気温が40℃近くあったので、残念ながらカツ丼を食べる気分になりませんでした(苦笑)

白孔雀食堂

創業80年間も継ぎ足し続ける伝統のソースが味わえるお店です。メニューは名物のソースカツ丼だけだそうです。

とんかつ 番番

こちらも創業から50年を迎える老舗とんかつ専門店です。先代から引き継いだ秘伝のソースが決め手だそうです。

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羊羹ファンタジアも会津名物?

会津若松にはちょっと変わった「羊羹ファンタジア」というスイーツがあるのをご存知でしょうか?会津若松市にある「会津長門屋」さんという和菓子店が開発した”映える”羊羹です。

羊羹ファンタジア(出典:長門屋公式サイト)
羊羹ファンタジア(出典:長門屋公式サイト)

羊羹を切り分けると、時の移ろいとともに現れる断面の飛ぶ鳥の姿や月の満ち欠けが楽しめるという一品です。

手作りの和菓子の良さを若い人や海外の人にも知ってもらいたいという想いでこの羊羹を開発したそうです。店内では飲食できないようですから、お土産に買って帰ったら家でも楽しめそうですね。

会津長門屋 本店

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箸を使わず長ネギ一本で食べる蕎麦とは?

南会津の大内宿に伝わる「ネギそば」は江戸時代から、箸を使わないでネギ一本で食べる風習があるそうです。ネギをそのまま齧れば薬味にもなるので、一石二鳥です。

生ねぎは蕎麦の味を出すためのものではなく、子孫繁栄を願ったもので、婚礼などのめでたい席で宴たけなわとなった頃に料理番(今でいう板長)が「そば口上」を述べた後で客人にふるまわれたと言われています。

ネギそば(出典:食べログ)
ネギそば(出典:食べログ)

大内宿は江戸時代の町並みを今に残す宿場として整備されています。「下野街道と呼ばれた会津と日光を結ぶ街道の両脇には、茅葺き屋根の民家が並び、江戸へ向かう大名や旅人の宿駅として重要な役割を果たしていました。

現在では30軒以上の茅葺き屋根の民家が並ぶ様子は極めて珍しく、年間約80万人の観光客が訪れ賑わいを見せているといいます。

大内宿(出典:「おいでよ南会津。」)
大内宿(出典:「おいでよ南会津。」)

大内宿には数多くの高遠(たかとお)そばを提供するお店がありますが、ここではその中から4軒をご紹介します。

そば処 本家玉屋

本家玉屋は後白河天皇の第二王子以仁王が草鞋を脱がれたという家柄です。築400年以上の座敷で歴史を感じながら食事を楽しめます。

脇本陣 石原屋

まるごと一本のねぎをお箸の代わりにして味わう、大内宿の名物「ねぎそば」は、温と冷のねぎそばが提供されています。

三澤屋

大内宿の入口である、共同駐車場に近い所にあるのが「三澤屋」さんです。茅葺き屋根や店内の囲炉裏がとても良い雰囲気で、土日は行列ができる人気のお店です。こちらのお店では、十割そばを使った「高遠そば」が味わえます。

そば処 こめや

ねぎを使って食べる「ねぎそば」をはじめ、囲炉裏で焼いた岩魚や、つきたてのお餅を使ったメニューなども味わえます。「ねぎそば」は、温かいものと冷たいものから選べるそうです。自家栽培の餅米でついた餅を油でこんがり揚げた「おろし揚げ餅そば」は、おすすめの人気メニューです。

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断崖絶壁の奇岩渓谷の先にある“開運菩薩”とは?

「塔のへつり」は100万年にもわたる浸食と風化が生み出した国の天然記念物に指定されている南会津を代表する景勝地です。”へつり”とは地元の言葉で”断崖”のことです。

塔のへつり(出典:「おいでよ南会津。」)
塔のへつり(出典:「おいでよ南会津。」)

福島県会津地方の南会津東部を流れる大川による侵食によって形成された渓谷で、大川羽鳥県立自然公園の一角を占めています。1943年(昭和18年)に河食地形の特異例として国の天然記念物に指定されています。

一帯は凝灰岩(火砕流が固まったもの)、凝灰角礫岩、頁岩などが互い違い(互層)になっており、その軟岩部が長年の歳月による侵食と風化の作用によって形成された柱状の断崖です。

川には「藤見橋」という吊り橋がかけられていて、この橋を渡った先にあるのが奇岩の中に作られたお堂です。その中にご鎮座しているのが開運の“虚空像菩薩”です。

「なぜここに菩薩さまが?」と思うなかれ、なんとこちらの菩薩さまは807(平安時代)年に坂上田村麻呂が創建したものと伝えられています。

奇岩の渓谷を作った時代とは全く違いますが、菩薩様が作られた前年の806年には磐梯山が大噴火を起こしたという記録も残っているので、もしかしたらこの噴火を鎮めるために菩薩様を納めて祈祷したのかもしれません。

虚空像菩薩(出典:旅探)
虚空像菩薩(出典:旅探)

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まとめ

伊達さんが食べたかったソースカツ丼は?

会津若松は、お隣の喜多方ラーメンと並んで、「ソースカツ丼」が名物です。市内にはソースカツ丼を出すお店が公式で15軒もあり、「伝統会津ソースカツ丼の会」なるものまで結成されています。伊達さんは食べたかったソースカツ丼を食べられたのでしょうか?

羊羹ファンタジアも会津名物?

会津若松にはちょっと変わった「羊羹ファンタジア」というスイーツがあります。会津若松市にある「会津長門屋」さんという和菓子店が開発した”映える”羊羹です。羊羹の一部は透明で、切り分けると時の移ろいとともに現れる断面の飛ぶ鳥の姿や月の満ち欠けが楽しめるという一品です。

箸を使わず長ネギ一本で食べる蕎麦とは?

南会津の大内宿に伝わる「ネギそば」は江戸時代から、箸を使わないでネギ一本で食べる風習があるそうです。生ねぎは蕎麦の味を出すためのものではなく、子孫繁栄を願ったもので、婚礼などのめでたい席で宴たけなわとなった頃に料理番が「そば口上」を述べた後で客人にふるまわれたと言われています。

断崖絶壁の奇岩渓谷の先にある“開運菩薩”とは?

「塔のへつり」は100万年にもわたる浸食と風化が生み出した国の天然記念物に指定されている南会津を代表する景勝地です。”へつり”とは地元の言葉で”断崖”のことです。この奇岩の先にあるのが開運の“虚空像菩薩”を納めたお堂です。なんとこちらの菩薩さまは807(平安時代)年に坂上田村麻呂が創建したものと伝えられています。

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