こんにちは鳥巣です。普段はテクノロジーやマーケティングのトレンドをメインに追いかけている私ですが、2024年も本格的に動き出したので、時代遅れにならないように、グルメや経済のトレンドもちょっと追いかけてみようと思います。元旦から能登半島では大震災があって、まだまだ復旧半ばですが、今年は復旧・復興の動きから新しいトレンドが生まれるかもしれませんね。
![トレンド](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/5c82d3fb7179a6837c7065194fb314e5.webp?resize=760%2C570&ssl=1)
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時代遅れにならないためにどうしたらいい?
時代遅れにならないように…!2024年にもしかしたら流行るかも知れない、あさイチで取り上げられるかもしれないトレンドをピックアップして解説していきます。
1.「パリおにぎり」
2024年は、4年に一度開催されるスポーツの祭典・オリンピックの年です。今回の会場はフランス・パリ。開会式などのセレモニーや各競技ももちろん、パリで今流行している食文化も日本で注目を集めそうです。
今、パリで何が流行っているかというと、なんと日本の「おにぎり」なんです。
パリ在住の料理人で人気のYouTuberによると、「フランスでは、ある程度の人気が出たものは必ず定番化します。お寿司もラーメンも定番化しました」とのことで、パリのおにぎりが、日本にも逆輸入されるかもしれません。
フランスで売られているおにぎりは、日本とどう違うのでしょうか?基本的には包装やお米の種類は日本と同じです。たぶん長粒米だと粘りが少ないので、おにぎりには不向きなのかもしれません。
具材は照り焼きチキンやサーモンクリームチーズなどのフランスで多いお寿司のネタの組み合わせが多いようです。
![パリおにぎり](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/93ea8bc8410739f7ed80edf5c69f8f67.webp?resize=1024%2C1024&ssl=1)
逆に日本では定番の梅干しや昆布・おかかなどは日系のおにぎり屋さんにしかないそうです。
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2.「チムニーパン」
いま、韓国ではハンガリー発祥の煙突型パン「チムニー(煙突)パン」が人気沸騰中だそうです。そんな「チムニーパン」が食べられる、専門店が東京・新大久保に日本初上陸しました。
![チムニーパン](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/0966e2656ba94aa8f32c949520dd7160.webp?resize=1024%2C768&ssl=1)
チムニーパンはその名の通り、煙突のように上に向かってロールしています。パンの表面全体にチョコスプレーやシナモンがトッピングされていて、SNS映えしそうな雰囲気です。
![チムニーパンの食べ方](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/c91e80544b098afe681490b62d8d13fc.webp?resize=1024%2C768&ssl=1)
「Trdlo」
住所:東京都新宿区百人町1-1-17 1F
営業日:10時~23時
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3.「映えないSNS」
今、Z世代(おおむね、25歳以下くらいの世代)の間で人気の「BeReal」というSNSがあります。簡単にいうと、「仲の良い友達と写真を共有するアプリ」なんですが、ただの写真共有アプリではなくて、ちょっと特殊な条件下で使うアプリです。
1日1回、ランダムな時間に、アプリを入れているユーザー向けに通知が届きます。通知が来るタイミングは全ユーザー共通の時間ですが、どの時間に来るのかは全くわかりません。通知を受けたユーザーは、通知が来てから2分の制限時間内にアプリで写真を撮って投稿ができます。
![BeReal](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/BeReal.png?resize=818%2C691&ssl=1)
もちろん2分を過ぎても投稿はできますが、制限時間から「何分遅れの投稿なのかが表示される」というペナルティがあります。
自分が投稿することで友達の投稿が見られるようになるため、「2分以内に何とか写真を撮って投稿する」というミッションのようなものが与えられるわけです。
要するに、BeRealの通知はいつ来るかわからないので、自分が化粧する前や寝起きのタイミングで来ることもあります。2分以内の投稿なので、自分を着飾ったり加工したりする時間は一切ありません。
ですから、自分の「素」を仲の良い友人内で共有し合えることがBeRealの楽しさです。「盛る」や「映える」という文化から、「素」や「個性」を求めているZ世代が増えてきているのかもしれません。
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4.「グラブジャムン」
“世界一甘い”といわれているインドのお菓子です。小麦粉と砂糖、ミルクを合わせた生地をまん丸に成型して油で揚げ、シロップに漬けたのがグラブジャムンです。シロップ漬けのボール型ドーナツといったところです。。
![グラブジャムン](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/9f87953e8a191871812c673c29acf013.png?resize=1024%2C706&ssl=1)
Amazonでも売られています。
https://amzn.to/3TWkI6r
缶を開けるとひと口サイズのドーナツが8個、どっぷりとシロップに浸かっています。割ってみると中までひたひたです。匂いがもうすでに何かの香水かと思うほど甘い!
