こんにちは鳥巣です。2/6のあさイチでは、東京・狛江市在住の木彫仮面作家・山本博之さんの「博光工房」から中継されるようです。能に縁がない私は”お面”と言われても、昔、お祭りの屋台などで売られていた仮面ライダーなどのプラスチックのお面しか思い浮かびませんが、山本さんは一から木の塊を彫ってお面を作っている作家さんです。
どうして狛江でお面なの?
狛江は東京都中南部、多摩川の北岸にある街です。全国で2番目に小さな市ということでも有名です。狛江(こまえ)という名前の由来は、かつてこのあたりに高句麗(こうくり)からの渡来人(高麗(こま)人)が移り住んだためともいわれています。そういえば我が家の近くの大磯にも「高麗山」という山があって、そのあたりもかつて高句麗からの渡来人が住んでいたという言い伝えがあります。
そんな狛江には古くから全国的にも流行していたお祭りのお囃子が流行っていたそうです。中でも狛江市西野川の”小足立”というところでは、特にお囃子に熱心で、若い衆がよくお囃子の練習をしていたといいます。一時は随分盛んだったので、小足立のばかっ囃子といわれたくらいのものだったそうです。
若いころからそんな環境で育った山本さんは、子供のころから地元のお祭りでお囃子などを見て育ったので、囃子面(神楽面)が身近にあったのだそうです。特に”狛江だから”というわけではないんですね。
囃子面には、おかめ、ひょっとこや狐、外道、獅子などがあります。お祭りの山車や屋台の上で囃子に合わせて踊られます。囃子は神をほめたたえる重要な手段で、元は「はやす」という言葉に由来しているそうです。
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お面はどうやって作ってるの?
お面は桐の木の塊から彫りだします。高級タンスなどにも使われる軽くて柔らかい木です。お面の大体の大きさから角材を切り出して、ノミや鉈で削っていきます。詳しい製作工程は山本さんのYoutubeチャンネルにもUPされています。
現在では海外の方に人気で、注文しても納品までに3年待ちの状態になってしまったので、新しい注文は中断しているそうです。しかし、ウレタン樹脂や粘土で作った既製品なら、通販サイトでも販売されているようです。
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まとめ
どうして狛江でお面なの?
狛江には古くから全国的にも流行していたお祭りのお囃子が流行っていたそうです。中でも狛江市西野川の”小足立”というところでは、特にお囃子に熱心で、若い衆がよくお囃子の練習をしていたといいます。若いころからそんな環境で育った山本さんは、子供のころから地元のお祭りでお囃子などを見て育ったので、囃子面(神楽面)が身近にあったのだそうです。
お面はどうやって作ってるの?
お面は桐の木の塊から彫りだします。高級タンスなどにも使われる軽くて柔らかい木です。お面の大体の大きさから角材を切り出して、ノミや鉈で削っていきます。中には樹脂や粘土で作ったお面も制作されているようです。