![グラブジャムン](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/4d6486191ce5dfbb5ff9f97f12d7bfc1.png?resize=1024%2C690&ssl=1)
ひとつ口へ放り込むと…甘っ!食べた瞬間もめちゃくちゃ甘いですし、噛んでいるうちにどんどん甘くなってきて、飲み込むころにはキンと脳に響くほどの強力な甘さです。これは究極の甘党向けスイーツですね。
缶を見たら「温めるとよりおいしい」と書いてありました。お皿に移し、電子レンジで軽く温めてみたところ、甘さよりもカルダモンのスパイス感が強く出てさっきより食べやすくなりました。
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5.「スペパ」
近年はやたらと「〜パ」というのが多くなっていますが、元祖は「コスパ」でした。コストパフォーマンス、要するにお値段に対する価値ということですね。
パフォーマンスは英語で、能力とか実績、演技などを意味する言葉ですが、ビジネスの世界では「効率」を表す言葉として使われています。コスパも同じような意味ですね。価格に対する効率…。
最近ではタイパ(タイムパフォーマンス)などもよく使われていますが、スペパ(スペースパフォーマンス)も同じように、効率的なスペースの活用という意味です。
特に都会では家や部屋も狭いですから、空間を効率的に活用しなければムダができてしまいます。モノを出しっぱなしにしていては、使えるはずのスペースが使えなくなってムダになります。
![スペパを実践し始めたきっかけ](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/fbe90f99ef2c3996c279a0855bf8fc5f.webp?resize=1024%2C1024&ssl=1)
コロナ禍で増えたテレワークでも、自宅に仕事場を作るわけですから、効率的なスペース活用をしなければ、プライベートの生活が圧迫されかねません。
例えば家具店でも、リビングやダイニングテーブルをテレワークのデスクとしても活用できるタイプのものが人気を集めるなど、テレワークの「スペパ」を意識した商品も数多くあります。
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6.「空中QR」
近年では、ドローンが人を魅了するアイテムとしても活躍をしています。撮影や災害救助、農薬散布などに扱われるだけでなく、ショートしての魅力が進化しています。
中でもドローンショーを進化させたといわれる、空中で輝くQRコードが注目されています。普段の生活でもよく目にし、活用されているQRコードが夜空に彩られるわけです。もちろん、実際にスマホでそのQRコードを読み解くことも出来ます。
今では誰もが24時間365日、スマホを肌身離さず身につけている時代ですから、そのスマホで簡単に読み取れるQRコードを大空に映し出す手法は、リアルタイムマーケティングとしてもますます増えていくのではないでしょうか?
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7.「ぬいポーチ」
「ぬいぐるみを持ち歩きたいけど、汚したくない…」。そんな悩みを解決するのがぬいぐるみポーチ(ぬいポーチ)です。
ぬいぐるみが入る小さめの透明ポーチにぬいぐるみを入れて、キーホルダーとしてバッグにつけたり持ち歩いたりすることができます。大切なぬいぐるみを保護しながら持ち歩けるアイテムとして、最近注目の推し活グッズです。
![ぬいポーチ](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/602f98946dfb0be5ef0b306687599d72.jpg?resize=1024%2C576&ssl=1)
化粧品会社は広告の目的で、記念日やクリスマスに限定のポーチを付けて発売することがあります。その多くが化粧品を入れる仕様のポーチで、化粧品の購買意欲を高める効果があります。
中でも女性の多くは(男性も?)小さなポーチを持っていることは多いものです。それが大好きな推しを応援したり、身近に置いておけるモノなら、とても嬉しいのではないでしょうか?
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8.「アジアン粥」
日本のお粥は、米を水で炊いて作られるシンプルなものが主流です。市販で売られているレトルトお粥のラインナップを見ると、具材は梅や卵といった単品が多いです。消化のいい料理で、風邪や腹痛など体調の悪い時の療養食というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
一方、最近専門店も増えている中国生まれの中華粥は、鶏ガラスープをベースに肉や魚介類を加えて炊きます。
東南アジアや台湾、中国などを旅行された方にはお馴染みですが、向こうのお粥には、たくさんの具材に、食べ応えのあるしっかりした味付けで、日本の療養食のイメージとは違った印象を持たれた方も多いと思います。
![アジアン粥](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/5bfc8a4f036a8e9b6e900fce9d178c94.webp?resize=1024%2C679&ssl=1)
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中国のマクドナルドでは、朝メニューのセットにお粥が選べるほど、お粥が日常の食シーンに浸透しています。
日本でも、2023年8月に味の素がカップ入りのお粥「粥粥好日」を販売開始しました。
![](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/aaa795c24037dd44d3e443c7a7b05fcf.jpeg?resize=560%2C420&ssl=1)
味のバリエーションは2種類で、台湾の定番朝ごはん「鹹豆漿(シェンドウジャン)」と、中華圏で一般的な辛い鍋料理「麻辣火鍋」をそれぞれベースにしています。これまでの日本のお粥とは違って、アレンジが効いていてしっかりした味付けのお粥となっています。
普段の生活の中でも健康を気にする中高年や、普段はジャンクな食べ物やスイーツばかりで「体に悪い」と感じているZ世代にも、罪悪感を和らげる意味で、2024年は「アジアン粥」がブームになるかもしれません。
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9.「クルンジ」
クルンジとは、クロワッサンと、「おこげ」を意味する韓国語・ヌルンジを合体させた言葉で、煎餅風のぺちゃんこにしたクロワッサンです。
![クルンジ](https://i0.wp.com/shonan-h-itsc.com/wp-content/uploads/2024/01/06d70c9d4cdbaddd4402c3fa158bb639.png?resize=1024%2C572&ssl=1)
名古屋市西区で韓国のグルメやコスメを扱うお店に、現地で流行しているスイーツの「クルンジ」が登場しました。
パリパリしていますがちゃんとクロワッサンのモチモチ感も残っていて、すごく美味しいスイーツです。想像よりもモチっとしていておいしいです。韓国発祥でパリモチ食感の「クルンジ」は、これから日本でも注目されるスイーツになりそうですね。
OPPA beauty&Cafe(オッパ ビューティー カフェ)
愛知県名古屋市西区新道1-20-19
TEL:052-756-3545
営業時間:10:30~17:00
定休日:無休
URL:https://koreafoodoppa.com/oppa-beautycafe/
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トレンドはファッションやAIなどのテクノロジーでも?!
テクノロジーの分野では、空飛ぶクルマや自動運転車、生活文化の分野ではマルチハビテーション(複数拠点に住まいを持つ)、ITの世界でも生成AIやクラウド、量子コンピューターなど、一部は実用化されているものも数多くあります。
ただ一般のトレンドになるには、あまりにも未来のテクノロジーなどは受け入れにくいものもあると思います。
ファッションの世界でも、パリコレのように時代の最先端を行くようなファッションが、大衆に受け入れられてトレンドになるまでには、若干の時間がかかったりします。
でも、トレンドやブーム、流行というものは、その多くがこれらの中から選りすぐって出てくるものです。
今回紹介したものの中から今年のトレンドになりそうなものは出てくるのでしょうか?
今年も流行やトレンドにアンテナを張り巡らせて、敏感にこれらを注視していきたいと思います。
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今年のトレンドのまとめ
時代遅れにならないためにどうしたらいい?
今回は「パリおにぎり」「チムニーパン」「映えないSNS」「グラブジャムン」「スペパ」「空中QR」「ぬいポーチ」「アジアン粥」「クルンジ」を紹介してみましたが、この中から今年のトレンドになるものは出てくるのでしょうか?皆さんもトレンドにアンテナを張り巡らせて「これは!」と思うものがあれば教えてくださいね。
トレンドはファッションやAIなどのテクノロジーでも?!
グルメや生活以外にも、トレンドになりそうなものはたくさんあります。今の流行だけに敏感になるのではなく、この先トレンドになりそうなものにもアンテナを張って、敏感に楽しい生活を送っていきたいものですね。